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Your search : [ author:文·延河蓮 写真·王恩普] Total 39 Search Results,Processed in 0.098 second(s)
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21. チベット草原紀行
チベット高原は一二〇万平方キロ、中国総面積の八分の一、日本の三倍の広さがあり、その七〇%が草原で、北部高原、ヤルンズァンボ川流域、東南部には広大な草原がひろがっている。チベットの主要経済は牧畜であり、チベットの総生産額の三分の二を占めている。草原には湖が多い。かも、白鳥、かもめなどが無数にいるし、ほかでは見られない美味な無鱗魚も獲れる。広い草原には牧草がよく育ち、天然牧場として一年じゅう使える所が
Author: 写真 王恩普 翁乃強 Year 1987 Issue 5 PDF HTML
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22. ラサのこのごろ
ラサ市の西郊にあるポタラ宮。この宮殿建築の始まりは千三百年前で、石を主に木と土で構成されている。宮殿には多くの宝物や金銀珠玉、経巻、歴代教主をまつる霊塔などがあり、チベットの代表的建築であるポタラ宮は、また、チベットの文化、芸術の宝庫でもある。チベットのラサは、世界に知られた古都の一つで、7世紀以来の建築がたくさん残っているチベット文明の象徴とされている17世紀に復原されたポタラ宮や、チベット黄教
Author: 写真 王恩普 翁乃強 Year 1987 Issue 8 PDF HTML
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23. チベット南部 ニンチ·山南·シガズェを行く
ラサの東四〇〇キロのニンチ一帯はチベットの“江南”といわれる所。海抜三〇〇〇~四〇〇〇メートルだが、気候が良く農林業が盛んで、谷間の平野では水稲、青稞麦、小麦、くるみ、桃、あんず、リンゴ、バナナなどがとれ、山には雪山唐檜、縦(モミ)、白樺、ヒマラヤ松などの森林がある。貴重な薬材や珍しい鳥や動物も多い。また、チベットの新興工業基地として、製材、製油、マッチ、自動車修理などの工場が多く、有名なニンチ毛
Author: 写真 王恩普 翁乃強 Year 1987 Issue 10 PDF HTML
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24. チベットの寺
チベットは昔から「小西天」と呼ばれている。み仏や菩薩さまのおわすところが西天で、チベットはそのミニチュア版というわけだ。大昭寺、ポタラ宮、哲蚌(レプン)·色拉(セラ)寺などには、日夜を分かたず熱心な信徒が集まって、五体投地の礼拝をし、香を焚き供物を捧げ、ラマ僧の読経の声がひびいている。チベットで最も豪華で堂々としているのは寺院建築だ。寺はチベット文化の精華であり、数多くの寺を擁するチベットは、仏教
Author: 写真 王恩普 翁乃強 Year 1987 Issue 12 PDF HTML
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25. 大黄河の“のどくび”をつかむ―竜羊峡ダム
大黄河の上流、青海省の共和県と貴南県の県境に、いま、中国最大の発電所がつくられようとしている。竜羊峡。険しい山間を、さながら竜のように“身をくねらせて”流れ下る黄河。この竜の「のどくび」にもあたるところにダムを築き、黄河の治水とあわせ、奥地開発のための電力を生み出そうという一大プロジェクトがいよいよ最終段階に入った。ダムの堤高は一七八メートル。発電所には四台の発電機が据えられ、年間発電量は、六〇·
Author: 写真 王恩普 李界範 Year 1988 Issue 12 PDF HTML
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26. 再び脚光をあびる国境のまち―綏芬河
〈本文参照〉東北地方黒竜江省の東南部に位置する綏芬河(スゥイフェンホォ·すいふんが)市は、国境を隔ててソ連の旧沿海州と隣り合う人口2万4千人の小都市。鉄道と自動車道を通じて、日本海に臨むソ連の港湾都市·ウラジオストク、ナホトカとつながっているため、国境貿易の中継点として、いま、再び脚光を浴びている。今世紀の20年代には、国境の小さな町にすぎなかったここ綏芬河に、18の国と地域から商人が集まり、「国
Author: 写真·王恩普 周長友 Year 1990 Issue 11 PDF HTML
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27. 松花江畔の大コンビナート
吉林省の吉林市にある「吉林化学工業公司」は、中国屈指の化学工業コンビナートとして知られている。労働者·職員は12万人、20億元余の資産と110余の設備を擁する代表的なマンモス企業に成長した。原料は石油と石炭。化学肥料、合成染料、カーバイド、石油精製、有機合成の五大工場を中心に、設計、科学技術研究、計器、機械、発電、鉱山開発、鉄道·道路輸送から従業員の生活までが一体になった一大コンビナートである。
Author: 〈本文参照〉写真 王恩普 Year 1991 Issue 3 PDF HTML
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28. 長島 山東半島の海上楽園
〈本文参照〉山東半島の北側に点在する長島は、32の島からなり、総面積56平方キロ、人口4万2000人、その歴史は1万年前にさかのぼる。毎年春と秋には200種以上の渡り鳥が翼を休め、渤海湾上の仙島と呼ばれてきたが、近年は水産業が大いに栄え、2000年には1人平均総生産も1万ドルの大台を突破するだろうという。
Author: 写真 王恩普 孫象新 Year 1993 Issue 3 PDF HTML
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29. 中国農業の現状と未来
「食は生命の源泉」中国は地球上の僅か七%の耕地を使って、世界の人口の二二%を養っているが、これは過去の歴史に照らして奇跡とも言えよう。
Author: 文·孫戦科 写真 王恩普 Year 1996 Issue 3 PDF HTML
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30. 古代伝説と風光美の王相岩
太行大峡谷で最も風光明媚な所といえば、王相岩(ワンシャンイェン)が挙げられる。伝承によれば、商代の二十二代の国王の武丁は、幼いころ父の命で林慮山に送られ、平民や奴隷とともに生活した。武丁は生産労働の意義や素朴な生活習慣を体得しただけでなく、傅(ふ)説という奴隷と親しくなった。彼の才略に感心した武丁は、即位後、傅説の力を借りたいと思ったが、当時は出身階級に厳しい奴隷社会で、すぐには実現はむずかしかっ
Author: 写真·王恩普 文·師文竜 Year 1997 Issue 8 PDF HTML