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Your search : [ author:語り手 劉鳳祥
え 李玉紅] Total 916 Search Results,Processed in 0.110 second(s)
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831. 少年時代の遊撃戦生活(三)
烈火のなかである日の昼さがり、老賀(ラオホー)が大木の木陰で本を読んでいるのを見たおれたちは、みんなで近よってかれをとりかこみはしたが、だれも言葉をかけるものはなかった。毛沢東(マオツオトン)主席の著作を読んでいたので、じゃましてはいけないと思ったからだ。しばらくしてから馮金(フオンチン)が口を切った。「老賀、あなたは、いつも毛沢東主席の書いた文章は実にすばらしいと言っているけど、どんなことが書い
Author: 塵振(リヤオチエン) え·沈延太(シエンイエンタイ) Year 1965 Issue 3 PDF HTML
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832. 少年時代の遊撃戦生活(四)
真昼の激戦おれはやがて司令部に配属されて、警備員と警備分隊の分隊長とをつとめることになった。はじめは、どの指導者の警備にあたるのかきまっていなかったが、政治委員の楊建昌(ヤンチエンチヤン)同志がたびたび一人で出かけるようになったので、かれについて行くことが多かった。おれは少年隊を離れはしたが、指導者と出歩く時いがい、行軍や戦闘のときはやはりみんなといっしょで、食事も同じ釜の飯を食っていた。だから、
Author: 廖(リヤオ)振(チエン) え·沈(シエン)延(イエン)太(タイ) Year 1965 Issue 4 PDF HTML
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833. 少年時代の遊撃戦生活
革命をさいごまであっというまにまた半年すぎて、一九四九年の一月末になった。この一年あまり、おれたちは部隊について、福建(フーチエン)·広東(クワントン)·江西(チヤンシー)辺区を東へ、また西へ、進撃につぐ進撃の中で、どれだけの困難をのりこえてきたことか。去年の春からこの冬にいたるまで、おれたちは数えきれないほどの勝利をかさねてきたのだった。〈辺一連隊〉は、すでに三〇〇〇人をこえるほどに増大していた
Author: 廖振(リヤオチエン) え·沈延太(シエンイエンタイ) Year 1965 Issue 5 PDF HTML
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834. 村の店のおやじさん
ある日、県城(まち)の販売購買協同組合本部に、こんな手紙が舞いこんだ。責任者の同志六月五日、家内があなたの店の劉集(リユウチイ)支店で酒を買ったところが、一斤分の代金をはらったのに酒は八両しかくれませんでした。いままでそれほど気にもとめなかったので、よく覚えてはおらんけれど、たしか前にも量の少ないことが何べんかあったようです。丁荘(テインチワン)生産大隊の社員丁芒種(テインマンチユン)問題の劉集支
Author: 郭澄清(クオチヨンチン) え·紅太(ホンタイ) Year 1965 Issue 6 PDF HTML
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835. 崔金花
一三月も半ばをすぎると、気候はにわかにゆるんできた。野山はうす緑にかわり、柳の枝も若芽をふきだした。春雷一声、油のように貴重な春雨がしとしとと降りだして、野山は絹のような小ぬか雨の中にすがすがしくうるおった。省委員会からの通達により、わたしたちがいま建設している水力発電所は、発電量を、予定よりも六割方ふやすことになった。これは農業技術改革の需要に歩調を合わせるための措置だった。そのためには、まず貯
Author: 茅蘆(マオルー) え·劉勃舒(リユウポーシユウ) Year 1965 Issue 7 PDF HTML
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836. 女奴隷ジンジュ
一わたしはチベット民兵の小隊長をやっていたんですが、銀河峰(インホーフオン)の戦いで足を負傷してしまったのです。部隊はこれからまだ、ひとにぎりの残った反乱分子どもを追撃するのですが、わたしはこの銀河村に居残って、民主改革をやるようにとの命令をうけました。ある日わたしは、数人の娘たちといっしょに、村はずれまで大牧場主のムーホの土地を見にいきました。わたしらは氷のとけだした銀河にそって歩きました。いっ
Author: え·潘世勛(パンシーシユ) 陸揚烈(ルーヤンリエ) Year 1965 Issue 12 PDF HTML
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837. 淮北敵後方での劉少奇同志
抗日戦争がはじまって間もなく、華中地区での抗戦は第二次王明(ワンミン)路線(党内の右翼日和見主義者)の制約をうけて、党中央と毛沢東(マオツオトン)主席の正しい戦略方針を貫き通すことができなかった。そのため、華中地区の抗戦活動は敵後方へむかってのびるようにするのではなく、新四軍の一部の遊撃隊が蘇南(江蘇(チヤンスウ)省南部)、蘇北(江蘇省北部)、皖東北(安徽(アンホイ)省東北部)の敵後方に進入したほ
Author: 張愛萍(チヤンアイピン) え·彭彬(ポンピン) Year 1966 Issue 1 PDF HTML
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838. 秘密連絡所〈1〉
(これは抗日戦争時代の真実の記録をもとにしてつくられた絵ものがたりです)北京人民美術出版社 出版
Author: 峻青(チユンチン)作 華三川(ホワサンチワン)え Year 1966 Issue 1 PDF HTML
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839. 高原の花嫁さん
はてしもなくつづく河西(ホーシー)回廊地帯は、祁連山(チーリエンシヤン)にそって水も草もゆたかな高原の天然牧場になっている。夏がくると野花が咲きみだれ、山も谷もいちめん黄金色にかがやく。その頃になると牧人たちは犛牛(ヤク)の毛を刈るのにいそがしくなる。はさみ入れの二、三日前に、白雲(パイユン)牧場の労働者たちは、牧場本部の事務所の庭にあつまって会議をひらいた。会場はたえまない拍手と笑い声でにぎわっ
Author: 趙燕翼(チヤオイエンイー) え·張麗(チヤンリー) Year 1966 Issue 2 PDF HTML
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840. 秘密連絡所〈2〉
(これは抗日戦争時代の真実の記録をもとにしてつくられた絵ものがたりです) 北京人民美術出版社 出版
Author: 峻青(チユンチン) 作 華三川(ホワサンチワン) え Year 1966 Issue 2 PDF HTML