Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:本誌東京支局長 林崇珍=文·写真] Total 28 Search Results,Processed in 0.120 second(s)
-
21. トーロン族に魅せられた写真家
私が清水公代さんの名前を知ったのは、大使館に勤めている友人に「こんな人がいるよ」と紹介されたのが最初だった。写真が好きな私は大いに興味をそそられ、さっそく本人の連絡先に電話を入れてみた。受話器から聞こえてきたのは女性の声で、私は少し慌てた。てっきり清水さんを男性と思い込んでいたので、本人が名乗らなかったら「清水さんの奥さんですか」と口走っていたに違いない。私の中では写真撮影は男性の仕事という印象が
Author: 本誌東京支局長·唐暉 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
-
22. 十一年ぶりの東京―カード社会とインターネット
日本語編集部の部長として多忙な毎日を送っていた昨年半ば、九月一日から本社の東京支局長として赴任するように私は命ぜられた。仕事を引き継ぎ、最後の校了印を押し、同僚に別れを告げ、北京を離れた。北京空港を発って約四時間後、十一年ぶりの東京に着いた。前任のTさんに案内され、ひとまず仮住まいとしての小さなホテルに泊まり込む。夜のとばりが降りてから、「さて十一年ぶりの東京はいかに」とホテルの近くをぐるりとまわ
Author: 本誌東京支局長·李樹徳 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
-
23. 守れ地球―中日両国が手を携えて
東京に赴任して以来つねづね感じることは、砂塵が少ないことと、街路樹の葉色のまことにみずみずしいことだ。路上の落ち葉さえ埃にまみれておらず、踏みしめるに忍びない。北京では現在環境の保全策が急速に推進されつつあるが、残念ながら、こういう光景はまだ雨上がりの後にしか見られないようだ。環境保全の大切さを身にしみて感じていた矢先、中国と米国の二人の「ブループラネット賞」受賞者の表彰式が催されると聞き、大きな
Author: 本誌東京支局長·李樹徳 Year 2000 Issue 2 PDF HTML
-
24. 中秋の名月も歓迎第十三期笹川奨学生の研修開始
「佳節にあたり、さらに親しき人をおもう」という言葉が、中国にはある。昨年九月三十日、国慶節の前日のこの日が、ちょうど中秋節にあたっていた。中秋節の夜は、家族が仲よく月餅を食べながら月見をするのが中国の慣習だが、この日の夕方東京では、港区の笹川記念会館四階会議室に中国の医学研修生四十五名が集まり、「笹川医学奨学金制度」第十三期生の歓迎式典が、笹川陽平理事長(写真上·左)らの出席のもとに行われた。今回
Author: 文·本誌東京支局長于明新 Year 1994 Issue 1 PDF HTML
-
25. 「韓流」の中で考える
写真集の宣伝のため来日して、宿泊先のホテルに大勢のファンが押しかけ、怪我人まで出たあの「ヨンさま」。ハングルを習い、韓国のロケ地に出かけて行く中年の主婦たち……。このすさまじい「韓流」を、東京にいる私はひしひしと感じています。これと同じような現象は、中国でも過去にあったような気がします。二十数年前のことです。日本の映画『君よ
Author: 東京支局長 林崇珍=文·写真 Year 2005 Issue 2 PDF HTML
-
26. 初体験の日本のお正月
大晦日、日本列島は雪でした。この日私は、日本で研修中の弊社の女性スタッフ三人と、神奈川県相模原市に行きました。『人民中国』の愛読者、正奈史(まさなふみ)さんから「お正月を私の家で迎えてみない」と招待を受けたからです。正さんは六十六歳。古流松月会の華道の先生です。大学の先生をしていたご主人は十三年前に亡くなり、今は息子さん夫婦と二人の孫といっしょに住んでいます。大晦日は、息子さん一家はお嫁さんの実家
Author: 東京支局長 林崇珍=文·写真 Year 2005 Issue 3 PDF HTML
-
27. 「話せば分かる」中日関係
日本に来て一年余り。よく耳にする言葉に「話せば分かる」があります。意見が違って、喧嘩になりそうになると、誰かが「話せば分かる」と言いだし、喧嘩にならずに済むのです。中国では「話不説不透」(ホアブシユオブトウ)と言います。日本を訪問した弊社の于明新社長は、各地で『人民中国』の読者と交流し、中国の現状を報告してきました。九月三日は、神奈川県の大和地区日中友好協会主催で、日中交流談話会が開かれ、集まった
Author: (東京支局長 林崇珍=文·写真) Year 2005 Issue 11 PDF HTML
-
28. 優れた点認め合う中日の高校生
去年十一月の下旬、東京の国立オリンピック青少年センターで、こんな光景を見ました。浴衣姿で盆踊りを踊っている日本人の高校生たちと、それをとりまいて「好(ハオ)!」と中国語で掛け声をかけながら楽しんでいる中国人の高校生たちでした。日本青少年研究所(東京·新宿区、千保石理事長)が主催する日本全国高校生の「いきいき活動奨励賞」の表彰式が行われた会場でのことです。中国の高校生たちは、同研究所が毎年、実施して
Author: (東京支局長 林崇珍=文·写真) Year 2006 Issue 2 PDF HTML