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1. 経略台真武閣
経略台真武閣は広西チワン族自治区容県、県城の東文化公園にある、古代道教の社である。唐の詩人元結が大暦三年(七六八)容莞の経略使(辺境軍事長官)になり、兵の訓練や風景の鑑賞のため経略台を作った。明の万暦元年(一五七三)に至り真武大帝を祀って火難を防ごうと、経略台上に真武閣と一連の付属建築を建てた。時がたち、他の広壮な殿堂は跡形もなくなったが、真武閣だけは四百年後の今も完全に保存されている。「閣」は「
Author: 写真·曽湘敏 文·芒琉 Year 1994 Issue 1 PDF HTML
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2. 大乗之閣
河北省東北部にある承徳は清皇帝の離宮―避暑山荘で内外に知られているが、周囲に分布する十二の寺院の中でもラマ僧の住む八つの寺院「外八廟」は清時代の重大な政治的事件や民族統合の歴史を反映する宗教建築として名高い。乾隆二十年(一七五五)、清政府は准噶爾(ジユンがル)部族の反乱を平定し、帝政ロシアの領土拡張の野望を挫いた。その勝利を祝い、帰順した各部族を安撫する目的で建てられたのが普寧寺である。大乗之閣は
Author: 写真·文 芒琉 Year 1993 Issue 12 PDF HTML