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Your search : [ author:写真·文 若虹] Total 630 Search Results,Processed in 0.105 second(s)
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11. 玉門関と漢の長城
一酢年からほほ三年、万里の長城の現淋を訴査する肺に参加する機会に恵まれた。今号から七回に分けて、その報告をすることにしよう。九〇年九月、手始めに漢代の長城遺跡を求めて、一行八人は玉門関周辺の探査に向かった。敦煙からツァイダムに通じる公路上を西南に一時聞、車は舗装路を離れてゴビの大砂漠にはいった。この先は、砂漠の奥深くからソーダと硝石を運搬してくるトラクタ-のわだちの跡をたどって進むしかない。途中、
Author: 写真 文 宝玉 Year 1992 Issue 11 PDF HTML
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12. 青島の海鮮料理
山東半島の南岸、外は黄海にのぞみ、内に膠州湾を抱える青島は、中国屈指の港湾都市。もともとはひなびた漁村だったので、いまでも海鮮料理が極めて豊富で、ナマコ、マダイ、ヒラメ、アワビなどが日常の食膳をにぎわす。海が干き潮になると、土地の人はじゃぶじゃぶと水の中に入って行き、ホラガイ、アゲマキガイ、カキ、バカガイなどを素手で捕ってくる。この青島に、櫃泉小吃街(小吃は一品料理のこと)と呼ばれる通りがある。「
Author: 写真·文秋華 Year 1992 Issue 11 PDF HTML
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13. 安徽省淮南市の陶磁器
安徽省の淮南市から東へ四十キロほど行くと、寿州窯跡のある上窯鎮に着く。寿州窯跡は一九六〇年に発見された。南北朝時代に開かれ、隋唐時代に隆盛を極め、明代に入ってその名を上窯と改めた。淮河流域沿いの五十キロの範囲内八十九カ所で、窯が見つかっている。早期に焼成されたのは、主として碗、壺、瓶、罐、鉢酒杯など。重厚、生地の硬さが特徴で、多くは半釉が施され、緑がかった、あるいは黄色を帯びた青色など釉色はさまざ
Author: 写真·文 馮進 Year 1993 Issue 2 PDF HTML
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14. 安徽省界首市の陶器
陶器の里、安徽省界首市。河南省と安徽省の境界線上にあり、「首集」(初めて市が開かれた)の地であることから、界首と名づけられた。人口六十六万人の同市は、三彩文様陶器や「刀馬人」のかめや罐で全国的に有名だ。製品は大別すると、伝統工芸品、庭園装飾品、建築用陶器の三種類。民間版画芸術の技術を採り入れ、唐三彩の黄、褐、緑の釉色を継承し、花鳥や人物など独特の文様が刻されている。田営鎮盧窯村に住む盧山義さん。こ
Author: 写真·文 馮進 Year 1993 Issue 3 PDF HTML
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15. 海螺溝
中国で最大級の氷の滝が、四川省の西部、甘孜(ガンズー)チベット族自治州の瀘定(ルーディン)県にある。その土地の名を海螺溝(ハイルオゴウ)という。貢嘎山(ミニヤ·コンガ、海抜7556メートル)の東のふもと、海抜1000メートルの大渡河から海抜3000メートルのこの海螺溝に至る一帯は、氷河と原始林が交互に共生し、湯量たっぷりの温泉も出るという、すばらしい風景区だ。亜熱帯から寒帯に至る野生植物は2500
Author: 写真·文 狄華 Year 1993 Issue 5 PDF HTML
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16. 昆明―開遠―小竜潭
昆明、石林、シーサンパンナ、大理、麗江……中国でも観光地の多いことで有名な雲南省だが、中国で最も古い狭軌の鉄道がここにあることを知る人は少ないだろう。昆河鉄道というその名の通り、省都昆明の北駅を起点とし、少数民族の住む山村を縫いながら南下、中越国境の町、河口鎮を経て、ベトナムの首都ハノイに至る。昆明に到着したその日すぐ、記者は開遠鉄路分局の馬君に案内され、午後十時五十五分昆明北駅発の三一一列車に乗
Author: 写真·文 馮進 Year 1993 Issue 6 PDF HTML
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17. 開遠と鶏街
日暮れ時になって開遠にもどって来た。開遠市は小さな町で、九〇%以上が山間部だ。二十余万の人口は三十いくつもの民族からなる。イ(彝)族、ミャオ(苗)族、回族、漢族、チワン(壮)族などが主な民族である。夕食後に夜市を見物しましょうと、開遠鉄道局の馬さんが誘ってくれた。駅につながる道をまっすぐ六、七〇〇メートルも行った所が十字路、ここを左に折れると夜市でにぎわう人民南路だ。道の両側の商店や露店は夜遅くま
Author: 写真·文 馮進 Year 1993 Issue 7 PDF HTML
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18. 福建省徳化県の磁器
徳化県は福建省の省部·福州の西南、有名な港湾都市·泉州の北部に位置する。全県に十八の郷と鎮、百九十六の村があり、総面積は二千二百三十二平方キロ。総人口は二十八万四千人だが、ここ出身の海外にいる華僑、香港や澳門(マカオ)に住む同胞は十万人以上を数える。徳化県は山間部にあるが、磁器の生産が盛んなことから、江西省の景徳鎮、湖南省の醴陵と並んで「中国三大磁器の町」と呼ばれている。泉州までは、大型バスに揺ら
Author: 写真·文 馮進 Year 1993 Issue 7 PDF HTML
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19. 戈姑―倮姑
芷村(しそん)にとまって、翌朝早く戈姑(かこ)駅に市を見に行った。戈姑は河口鎮から一二六キロ、戸数四十戸ばかりの山中の寒村だ。駅の後ろは山、すぐ前が深い谷。構内は長さ一キロ、幅一〇メートルもないが、ここが人の集まる絶好の場所なのだ。日曜になると、山道や線路ぞいを歩いて、あるいは汽車に乗って続々と人が集まる。二~三千人にはなるだろう。ミャオ族が大部分で、自家製の野菜や果物、刺繡を売って、肥料や服、塩
Author: 写真·文 馮進 Year 1993 Issue 8 PDF HTML
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20. 福建省竜海県の花釉陶器
福州市にある福建省工芸美術公司の展示ホールを見学した。そこで偶然、目にしたのが装飾芸術の陶器。非常にきれいで、古代陶器の模倣品や現代風のもの、造形も変化に富んでおり、釉色も実に多種多彩、観ていて時間のたつのを忘れてしまうほどだ。ホールの若い女性職員に聞いて知ったのだが、これが竜海県でこの数年つくられている花釉陶器だった。竜海県は福建省の東南部、九竜江の河口に位置している。東の美しい海浜都市·廈門(
Author: 写真·文 馮進 Year 1993 Issue 8 PDF HTML