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Your search : [ author:楊振生=写真·文] Total 48 Search Results,Processed in 0.110 second(s)
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31. 地球にやさしい竹炭をもっと広めたい
読書が好きで、『路上』(ジャック·ケルアック著)の主人公ディーンや『ライ麦畑でつかまえて』(J·D·サリンジャー著)の主人公ホールデンのような、ありきたりの生活を嫌い、自分に合ったスタイルを選ぶ生き方に憧れている。竹炭の商売を始めたのも、金儲けのためだけでなく、平凡でありながら平凡ではない人生を送りたいと考えたから。単純かつ素朴で、自然体の暮らしを求めている。竹炭にはさまざまな効用がある。お米と一
Author: 楊振生=写真·文 Year 2006 Issue 8 PDF HTML
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32. 郷里を離れ建設ラッシュを支える
寡黙な人柄で、仕事に対しては非常にまじめ。施工現場に出たらまず、工事の進展とそのできばえをチェックする。どんな工事でも厳しく技術監督や資金管理を行い、手を抜いたことはない。今、担当しているのは北京銀行の一~三階部分の内装工事で、百人以上の作業員を率いている。郷里の江蘇省金壇市は、多くの建築作業員を外地へ送り出す地として有名。「建築の郷」と呼ばれるほどだ。北京、上海、天津など国内の都市をはじめ、ナイ
Author: 楊振生=写真·文 Year 2006 Issue 9 PDF HTML
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33. 雲南大学の教授 木霽弘さん
中国西南部辺境の高い山峡には、一本の曲がりくねった古道がある。かつては、雲南、四川、チベットを結び、インドやネパール、ミャンマーなどへ続いていた。馬を使って主に茶葉を運んだこの古道の歴史は、漢代まで遡ることができる。木霽弘さんの故郷·雲南省麗江は、古道沿いの重要な町であったため、木さんは幼い頃からこれにまつわる話を聞き、強い興味を抱くようになった。友人たちと一緒に、以前は「南方のシルクロード」と呼
Author: 楊振生=写真·文 Year 2006 Issue 10 PDF HTML
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34. 仕事のプレッシャーは甘い生活で解消
販売成績がそのまま収入に結びつく仕事だ。そこでプレッシャーは大きい。また、若いながらも店長として店を仕切っていかなければならないため、苦労も絶えないという。例えば、本店が抜き打ち検査にやってきたとき、あるスタッフの応答が基準のレベルに達していなかったため、尚さんは「店長賞」を逃した。さらに九百元のペナルティーまでとられた。それでも、泣き出してしまったそのスタッフを慰め、一生懸命仕事するよう励ました
Author: 楊振生=写真·文 Year 2006 Issue 11 PDF HTML
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35. 毎日自転車で50キロ街の美化に努める
今、道路や歩道橋、電柱などには、「治療」「観光」「求人」「ニセ証書の発行」など、国の認可を得ていないあやしい内容のビラがあちこちに貼られ、街の景観を乱している。このようなビラをはがし、街をきれいに整えるのが王農田さんの仕事だ。始めたばかりのころは、ビラを貼った人に仕返しをされるのではないかとビクビクしていた。しかし、ある老婦人は王さんの労をねぎらって、お茶をごちそうしてくれた。ほかの住民たちもビラ
Author: 楊振生=写真·文 Year 2006 Issue 12 PDF HTML
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36. アラーム4つで毎朝5時前に起床
『新京報』は二〇〇三年十一月に創刊された北京の人気大衆紙。同紙の配達や勧誘の仕事は、業績を厳しくチェックされるため、蔡小強さんは毎日忙しい。毎朝自転車で新聞を配達したあと、自分の管轄区内をまわり、勧誘にいそしむ。まだ若い蔡さんにとって一番辛いのは、朝早く起きること。四時四十五分から五十五分までの間に必ず起きられるよう、携帯電話のアラームを四回、分刻みにセットしているという。この十分間の一分一秒は非
Author: 楊振生=写真·文 Year 2007 Issue 1 PDF HTML
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37. 楽器片手に悲しみと幸せを表現
これまでにジャズやクラシック、ポップスなど多くの音楽作品を創作、編曲してきた。それだけでは飽きたらず、自分のサックスバンド「銀鮫バンド」を結成。米国、日本、スウェーデンなどさまざまな国籍のメンバーが集まり、北京や上海などで頻繁に演奏している。ある日、演奏をしていると、五十代の東北の人が古いサックスで東北の民間歌謡を吹いて対抗してきた。非常に腹がたったが、あとになって、自分の注意を引きたくてそうした
Author: 楊振生=写真·文 Year 2007 Issue 3 PDF HTML
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38. 北京で修練を積み将来の道を探る
故郷で中学校を卒業した後、適当な仕事が見つからず、家にいてもすることがなかった。そこで両親に勧められ、北京で働くことにした。去年の春節(旧正月)に帰省した際、体が一回り大きくなったと家族に驚かれた。体ばかりでなく、物事の分別もつくようになった。親戚や友人たちは争って結婚相手を紹介しようとしたという。それに対し、「そんなに慌ててどうするんですか。男子たるもの、志は四方にあり。まずは異郷で自分を試し、
Author: 楊振生=写真·文 Year 2007 Issue 4 PDF HTML
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39. お金を貯めて英語を勉強したい
おとなしい性格で普段は口数が少ないが、仕事のときは積極的にお客さんと話をする。「靴磨きの仕事は汚いし疲れるけど、いったん磨き始めたら、最後までやり遂げなければなりません。お客さんが満足してくれるまで磨くのです」一生、靴磨きを続けようとは思っていない。「この春が過ぎたら、もうこの仕事はやりません。何か新しいことを学ばなきゃ」毎月の給料は六百元(九千円)ほど。北京へやってきてから一年間、できるだけ節約
Author: 楊振生=写真·文 Year 2007 Issue 5 PDF HTML
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40. ナンバーワンじゃなきゃ意味がない
六歳から水泳を始めた。体育学校で専門に水泳を学んだあと、トライアスロンの選手になった。アジアの大会に参加したときのこと。水泳、自転車の二種目が終わり、最後のランニングの時点で、先頭は一緒に参加していたチームメイト。彼は千メートル先を走っていたが、あきらめることなく、最後の力をふりしぼった。そしてとうとう追いつき、ゴール間際で「ファイト」と小さく声をかけながら追い抜いた。二着になったチームメイトは、
Author: 楊振生=写真·文 Year 2007 Issue 6 PDF HTML