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Your search : [ author:写真 金伯宏] Total 3422 Search Results,Processed in 0.114 second(s)
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2. 長城行きの専用列車
グラフ参照「長城行きの遊覧専用列庫が運行するようになった」と教えてくれたのは、隣の李さんのお父さんだった。李さんのお父さんは定年退職した政府機関の幹部で、今年七十一歳になる。しばらく前に南京から北京へ遊びにきているのだ。「頤和園や故宮には遊びに行ってきたが、万里の長城には交通が不便なのでまだ行っていない」としきりに残念がっていた。ところが二、三日前のことである。「あきらめて南京に帰ろうと思い、駅ヘ
Author: 金伯宏 Year 1978 Issue 8 PDF HTML
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3. 北京市黄城根小学校の教員石鈎さん
石さんは今年四十三歳で、先生になってすでに二十五年になる。かれの授業はおもしろく、かれがつくった教育機具は生徒たちに喜ばれている。その立派な仕事ぶりは人びとからたたえられ、尊敬されている。今年の春、かれは光栄にも第五期全国人民代表大会の代表に選ばれた。
Author: 金伯宏 撮影 Year 1978 Issue 6 PDF HTML
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4. 酒泉の古跡を見物して
甘粛省北部の町·酒泉は、いわゆる河西回廊(黄河の西北に当る帯状の沃野)の最西端にある。伝説によると、西漢の名将·霍去病は匈奴を破ったのち、この地で戦勝を祝う宴を催した。そのとき、参戦した全将兵に、武帝が下賜した酒を味わせるため、その酒を町の東隅にある泉に入れ、この水をみんなに飲ませた。それにちなんで酒泉という地名が生まれた、という。それはともかく、酒泉一帯は漢代いらい経済面、文化面で急速に発展し、
Author: 撮影 金伯宏 Year 1979 Issue 8 PDF HTML
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5. 嘉峪関を出て西ヘ
われわれのジープは甘粛省酒泉県をあとにし、ほどなく、万里の長城の西端·嘉峪関を出て、さらに西へ進んだ。行くほどにあたりは荒涼とし、果てしないゴビ砂漠がつづく。かつてのシルク·ロードがぶつかった難所である。そして、その要衝、陽関と玉門関は、いま砂の海に埋められ、わずかな遺跡を残すだけだ。この砂漠地帯では、かつてのキャラバンの鈴の音に代わって、石油のさく井機やトラクターのうなりが、長い眠りを貪っていた
Author: 撮影 金伯宏 Year 1979 Issue 9 PDF HTML
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6. 西域の門戸
陽関と玉門関をこえて西へ進むと新疆である。むかしのいわゆる「西域」だ。シルクロードは、ここで南·中·北の3コースに分かれて西進する。北コースの東端、哈密(ハミ)、巴里坤(バリコル)の一帯はけわしい地勢ながら、水と草もゆたかで、西域の門戸にあたる。この一帯を制圧すれば中央アジアへの喉くびをおさえたようなもので、天山山脈の南北にまたがる全新疆地区をうかがうことができる。そこでこの一帯は漢代から近代に至
Author: 撮影 金伯宏 Year 1979 Issue 11 PDF HTML
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7. 「ラクダロード」を訪ねる
隋代以後、天山山脈の北側には中央アジアへ通じる通商路があったと史書に記録されている。そのルートは、おおむね、哈密地区で天山山脈を越え、巴里坤(バルコル)、木壘(モリ)、奇台、吉木薩爾(ジムサハ)を経て、イリ河沿いに西へ向かっていた。本世紀の初頭に至るまで、このルートはやはり新疆と中原を結ぶ重要な通商路であった。中原の商人は、一年に一回この通路をゆききした。その荷物を運ぶのはラクダだったので、土地の
Author: 撮影 金伯宏 Year 1979 Issue 12 PDF HTML
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8. トルファンの古跡
新疆、天山山脈、砂漠…とくれば、標高が高いという印象が先に立つが、新疆ウイグル自治区の東部に、そこだけ擂り鉢の底のようにおちこんだ盆地があり、その最底部はなんと海面より一五四メートルも低い。トルファン(吐魯番)盆地がそれで、暑く乾燥しているところから、古来「火州」とよばれてきた。漢朝はここでも屯田事業を行ない、戊己校尉(官名)を駐在させた。五世紀以降、この地に前後して六つの高昌王国が建てられ、うち
Author: 撮影 金伯宏 Year 1980 Issue 4 PDF HTML
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9. 吐魯番(トルファン)から庫爾勒(コルラ)へ
吐魯番(トルファン)盆地から塔里木(タリム)盆地へは、途中焉耆(イェンチー)回族自治県と庫爾勒(コルラ)市を経由する。この二つの地方は昔、焉耆国にぞくしていた。唐の高僧玄奘は吐魯番盆地にある高昌国から焉耆国をへて西方へ旅したわけだが、玄奘がたどったこのコースにそって鉄道建設がすすんでいる。吐魯番駅から庫爾勒まで(全長は476キロ)の南疆鉄道の第一期工事が完了した。この天山山脈の山腹をつきぬける鉄道
Author: 撮影 金伯宏 Year 1980 Issue 5 PDF HTML
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10. 若者たちの余暇
この町を取材先に選んだのに格別の意味はない。北京市西部にある「月壇」は昔、皇帝が月を祭った場所だが、いまは公園となり、付近はごく普通の新興住宅地区である。2キロほどの月壇北通りをはさんで住宅団地が並び、体育場、百貨商店、劇場、公園など、比較的施設や環境に恵まれているせいか、若者たちの姿が目につくのが、特徴といえばいえるかもしれない。カメラの向くまま気の向くまま、かれらの余暇の索顔をおってみよう。
Author: 撮影 金伯宏 Year 1980 Issue 7 PDF HTML