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Your search : [ author:本誌·鍾煒 ] Total 16 Search Results,Processed in 0.095 second(s)
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1. 江西省景徳鎮陶磁器歴史博物館
中国中南部の江西省·景徳鎮は、世界最大の陶磁器生産地として名高い。何世紀にもわたって、人びとは優美な陶磁器を数多く創り出し、世界の陶磁器工芸芸術に与えた影響は計り知れない。今日でも世界各地で景徳鎮の陶磁器を目にすることができる。景徳鎮陶磁器歴史博物館は「歴代の名磁器を集めた宮殿」とも「千年の歴史が一目で分かる」とも言われ、歴史ある焼き物の里の光輝さんらんたる発展の過程が手にとるように理解できる。名
Author: 本誌 鍾煒 Year 1989 Issue 1 PDF HTML
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2. 蘭州 甘粛省博物館
中国西北部に位置する甘粛省は古代シルクロードの経由地であり、また古戦場でもある。中華民族発祥地の一つとして、歴史上残されてきた古城や壮大な要さい、名勝旧跡は枚挙にいとまが無いほどだ。甘粛省博物館は、全省の文物の粋を一堂に集めている。この地方の悠久の歴史と輝かしい古代文化を示すものといっていい。独特の風格みせる 彩陶文化同博物館は省都·蘭州市の七里河区にある。正面中央は五階、その両わきは三階という“
Author: 本誌·鍾煒 Year 1989 Issue 2 PDF HTML
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3. 北京 中国地質博物館
北京·西四(シースー)にある中国地質博物館は、全国約七十カ所の地質関係博物館の中で規模最大。三十億年前の岩石、一億年前の山東恐竜の化石や百七十万年前の元謀人の歯の化石から、近年発見された鉱物まで収蔵する標本は十万点余、地質学資料としては完ぺきな収集といっていい。西太后にまつわる青く輝く玉石博物館の庭に入ると、周囲の壁に沿って異なった形状を見せる大きな標本が数十個並んでいた。地下深く一億年以上も眠っ
Author: 本誌·鍾煒 Year 1989 Issue 3 PDF HTML
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4. ウルムチ新疆ウイグル自治区博物館
新疆ウイグル自治区は中国の西北部にあり、面積一六五万平方キロ、全国面積の約六分の一を占め、日本国土の四·五倍に相当する。古代、西域と呼ばれたこの地は、ユーラシア大陸への通路として、シルクロードの要衝だった。数千年来、多くの民族が集まり住んで、新疆のさんらんたる古代文化がここに育まれてきた。それで、主都ウルムチの新疆ウイグル自治区博物館の歴史、文物展示室には、独特の珍しいものが多い。古代の絹織物にう
Author: 本誌·鍾煒 Year 1989 Issue 4 PDF HTML
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5. 蘇州 中国蘇繡芸術博物館
いまも伝わる千年前の故事晋の王嘉が記した『拾遺記』に、こんな面白い話が載っている。―三国時代、呉の王孫権は魏、蜀と天下争奪のため、絵画のうまい人物に軍用図を描いてもらいたいと考えていた。そこで、丞相の趙逵は「自分の妹が絵にも刺しゅうにも長じているので、頼んでもよろしい」と勧めた。孫権はすぐに彼女に会う。彼女は言う、「丹青では色が落ちやすく、長く保存はできない。刺しゅうができるので、方形の絹の上に国
Author: 本誌·鍾煒 Year 1989 Issue 5 PDF HTML
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6. 江蘇省 宜興陶磁器陳列館
宜興。江蘇省の南部に位置し、太湖に面している。この地の人びとが作陶をするようになったのは、五千年も前の新石器時代から。それは跡絶えることなく、今も続いている。“陶都”と呼ばれるのも、うなずける。ここで作られる陶磁器は、朱泥、均陶、青磁、精陶、彩陶、それにさまざまな衛生用、建築用陶器だ。形は美しく、質もすぐれている。独特の風格をただよわせ、民族性にあふれる。人びとの称賛を博しているのは、今も昔も変わ
Author: 本誌·鍾煒 Year 1989 Issue 6 PDF HTML
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7. 昆明 雲南省博物館
雲南といえば、日本人の多くが特別の思いを抱いているところだ。この数年、調査に訪れる学者や観光客の数は増え続ける一方である。雲南の自然景観、民族の習俗に対する興味のほか、日本人の「ルーツ探し」に、という人もいる。確かに、雲南には古色蒼然とした雰囲気が漂い、人を魅了する。雲南省博物館は省都·昆明の中心にある。総面積七八〇〇平方メートル。展示室は、「雲南の歴史文物の陳列」「雲南少数民族風物誌」「雲南の民
Author: 本誌·鍾煒 Year 1989 Issue 8 PDF HTML
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8. 江蘇省 南京博物院
南京博物院は、南京市内の中山門内にある。敷地面積は十二ヘクタール、四十万点近い文物を収蔵する、中国でも有数の大博物館だ。収蔵品の豊かさもさることながら、その中には世界的な注目を集める至宝が多数あり、全国の省立博物館の中で孤高を持している。精巧な作り見せる広陵王璽「広陵王璽(こうりようおうじ)」は、中国に現存する唯一の漢代諸侯の王の金印。日本からもずっと熱い視線が注がれている金印だが、これまで一般に
Author: 本誌·鍾煒 Year 1989 Issue 9 PDF HTML
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9. 雲南 大理ペー族自治州博物館
雲南省の西北部に位置する大理市は、風光明媚な歴史と文化のある古都である。毎年、内外から多くの観光客が訪れる。高くそびえる点蒼山、鏡のような美しさをたたえた洱海、華麗な姿を見せる三基の塔、そして自治州博物館。いずれも観光客が訪れるところである。自治州博物館は、大理市の洱河南路、洱海のほとりにある。民族的特色に富んだ、美しい建築物が並ぶ。館内には展示室が十三ある。主体建築物の様式はペー族伝統のもので、
Author: 本誌·鍾煒 Year 1989 Issue 10 PDF HTML
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10. 山東省 長島候鳥(わたりどり)館
「八仙、海を渡り、各(おのおの)、神通を現わす」という伝説は、中国では誰でも知っている。この「八仙が海を渡った」といわれる場所が、渤海海峡の長島海域である。長島は、廟島群島あるいは長山群島とも言われ、古くは蓬萊仙島と呼ばれていた。山東半島と遼東半島の間、渤海と黄海の接点に浮かぶ。島の数は、大小合わせて三十二。昔から海産物が豊富で、風光明媚なところである。また、渡り鳥が南北に移動する際の“自然の旅の
Author: 本誌·鍾煒 Year 1989 Issue 11 PDF HTML