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Your search : [ author:文·李順然(リーシュンラン) 題字·絵 于叔方(ユィシューファン)] Total 49 Search Results,Processed in 0.087 second(s)
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31. 春を探ねて
尽日春(じんじつはる)を尋(たず)ねて春(はる)を見(み)ず 芒鞵踏(ぼうあいふ)み遍(あまね)し隴頭(ろうとう)の雲(くも) 帰来適(きらいたまた)ま過(す)ぐ梅花(ばいか)の下(もと)
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 2 PDF HTML
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32. 桃の紅柳の緑
千里鶯啼(せんりうぐいすな)いて緑(みどり)紅(くれない)に映(えい)ず 水村山郭酒旗(すいそんさんかくしゅき)の風(かぜ) 南朝四百八十寺(なんちょうしひゃくはちじゆうじ)
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 3 PDF HTML
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33. 清明
清明(せいめい)の時節(じせつ)雨紛々(ふんぶん) 路上(ろじょう)の行人(こうじんこん)魂を断(た)たんと欲(す) 借問(しゃもん)す酒家(しゅうか)何(いず)れの処(ところ)にか有ると
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 4 PDF HTML
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34. 牡丹と則天武后
庭前(ていぜん)の芍薬(しゃくやく)妖(よう)なれど格(かく)無(な)く 池上(ちじょう)の芙蕖(ふきょ)浄(きよ)けれど情(じょう)少(すくな)し 唯(た)だ牡丹(ぼたん)のみ真(しん)に国色(こくしょく)有(あ)り 花開(はなひら)く時節(じせつ)の京城(けいじょう)を動(ゆる)がす唐の詩人劉禹(う)錫(しゃく)(七七二~八四一年)の「牡丹(ぼたん)を賞(しょう)す」です。芙蕖とは蓮の花のこと
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 5 PDF HTML
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35. 紅一点
五月(ごが)の榴(りゆう)火眼(かめ)を照(て)らして明(めい) 枝(し)間(かん)時(とき)に見(み)る子(こ)の初(はじ)めて成(な)るを 可憐(かれん)なり此(こ)の地(ち)に車(しや)馬(ば)の無(な)きを 蒼(あお)き苔(こけ)に顛倒(てんとう)し絳(あか)き英(はな)を落(お)とす唐の詩人韓愈(七六八~八二四年)の「張十一(ちようじゆういち)の旅舎(りよしや)に題(だい)す
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 6 PDF HTML
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36. 苦熱·溽暑
祝融南(しゅくしゆうみなみ)より来(きた)りて 火竜(かりゅう)に鞭(むち)うち火旗眼焰焰(かきえんえん)として天(てん)を焼(や)き紅(くれない)なり 日(にち)輪(りん)午(ご)に当(あた)り凝(こ)りて去(さ)らず 万国洪炉(ばんこくこうろ)の中(うち)に在(あ)るが如(ごと)し 五岳翠乾(ごがくみどりかわ)きて雲彩滅(うんさいめつ)し
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 7 PDF HTML
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37. 納涼·避暑·消夏
緑樹影濃(りよくじゆかげこまや)かにして夏日長(かじつなが)し 楼台影倒(ろうだいかげさかしま)にして池塘(ちとう)に入(い)る 水精(すいしよう)の簾動(すだれうご)きて微風起(びふうた)ち
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 8 PDF HTML
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38. 月·李白·そして……
牀前(しょうぜん)にさす月光(げつこう)を看(み)る 疑(うたが)う是(こ)れ地上(ちじょう)の霜(しも)かと 頭(こうべ)を挙(あ)げて山月(さんげつ)を望(のぞ)み
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 9 PDF HTML
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39. 秋の色
平生長夏(へいせいちようか)を畏(おそ)れ 一念清秋(いちねんせいしゆう)を願(ねが)う 如何(いかん)ぞ秋(あき)の至(いた)るに遇(あ)えば 喜(よろこ)ばずして却(かえ)って愁(うれ)いを成(な)すや 書冊(しよさつ)は秋(あき)に読(よ)む可(べ)く 詩句(しく)は秋(あき)に搜(さが)す可(べ)し 永夜(えいや)は宜(よろ)しく痛飲(つういん)すべく
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 10 PDF HTML
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40. 枯れ葉
日暮(ひぐ)れどき風吹(かぜふ)きて 落葉(おちば)ひとつ枝(えだ)に依(すが)る 寸心(わがこころ)にもえる丹(あか)き意(おもい) 君未(きみいま)だ知(しら)ざるを愁(うれ)う劉宋(四二〇~四七九年)の青渓小姑とよばれる一女性が残した「落葉」というタイトルの詩です。深まる秋、枝にしがみつくようにして堪えている一枚の紅い葉に自分の燃えるような恋心を重ね、この想いがあの人に伝わっていないのではと
Author: 文·李順然 題字·絵 于叔方 Year 1997 Issue 11 PDF HTML