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Your search : [ author:趙莘] Total 23 Search Results,Processed in 0.095 second(s)
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11. 大災害をくい止めた気象予測
人命と財産を守る天気予報中国西南部の四川省では、昨年の七月十二日から十四日にかけて三日間連続の集中豪雨が発生し、雨量が一〇〇~四〇〇ミリに達した。そのため、中国第一の大河―長江(揚子江)の上流で大洪水が発生した。そして、洪水が毎秒七万四〇〇〇立方メートル、水位一四一·四二メートルの勢いで四川省の万県を通過して、三峡を直撃、湖北省へ押し寄せた。これは三十一年ぶりの最高水量である。洪水は十八日前後に下
Author: 趙莘 Year 1982 Issue 7 PDF HTML
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12. 中国の造船業
以前、中国は遠洋貨物船の建造は無理で、もっぱら輸入にたよっていたが、現在では世界でもっとも有名な船級協会の造船規定(ロイド船級協会「LR」の造船規定およびその他の有名な造船国の船級協会の造船規定)に準拠した万トン級の貨物船が、輸出用につぎつぎと建造できるようになった。今年の初めに、わたしは、中国ではじめてロイド船級協会の造船規定に準拠して船舶の建造·輸出をおこなっている、大連造船所をたずねた。同造
Author: 趙莘 Year 1983 Issue 6 PDF HTML
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13. 渤海湾に油田開発の現状をみる
北京から汽車で塘沽(タンクー)につくと、大雨だった。大急ぎで、改札係りに渤海石油公司へはどう行くのかとたずねると、「ああ、海洋(ハイヤン)ね」とちょっと考えて「海洋なら六時にバります。ひと休みしてて下さい、呼んであげますよ」といってくれた。「ハイヤン」、いきなりそう言われてびっくりしたが、親切な改札係りが何のことを言ったのかは、すぐに分かった。塘沽という所はもともと天津市に属する遠郊で、以前は、海
Author: 趙莘 Year 1983 Issue 8 PDF HTML
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14. 華東のエネルギ―基地
北京から汽車で津浦(天津―浦口)線を南下し、黄河を渡り徐州を過ぎると、車窓からの眺めは一望千里の大平原に変わる。淮河流域に広がるこの平野は、淮北平原と呼ばれている。淮北平原は解放戦争の三大戦役のひとつ、淮海戦役の戦場としても有名である。三十余年を経た今日では、中国有数の石炭基地、両淮(淮南、淮北)炭鉱の所在地として全国にその名を知られている。記者は、最近、華東の“動力の郷(さと)”―両淮炭鉱を訪れ
Author: 趙莘 Year 1984 Issue 3 PDF HTML
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15. 中国における流行色の研究
カラフルな暮らしのために中国絹織物流行色協会の話によると、パリで発表された一九八五年の春夏の国際流行色二十六色の中に、中国が提供したアイボリー、コバルト、オールドローズ、ブリリアントイェローの四色が取り入れられているそうだ。これは、国際流行色委員会会員国の専門家たちが、一九八三年七月、パリで投票で決め、世界に発表したものである。国際流行色とは、ある時期に、世界各国、あるいは一部地域で、ひろく流行す
Author: 趙莘 Year 1984 Issue 10 PDF HTML
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16. ひっぱりだこの家電製品
都会の家電製品ブーム昨年初夏のある夕方、北京市王府井大通りの大マーケット東風市場の北門と西門に、それぞれ五〇メートルに及ぶ長蛇の列ができた。全国有名ブランドの電気冷蔵庫の展示即売会が開かれたためだ。並んだ人びとはここで順番券を待っている。客たちが自発的に始めたもので、先着順に順番券がくばられる。この方法は「品物不足」による混乱を解決するものとして、即売会側にも認められている。初夏は、冷蔵庫の売れ行
Author: 趙莘 Year 1985 Issue 1 PDF HTML
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18. 青島 開発すすむ一大リゾートと工業区
緑色の都市初めて青島に来て得た深い印象は、ここのすべてがあたかも「青」と「緑」に一体となって連がっていることだ。青い空、青い海、青々とした山々……。緑化された町は、いたるところ緑で覆われている。「青」と「緑」はこの都市に独特な美しさをもたらしている。背後に山をひかえ海にのぞむこの緑の都市は、市街地は整然としてきれいだ。さまざまな様式のヨーロッパ風の建物は、ほとんど起伏した山と曲がりくねった海岸線に
Author: 趙莘 Year 1986 Issue 3 PDF HTML
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19. 秦皇島 秦始皇帝ゆかりの地
磁器の名品も一目見たたけては、そのよさがよく分らないかも知れないが、詳しく鑑賞すれば、その精緻さ、芸術性に心が奪われてしまう。わたしの秦皇島についての見方もそのとおりだ。秦皇島市を訪れた印象から言うと、この都市は近代化された開放都市というよりも僻遠の素朴な風情に満ちた古城と言ったほうがさらにふさわしい。その山、海、港湾、そしてその秘められた美しさは確かに個性的で魅力に富んでいる。詩情にとむ秦皇島の
Author: 趙莘 Year 1986 Issue 4 PDF HTML
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20. 連雲港 内陸への最短ルート
北京から連雲港へは空路でも行ける。これは昨年四月に新しく開設された航路である。が、わたしは列車で行った。北京から南下し、徐州で隴海缐(連雲港―蘭州)に乗り換えて連雲港に直行、一日がかりだった。もし上海からそこへ行こうとすれば、空路、八六年就航の客船、列車のほかに、長距離バスでも行ける。孫悟空の古里連雲港市に着いて真っ先に目に入ったのは、市の中心部にそびえたつ雲台山だった。この山は江蘇省で一番高く海
Author: 趙莘 Year 1986 Issue 5 PDF HTML