北京から汽車で津浦(天津―浦口)線を南下し、黄河を渡り徐州を過ぎると、車窓からの眺めは一望千里の大平原に変わる。淮河流域に広がるこの平野は、淮北平原と呼ばれている。淮北平原は解放戦争の三大戦役のひとつ、淮海戦役の戦場としても有名である。三十余年を経た今日では、中国有数の石炭基地、両淮(淮南、淮北)炭鉱の所在地として全国にその名を知られている。記者は、最近、華東の“動力の郷(さと)”―両淮炭鉱を訪れ...
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北京から汽車で津浦(天津―浦口)線を南下し、黄河を渡り徐州を過ぎると、車窓からの眺めは一望千里の大平原に変わる。淮河流域に広がるこの平野は、淮北平原と呼ばれている。淮北平原は解放戦争の三大戦役のひとつ、淮海戦役の戦場としても有名である。三十余年を経た今日では、中国有数の石炭基地、両淮(淮南、淮北)炭鉱の所在地として全国にその名を知られている。記者は、最近、華東の“動力の郷(さと)”―両淮炭鉱を訪れ...