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Your search : [ author:泉 京鹿=文
北京在住の日本人ライター·翻訳家] Total 65 Search Results,Processed in 0.201 second(s)
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51. 農民のクラブ
中国の農村にまかれた文化のタネはすくすくと育ち、美しい花を咲かせている。農民の表情はじつに明るい。このほど東北の辺ぴな山里を訪れた本誌記者は、農民のクラブでなにを見聞したか……野に満つる歌ごえある日、わたしはポカポカした日ざしを浴びて汽車を下り、バスに乗りかえて、片田舎の県城に着いた。そこから山また山を越えて二〇キロばかりを歩き、遼寧(リヤオニン)省の西部にある北鎮(ペイチエン)県の大寺(タースー
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1964 Issue 7 PDF HTML
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52. 中国のスポーツを査閲して見る
かずかずの世界新、中国新の記録…… それはどうして生れたか?記録更新のかげには、中国スポーツ界のめざましい躍進とスポーツ愛好者のぼう大な層の出現がある。
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1964 Issue 9 PDF HTML
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53. 王維倹さん
略歴 一九四六年、広西省桂林市に生れる。 一九五三年、小学校に入る。小学校五年の時、桂林青少年業余体育学校の技能班に參加。 一九五九年十月、北京でひらかれた第一回全国運動会の技能競技に參加。 一九六〇年、正式に体操をまなぶ。 一九六一年五月、全国体操地域別試合に參加。その際総合で第三位、徒手体操で第一位、段違い平行棒で第二位を獲得。 一九六三年七月、中国体操チームの成員としてインドネシアを訪問。同
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1964 Issue 9 PDF HTML
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54. 本屋
デパートにひけはとらない營業面積王府井(ワンフーチン)といえば北京(ペイチン)きっての目ぬき通り、その王府井に大きな店が二つある。王府井百貨商店に王府井新華(シンホワ)書店だ。新華書店は、王府井デパートのように堂々としたビルこそはもたないが、一列に並んだいくつかの店の建坪は、デパートにひけはとらない。デパートには朝から晩まで、各種の生活必需品を求める客足がたえないが、新華書店も同様に、精神の糧(か
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1964 Issue 10 PDF HTML
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55. 農民出身の科学者 陣永康氏
略歴 一九〇七年 上海市松江県長溇郷長岸村に生れる。 一九五一年 晩稲の収穫高一ムーあたり七一六·五キロの記録をつくり、水稲づくりの模範にえらばれる。 一九五四年 中国共産党に入党、全国人民代表大会の代表にえらばれる。 一九五八年 中国農業科学院江蘇分院の研究員に招聘され、全国水稲会議で〈三黄三黒〉の研究成果を発表。四大州から集まった知名の農学者が静かに講演を聞いている。ところは北京(ペイチン)科
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1964 Issue 11 PDF HTML
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56. 新しい社会·新しい人間像
解放後の中国では、社会も、人間も、すっかり生まれかわった、とよくいわれる。社会のどこがかわったのか? 人間がどのようにかわったのか?こんにちの中国の新しい世相、新しい人間像にピントをあわせてみよう……がらりとかわつた世の中数日来の砲声もとだえて、上海(シヤンハイ)は、ひっそりと静まりかえっていた。東の空は白んで、夜明けの近さを思わせた。北四川路(ペイスーチワン)に住んでいる費(フエイ)老人は、ひと
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1965 Issue 1 PDF HTML
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57. 台湾かう帰った馬晴山陣両氏き訪ねて
オリンピックを機に、台湾を脱出した馬晴山、陳覚両氏は、上陸第一歩なつかしい家族に迎えられ、感激のひとときをすごしたが、それよりも感激したことは一七年ぶりに見る祖国の偉大な変化だった。東京オリンピックに参加したもと台湾(タイワン)の射撃選手馬晴山(マーチンシヤン)さん(三八)とスポーツ視察団員陳覚(チエンチユエ)さん(三六)が、意を決して祖国の大地へ帰ってきた。記者は新僑(シンチヤオ)ホテルに北京(
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1965 Issue 2 PDF HTML
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58. 米屋
北京(ペイチン)で〈糧食店(リヤンシーテン)〉といえば食糧を売る店、つまり米屋さんの事である。ただし取扱う商品は米だけに限らず、小麦粉、高梁、とうもろこし粉、粟、豆類はてはうどんにいたるまでさまざまである。この種の店は大通りを歩いていてもなかなか見当たらない。城内なら引っこんだ胡同(フートン)(横町)のなか、城外なら新しい住宅地帯の〈下駄ばきビル〉の一角に食糧店はある。けばけばしい看板をかかげてい
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1965 Issue 6 PDF HTML
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59. 第28回世界卓球選手権大会で活躍した 鄭敏之さん
第二八回世界卓球選手権大会に出場した中国女子チームは、団体戦で柔よく剛を制して、四連勝の日本女子チームを破った。これまで攻撃型として知られた中国女子チームが、なぜ決勝戦にのぞんで二人のカット選手林慧卿(リンホイチン)、鄭敏之(チヨンミンチー)選手を出場させたのか。これは国際卓球界の意表をつく戦術だった。中国人のいわゆる<奇策を用いて勝利を得る>戦法だという。人びとは驚いたり、うらやんだりするなかで
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1965 Issue 9 PDF HTML
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60. 前人未踏のサルンザンボ峡谷に挑む
中国科学探検協会はことし春、関係部門と共同で二十人から成る探検隊を組織し、チベットの秘境ヤルンザンボ江大峡谷とその周辺地域の科学調査を行った。これにより中国は世界最大、前人未踏のヤルンザンボ江大峡谷踏破の第一歩を踏み出したのである。隊員たちは土砂崩れや雪崩の危険を冒し、千尋の谷をもものともせずに高山に登り、キャンプでは山ヒルの襲撃に悩まされながらも一カ月に及んだ調査を終え、多くの収穫を得て北京に帰
Author: 文·張継民 写真·張継民 杜沢泉 Year 1998 Issue 11 PDF HTML