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Your search : [ author:写真佐渡多真子
文 原口純子] Total 4070 Search Results,Processed in 0.282 second(s)
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2841. 土地神と竜を祭る―春竜節
「春竜節(チュンロンジエ)」は、旧暦の二月二日(今年は西暦三月十一日)に行われる。土地神を祭り、竜を迎え、気候が順調で、豊作であることを祈る祭りだ。古代の盛大な祭り「祭社」(土地神を祭る)の「社」とは、つまり土地のことだ。民間では、土地は万物をはぐくみ、五穀を育て、生き物を養うと考えられている。それによって、土地崇拝と土地神の信仰が生まれ、「祭社神」(土地神)を祭る「社日節」が行われるようになった
Author: 丘桓興=文 魯忠民·写真 Year 2005 Issue 3 PDF HTML
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2842. 「黄梅戯」の世界切り開く 韓再芬さん
韓再芬(ハンザイフェン)さんは、有名な地方劇「黄梅戯」(ホワンメイシー)の看板役者だ。現代史では厳鳳英、馬蘭という著名な役者が黄梅戯を盛んにしてきた。そのため、黄梅戯の第二のふるさと安徽省で、人々から「梅開三度」(梅が三度開く)と呼ばれる彼女は、知らない人がないほどの名優なのである。湖北省の黄梅に生まれ、安徽省の安慶で形づくられた黄梅戯は、中国の伝統的な地方劇だ。民謡のおもむきのある豊かな歌唱と、
Author: 写真=馮進 文=侯若虹 Year 2005 Issue 4 PDF HTML
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2843. 世界遺産の宝庫―安徽省
二十一世紀の中国は、経済や科学技術が急速に発展している。日々忙しく暮らしている人々は、そうした中で歴史を顧み、自然に親しみたいという衝動にかられている。 安徽省は、中国東部に位置する内陸の省である。経済発展のレベルは中ほどに位置するが、ここならではの自然の景勝、歴史的遺跡、および古い文化が、人々に無限の楽しみと想像性を与えてくれる。
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 4 PDF HTML
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2844. 農家と食卓を彩る「緑色革命」
野菜農家の生活解宝華さん(三十九歳)は雲南省の呈貢県梅子村の農民で、野菜を栽培している。言葉少ない彼は一家の大黒柱であり、家族は妻と中学一年生の娘、そして病弱な母。一家の生活はすべて野菜栽培の収入にかかっている。村の中で、解さんの家庭は中流階層にあたる。家は総建築面積二百七十平方メートルの三階建て。テレビ、洗濯機、冷蔵庫、電気炊飯器、電子レンジなどの家電がそろい、庭には毎日の農作業で用いるトラクタ
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 4 PDF HTML
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2845. 人にやさしい長安街を目指す
今回は、中国でもっとも有名な「長安街」について考えよう。北京市を東西に走る大通りで、西は石景山区の「首鋼(首都鋼鉄)総公司」から東は通州区の「通胡路」まで、全長約五十キロ、中国一の長さを誇る。その中心部は西三環路(西第三環状道路)の「公主墳立体交差橋」から東三環路の「国貿立体交差橋」で、長さは十四キロほど、沿道には北京、ひいては中国の政治や経済、文化の主要な建築物が集中する。これらはまた、この都市
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 4 PDF HTML
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2846. 野に遊び、先祖をしのぶ―清明節
清明節は毎年、四月五日前後である。この日は、人々が墓に参って先祖を祭り、野山に出かけて春の遊びをする民間の祭日である。清明節は農暦(旧暦)の二十四節気の一つ。春風が吹き、暖かくなると、空気は新鮮で爽やかになり、天地は明るく、清らかになる。このため「清明」と呼ばれる。しかし、この時節は、雨が次第に多くなる。親に仕える道を重視する中国人は、「生者に仕える如く死者にも仕える」という考え方から出発し、墓を
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 4 PDF HTML
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2847. WTO加盟四年目の中国出版事情
中国の出版事情は、日本とはまったく違う。 長い間、中国では、本を出版し、販売できるのは、国の許可を得た国有の出版社や国有の書店だけだった。 しかし、改革·開放がはじまり、計画経済から市場経済へ向かい始めると、「本の世界」に変化が起こり始めた。民営の書店がゆるされ、販売での競争が始まった。さらに中国が世界貿易機関(WTO)に加盟すると、外資にも小売りと取次ぎ(卸売り)の分野が次々に開放された。 本の
Author: 張春侠=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 5 PDF HTML
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2848. 自分の城を自由に選ぶ
分配形式だった住宅出版社に勤務する陶汪泓さん(五十一歳)は、仕事で忙しい毎日を送っている。最近は週末や休日にもやることが増えた。近々住宅を購入しようと思っているので、数人の友人たちと連れ立って、下見に行くのだ。陶さんは夫と二十二歳の娘の三人家族で、二部屋ある住宅(建築面積八十平方メートル)に住んでいる。広いとはいえないが、住むには困らない。それでも家を買おうと思った原因は、七十の坂を越えた姑にある
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2005 Issue 5 PDF HTML
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2849. 「竜の心」の躍動を聴く広場
私はこれまでに何度も天安門広場を散策しているが、いつもその広さ、雄大さ、荘厳さに感動する。ここは全中国人の心の聖地である。すべての中国人の公共の空間となっていて、北京を訪れた地方の人々の一番の願いは、天安門広場を歩き、そこで自分と民族全体が融合する気持ちを体感してみたいということだろう。これはきわめて神秘的で崇高な感情だ。中国人はなぜ広場を自分と民族全体が融合する場と見なすのか。それは、宗教意識は
Author: 邱華棟=文 劉世昭=写真 Year 2005 Issue 5 PDF HTML
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2850. 竜船レースで屈原を祭る―端午節
「五月五日は端午節。ヨモギをさして、香りが漂う。ちまき(粽子)を食べて、砂糖をつける。竜船を水に浮かべて、喜びがわく」。言い伝えによれば、旧暦五月五日の端午節には、ちまきを食べて、竜船競漕(レース)を行うなどの習慣がある。いずれも、二千年以上前の愛国詩人·屈原を記念するためのものである。ヨモギの魔除け湖南省汨羅(べきら)県にある屈子祠村は、屈原が汨羅の河に身を投げて、殉死したところである。その後、
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 5 PDF HTML