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Your search : [ author:龔也] Total 11 Search Results,Processed in 0.123 second(s)
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1. パンダとそのふるさと
大パンダは白熊、花熊、竹熊ともよばれる中国特産の珍しい動物の一つで、その外観は熊に似て熊にあらず、猫に似て猫にあらずという動物である。大パンダの全身の毛色は、白と黒にはっきりとわかれ、肩の黒毛は前足までのびており、さながらショールをかけているようである。顔は白くてまるい。目のまわりを八字形の黒毛がくまどり、そのようすは太ったいたずらっ子が特別あつらえのサングラスをかけたかのようである。快活で、時に
Author: 龔也 Year 1977 Issue 60 PDF HTML
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2. 潮水利用で電力自給の村
茅延島の場合中国の浙江省南部の東海にのぞむ楽清湾の中央に茅延島という島がある。ここには海水の干満を利用して潮汐発電を行なう海山発電所がある。夜のとばりがおりると、島全体に明りがともり、煌々と光り輝いている。遠くから眺めると、宝石が輝いて、海に浮んでいるかのようだ。日が暮れて家路に急ぐ漁船は茅延島の灯を目標に、海の幸を満載して安全に島に入港する。茅延島の潮汐発電所は、浙江省台州地区玉環県海山人民公社
Author: 龔也 Year 1981 Issue 6 PDF HTML
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3. 多収穫の新品種
中国農業科学の一大成果である「秈(せん)型交雑水稲」は、五年らいの大面積栽培の結果、著しい経済効果を上げている。全国ではこの品種による増収が一三〇〇万トンに達し、他の優良品種と比べてムー(六·六六七アール)当り収量が五〇キロ以上多い。所によってはムー当り八〇〇余キロという多収記録をあげている。今年六月六日、国は、その研究グループの科学者たちに特級開発賞として賞状、メダル、賞金一〇万元を授与した。こ
Author: 龔也 Year 1981 Issue 10 PDF HTML
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4. 北京を一周する地下鉄新線
建設中だった北京の環状地下鉄線が完成し、今年の六月、全線の試運転がおこなわれた。正式営業もまもなく始まる予定である。この環状地下鉄は、一般に北京地下鉄二期工事ともよばれている。北京地下鉄第一期工事が一九六九年に完成して開通後、首都の発展にともなう必要性から建設中だった。第一期地下鉄線は、起点が北京駅、終点が西郊の石景山区の苹果園で、全長二三·六キロにおよぶ。北京駅―苹果園間には、一七駅(車両区一ヵ
Author: 龔也 Year 1982 Issue 11 PDF HTML
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5. 絵をかく子どもたち
巻頭ダラフ参照わたしは児童画が好きだ。児童画展があるたびに、機会をのがさずにみてきたものである。この二年間に、わたしは、北京、杭州、福州などの地で開かれた児童画展で、多くの児童画をみてきた。展覧会場に一歩足を踏み入れると、興趣にあふれ、想像力ゆたかな絵画作品が、たちまちわたしたちを無邪気な童心の世界に誘う。大人までが、子どもたちといっしょにごの楽しい世界で遊び回りたい気持ちにかられるのである。子ど
Author: 龔也 Year 1983 Issue 3 PDF HTML
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6. 蘇州
まさに「地上の極楽」「天に極楽あれば、地に蘇州、杭州あり」という言葉を少年時代に聞いて、極楽とは一体どういうところだろうか、と考えたものだ。それは、空想の世界であるから、だれにも解答できないだろう。だが、のちに、蘇州と杭州を訪れて、「地上の極楽」という名にふさわしいこの地がすっかり気に入ってしまった。中国では、長江下流の南部一帯を「江南」と呼んでいる。そして、「江南」という言葉は、風景が美しく、米
Author: 龔也 胡方 Year 1978 Issue 8 PDF HTML
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7. 無錫
江蘇省の無錫は、長江(揚子江)下流の南側にある太湖のほとりにあって、昔から米どころとして名高く、また養蚕でも知られている。私たちがはじめて「無錫」という名前にお目にかかるのは小学校のときで、地理のときに頭に刻みこまれるのである。無錫は湖南省の長沙、江西省の九江、安徽省の蕪湖とならんで「中国の四大米どころ」というわけである。無錫という名称は、字づらではスズがない、という意味になる。しかし、大昔このあ
Author: 龔也 顧品 Year 1978 Issue 11 PDF HTML
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8. 蕭嫺 人と作品
蕭嫺(しようかん)は、南京の玄武湖の畔に住んでいる。女流書道家の中で、ひときわ徳高く芸にすぐれた人である。書壇において辛苦すること八十余春秋、その名声はつとに内外にとどろき、「当代の衛夫人」の称さえある。中国書道家協会名誉理事、南京市書道家協会名誉主席をつとめている。蕭嫺は、篆、隷、真、行、草の各書体に精通しているが、とりわけ大字に長じている。書写にあたっては常に斗筆巨毫を用い、大幅の宣紙に懸腕で
Author: 本誌·龔也 Year 1989 Issue 2 PDF HTML
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9. 北京電子·陽電子衝突装置完成
わが国が開発した初の高エネルギー加速器―北京電子·陽電子衝突装置(BEPC)は、昨年十月に運転を開始し、最初の衝突に成功した。原子爆弾、水素爆弾、人工衛星打ち上げ成功に次ぐハイテク分野での大きな成果だ。このニュースはすぐ国際高エネルギー物理学界に伝わり、欧米や日本の高名な物理学者から、「中国の高エネルギー物理学発展の一里塚となるもの」と高い評価を得た。先端技術を駆使北京西郊外の国家実験室に建設され
Author: 本誌·龔也 Year 1989 Issue 9 PDF HTML
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10. 都会生活をすてて農民を志した 趙耘さん
太陽は明るく輝き、吹く風もなごやかなこの五月は、この地の田植えどきである。天津(テンチン)市東郊区軍糧城(チユンリヤンチヨン)人民公社苗街(ミヤオチエ)大隊第三生産隊の社員たちは、田植えにいそがしかった。今日は、この隊の田のまわりには数百人の参観者がつめかけていた。参観者は、おなじ天津市郊外の各人民公社の幹部や米つくりの経験の深い農民たちで、この生産隊の経験をまなぶためにわざわざやってきたのである
Author: 龔也(コンイエ) Year 1965 Issue 8 PDF HTML