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Your search : [ author:曾慶南] Total 54 Search Results,Processed in 0.119 second(s)
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21. 遼寧省の旅から
筆者は、この夏、遼寧省対外文化交流協会の招きで、遼寧省の瀋陽、営口、大連、丹東の四都市を訪れた。十二日間の駆け足の旅ではあったが、香港·マカオの十二の新聞社の合同取材団と一緒だったこともあり、印象深いものがある。旅の“要所”をご紹介しよう。瀋陽に新名所
Author: 曾慶南 Year 1986 Issue 11 PDF HTML
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22. 寧波 日本ゆかりの港
由緒ある寺々歴史の古い寧波は景色の美しい港町である。また文化遺跡と古代建築物も多く、重要文化財に指定されたところは百九カ所を数え、観光地としてその名を知られる。寧波に着いたら、誰もがまず天童寺に足を伸ばすだろう。昔から「東南の仏国」と称されたこの古刹は、すでに千六百余年の歴史がある。言い伝えによれば、西晋の永康元年、つまり西暦三〇〇年、僧侶の義興はここに着くと、寺を開山し、日夜読経に励んでいた。そ
Author: 曾慶南 Year 1986 Issue 11 PDF HTML
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23. 温州 みかんの花香る港
温州は昔からあこがれていた地である。宋代の詩人楊蟠は温州を称える詩を書いているが、その中に「一片繁華海上頭,従来喚作小杭州」(浜辺に繁華する温州、昔から小さな杭州と呼ばれる)という一句がある。それを見て、ぜひ一度行って見たいと思ったのだ。その後、温州は「文革」による破壊のひどさで全国に名を知られる。だが、ここ数年で大きく変わった。ここにある「東南第一の名山」と称される北雁蕩山は、秀麗な景観で人びと
Author: 曾慶南 Year 1986 Issue 12 PDF HTML
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24. 「蛇島」探訪記
ついに決行東北地方遼寧省の旅順港近くに蛇島(へびじま)があるということは以前から聞いていた。何度か大連を訪れたが、そのたびに蛇島に行ってみたいと思いながら決心を下せずにいたのである。蛇島はヘビが多いだけでなく、毒ヘビの「王国」だという話を耳にしていたからである。一グラムのヘビの毒で千羽のウサギあるいは三万羽のハトを殺すことができるというし、また、〇·一グラムのヘビの毒がヒトの血液に入り応急手当が間
Author: 曾慶南 Year 1987 Issue 2 PDF HTML
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25. 大連 東北地方の玄関港
大連は、今世紀の初期に起こった日露戦争の旅順口戦役で名を知られた都市だが、今日ではまた、中国の沿海十四の開放都市の中で最も将来性のあることで注目を引いている。旅順は大連市所属の区で、市街地から五〇キロほど離れる。「東洋最大の貿易港に」が目標大連市は中国沿海の最北端にある開放都市で、東は黄海に面し、西は渤海に臨み、南は海をへだてて山東半島と向かいあっている。中国の地図を見るとオンドリの形をしているが
Author: 曾慶南 Year 1987 Issue 2 PDF HTML
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26. 「渡り鳥の王国」―鄱陽湖
地平線上にひろがる二、三キロほどの湖面や草むらに、千を数えるツルや多くの渡り鳥がのんびりとくつろいでいる。遠くから見ると、白い雪が広い湖畔をおおっているようだ。珍しい鳥たちが暖かな陽光を受けながら、えさをついばんだり、たわむれたり、歩きまわったり、羽の手入れをしたり……。時々、甲高い鳴き声が聞こえてくる。千姿万態の渡り鳥の世界、その鳴き声もなかなか魅力的だ。この雄大な景観は昨年の冬の盛り、江西省鄱
Author: 曾慶南 Year 1987 Issue 6 PDF HTML
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27. 「赣北行」江西省北部を歩く
中国南部の江西省は、贛(かん)江が省内を流れるところから贛の略称をもつ。贛江は南から北へと流れて長江に注ぐ。それで人々は、江西省の東、南、西、北部をそれぞれ贛東、贛南、贛西、贛北と呼ぶ。わたしは贛に生まれたが、贛北にはまだ足を伸ばしたことがない。昨年末、里帰りして高齢の両親を訪ねたついでに、江西省北部を旅した。沿路で見聞きしたものは多かった。毛筆の産地―文港筆、墨、紙、硯、この四つを合わせて中国で
Author: 曾慶南 Year 1987 Issue 8 PDF HTML
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28. 第6回全国体育大会をふりかえって
まず最初に、サマランチIOC会長の「第六回全国体育大会評」を引用しよう。「よく組織されていました。一流ですね。施設も人間も一流です」筆者は、大会の盛況を自分の目で見たので、サマランチ会長の言葉がけっして外交辞令でないことが分かる。オリンピックを前に開かれた、中国スポーツ界を総覧する体育の祭典は、規模、施設、成績のいずれをとっても、これまで五回開かれているどの大会よりもすぐれていた。各省·直轄市·自
Author: 曾慶南 Year 1988 Issue 3 PDF HTML
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29. 信じずにはいられない この目で見た気功治療
中国では、いま、気功が大変なブームだ。あるいは持病を根治するために、あるいは壮健、長寿になるために、少なくとも二千万人は下らない人びとが、気功に励んでいる。 気功に長じると、なぜ持病が直ってしまうのか。なぜ薬いらずの健康な体になるのか。五千年の歴史を有する、この最古の健康法に、近年、科学のメスがあてられ、その神秘のベールがはがされようとしている。
Author: 曾慶南 Year 1988 Issue 12 PDF HTML
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30. 中国最大の衣料品輸出基地―南通
南通は長江デルタの先端部にあり、昔から「揚子江第一の窓」と呼ばれてきた。しかし、一九八四年に、最初の十四沿海開放都市の一つに指定されるまでは、直接海に面していないうえに鉄道も空港もなく、交通の便が悪いことから、「難通」と冗談を言う人がいた。現在ではすっかり様変わり。北京、広州、廈門(アモイ)、南京、武漢、大連、成都、深圳(しんせん)などと結ぶ航空路が開かれており、上海、浦東、南京へは高速船が通う。
Author: 曾慶南 Year 1996 Issue 5 PDF HTML