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Your search : [ author:写真 馮進 李維江 施作模] Total 3415 Search Results,Processed in 0.095 second(s)
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91. 国際航空宇宙博覧会にわいた珠海
北京を発ってから約二時間、晴れ渡る青空の下で快適なフライトを続けていた飛行機が着陸態勢に入った。眼下には青い海が広がり、海面をなでるようにカモメが飛び交っている。海岸線に月をやると、モダンな町並みが少しずつその姿を広げながら近づいてくる。改革開放政策で最初に対外開放された四つの経済特区の一つ、珠海市だ。この沿海の対外開放都市は科学技術の発展、商業貿易の活況、経済的な繁栄など、いくつもの優れた投資環
Author: 写真·文 馮進 Year 1999 Issue 9 PDF HTML
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92. 高原の聖地 ポタラ宮
「チベットへ行こう、ポタラ宮へ行こう……」。機内には、旅情をそそる美しい歌声が流れた。北京発ラサ行きの旅客機四一一二便は、定刻どおりに北京空港を離陸した。チベット平和解放五十周年にあたる今年、「聖地」といわれるチベットのポタラ宮を取材する機会にめぐまれた。強力なターボジェット·エンジンのエアバスA340は、ぐんぐんと高度をめざした。機体を揺らす雲霞をふりきって、すぐにも高度一万メートルの上空へと上
Author: 写真 文·馮進 Year 2001 Issue 9 PDF HTML
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93. ラサの黄色いレストラン―「MAKYE AME」
チベットのラサについたその日、有名なバルコル街(八廓街)を見に行った。「ラサに来て、ジョカン寺(大昭寺)とバルコル街を見なければ、チベットに来たことにはならぬ」と言われる。バルコル街は、ジョカン寺の塀をぐるりと囲んで建っている。幅七、八メートルの石畳の道の両側に、古い店やにわか造りの露店が並び、チベット独特の工芸品が店頭に並べられている。ジョカン寺の門前から街を二キロほど歩くと、またもとの場所に戻
Author: 写真 文·馮進 Year 2001 Issue 9 PDF HTML
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94. 商人たちの繁栄伝える古都
山西省中部に位置する平遥は、悠久の歴史と文化に彩られた古い街である。西周時代の宣王年間(前八二七~前七八二年)に興され、すでに二千七百余年の歴史をほこる。さらにさかのぼれば新石器時代、人類の祖先がここに生息していたという。また、伝説上の五帝の一人·堯が、ここを初めて領地にしたと伝えられることから、古くからその名を馳せた。紀元前二二一年に中国が「郡県制」を敷いて以来、ここは県の都·県城(県庁所在地)
Author: 写真·文=馮進 Year 2002 Issue 3 PDF HTML
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95. 栗子焼白菜(リーズシャオバイツァイ)
栗と白菜の炒め「栗子焼白菜(リーズシャオバイツァイ)」は、本誌編集長室の張琴さんが作る家庭料理だ。料理の名前は材料の「板栗(バンリー)」(扁平で大きな栗)と白菜からつけられており、簡単でとてもわかりやすい。栗と白菜は北方の人たちが最もよく目にし、よく口にする食べ物である。板栗は北京北部の山地で取れる。収穫の季節になると、北京の街ではいたるところから甘栗を焼く香ばしいにおいが漂ってくる。その昔、白菜
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 1 PDF HTML
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96. 西(シー)洋(ヤン)参(シェン)炒(チャオ)鶏(ジー)絲(スー)
ハキハキとした性格の侯若虹さん(本社編集部)は、家族の「コック長」である。お嬢さんが大学に上がり、寮に入ってからは、夫との二人暮らし。生活もだいぶ楽になったので、薬膳料理に興味を持った。平日は書店によく通い、家庭薬膳に関する本をさがす。帰宅後は模索しながら料理を作り、やがて数多くの薬膳料理を習い覚えたのだという。そして友人が訪れるたびに、腕のほどを披露するのだ。友人たちがおいしそうに手作りの薬膳料
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 2 PDF HTML
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97. 山楂肉干(シャンジャーロウガン)
青春まっただなかの王浩さんは、若くて有能な編集部員だ。三年前に大学を卒業して、わが社に入った。ふだんはガサツで荒っぽいが、いざ仕事となるといっしょうけんめいに力を注ぐ。じつに勉強熱心で、仕事が終わると友だちやガールフレンドに会うほかは、日本語の独学を続けている。料理にも多少の関心があるという。ガールフレンドが訪れる日は、腕まくりをしてみずから料理を披露する。台所は粗末だが、二人で過ごす甘いひととき
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 3 PDF HTML
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98. タバコの葉色づく山あいの村
アシ(阿細)人は、中国の少数民族イ族の一支族である。おもな居住地は、雲南省紅河ハニ族イ族自治州弥勒県の「西三郷」と「西一郷」という場所だ。昨年初秋、西三郷の可邑(クイ)村を取材のため訪れた。そこは私に非常に深い印象を与えてくれた。可邑村は、標高一九三〇メートル。密閉型の溶岩が成長してできた高山地区だ。可邑村の「可」はイ族の言葉で、「吉祥の地」を意味するという。清の順治五年(一六四八年)に、畢武(ビ
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 4 PDF HTML
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99. 仙(シェン)人(レン)掌(ジャン)炒(チャオ)牛(ニュウ)肉(ロウ)
編集長室の張琴さんは近ごろ、家庭料理の「仙人掌炒牛肉(シェンレンジャンチャオニュウロウ)」(食用サボテンと牛肉の炒め)を習い覚えた。食用サボテンには薬効があるため、それは薬膳料理とも言えるだろう。張さんによれば、食用サボテンの調理方法は多く、油で焼く、炒める、揚げる、あえる、スープにする等いずれもOKだという。ヨーロッパやアフリカの国々や日本では、食用サボテンがわりあい人気のようである。中国南方の
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 4 PDF HTML
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100. 杞桃肉丁
杞桃肉丁(チータオロウディン)家庭料理は、本誌編集部の記者·侯若虹さんのたしなみである。煮たり、焼いたり、炒めたり、油で揚けたりする楽しさは、彼女にとってじつに面白みがあるという。コンロに熱気が立ち上り、中華鍋に油を熱して材料を加えるとジャーッといって、炒め物からプンプンとおいしそうな香りが漂う。作る者をうっとりと陶酔させるのである。侯さんは、実直でよく気がつく人だ。仕事はもちろん、人とのつきあい
Author: 馮進=写真·文 Year 2004 Issue 5 PDF HTML