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Your search : [ author:林林] Total 6 Search Results,Processed in 0.115 second(s)
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1. 北斎展を見て
中日国交回復後、〈日本葛飾北斎画展〉がわが国の首都北京で開催されたことを、われわれはひじょうによろこんでいる。葛飾北斎(一七六〇~一八四九年)は有名な日本の浮世絵師であり、封建時代の徳川幕府末期の人である。北斎の浮世絵は、日本の民族芸術、歴史、社会、生活をわれわれが理解するうえでの助けになる。今回、日中文化交流協会と日本の「中国北斎展」実行委員会、日本経済新聞社の協力により、北斎の貴重な肉筆画と版
Author: 林林 Year 1973 Issue 7 PDF HTML
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2. 祝中日人民友好(中日人民の友好を祝す)
其一阿倍[注释1]入唐情重 鑒真[注释2]渡海薪伝 千秋隣誼感前賢 更待今人発展 茶樹古栽背振[注释3] 桜花今植天壇 崑崙富士両巍然 何畏冬雲片片其の一阿倍(あべ)入唐(にゆうとう)して情重(じようおも)く 鑒真渡海して薪(しん)伝わる 千秋(せんしゆう)の隣誼(りんぎ) 前賢(ぜんけん)に感じ 更に今人の発展に待つ 古(むかし) 茶樹(ちやじゆ)を背振に栽え 今(いま) 桜花(おうか)を天壇に
Author: 林林 Year 1976 Issue 1 PDF HTML
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3. 灯(ともしび)とこしえに
中国の唐代に二人の高僧がいた。一人は玄奘であり、かれは太宗のとき(六二七~六四九年)艱難辛苦をのりこえて西へ向かい、インドへ行った。もう一人は鑑真であり、かれは玄宗のとき(七一二~七五六年)いく度か死線をこえて東へ向かい、日本に渡った。二人はそれぞれに大きな貢献をしている。いずれも徳望たかく、学識ふかく、相手国の朝野の尊敬をあつめて、中国の対外関係のために固く豊かな基礎をきずき、文化交流史上に輝か
Author: 林林 Year 1980 Issue 4 PDF HTML
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4. ワセダの森でハイネに酔う
筆者紹介 詩人、福建省詒安県出身。一九一〇年生まれ。一九三三年夏から三六年夏まで東京に留学、早稲田大学で学んだ。現在、中国人民対外友好協会副会長、中国作家協会理事、日本文学研究会会長。一九三〇年前後、私は北平の中国大学で勉強していた。この大学はあまり人に知られていないが、教授陣の中にはかなり名の通った学者が少なくなかった。私が学んだのは政治経済学だが、担任の先生は、日本に留学したことのある陳啓修教
Author: 林林 Year 1981 Issue 12 PDF HTML
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5. 蝶恋花
田辺尚雄先生のお宅におうかがいしたのは、昨年の九月十七日のことだった。その時のたのしい思い出はいまもわたしの胸にのこっている。外国の友人の家に客となっているという気持ちはまるでしなかった。田辺先生のお住いは、仕事熱心で質素な学者にふさわしいものだった。先生はたくさんの民族楽器を集めておいでだが、そのなかには、鹿の頭の形をし、弦巻(いとまき)は鹿の耳にかたどった琵琶(びわ)のようにひじょうに古い時代
Author: 林林(リンリン) Year 1964 Issue 7 PDF HTML
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6. 西江月(二首)
其一厭棄京城頽気 寧奔村舎操琴 樵歌漁舞劇清新 尋取芸泉佳品不度厳冬寒冷 何来和煦陽春[注释1] 薔薇開処草如茵[注释2] 予祝前途似錦その一京(みやこ)城の頽(くずれ)たる気を厭(みすて)棄 むしろ村舎に奔(はし)りて 琴を操(あやつ)らん 樵(きこり)の歌と漁(すなどり)の舞と 劇は清新なり 芸の泉の佳(よ)き品を 尋ね取らん厳冬の寒(さむき)冷を渡らずして いかに来たらん うらけき陽春の 薔
Author: 中国人民対外友好協会副会長 林林 Year 1977 Issue 8 PDF HTML