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Your search : [ author:張玉泉] Total 24 Search Results,Processed in 0.102 second(s)
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21. 新しい社会·新しい人間像
解放後の中国では、社会も、人間も、すっかり生まれかわった、とよくいわれる。社会のどこがかわったのか? 人間がどのようにかわったのか?こんにちの中国の新しい世相、新しい人間像にピントをあわせてみよう……がらりとかわつた世の中数日来の砲声もとだえて、上海(シヤンハイ)は、ひっそりと静まりかえっていた。東の空は白んで、夜明けの近さを思わせた。北四川路(ペイスーチワン)に住んでいる費(フエイ)老人は、ひと
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1965 Issue 1 PDF HTML
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22. 台湾かう帰った馬晴山陣両氏き訪ねて
オリンピックを機に、台湾を脱出した馬晴山、陳覚両氏は、上陸第一歩なつかしい家族に迎えられ、感激のひとときをすごしたが、それよりも感激したことは一七年ぶりに見る祖国の偉大な変化だった。東京オリンピックに参加したもと台湾(タイワン)の射撃選手馬晴山(マーチンシヤン)さん(三八)とスポーツ視察団員陳覚(チエンチユエ)さん(三六)が、意を決して祖国の大地へ帰ってきた。記者は新僑(シンチヤオ)ホテルに北京(
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1965 Issue 2 PDF HTML
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23. 米屋
北京(ペイチン)で〈糧食店(リヤンシーテン)〉といえば食糧を売る店、つまり米屋さんの事である。ただし取扱う商品は米だけに限らず、小麦粉、高梁、とうもろこし粉、粟、豆類はてはうどんにいたるまでさまざまである。この種の店は大通りを歩いていてもなかなか見当たらない。城内なら引っこんだ胡同(フートン)(横町)のなか、城外なら新しい住宅地帯の〈下駄ばきビル〉の一角に食糧店はある。けばけばしい看板をかかげてい
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1965 Issue 6 PDF HTML
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24. 第28回世界卓球選手権大会で活躍した 鄭敏之さん
第二八回世界卓球選手権大会に出場した中国女子チームは、団体戦で柔よく剛を制して、四連勝の日本女子チームを破った。これまで攻撃型として知られた中国女子チームが、なぜ決勝戦にのぞんで二人のカット選手林慧卿(リンホイチン)、鄭敏之(チヨンミンチー)選手を出場させたのか。これは国際卓球界の意表をつく戦術だった。中国人のいわゆる<奇策を用いて勝利を得る>戦法だという。人びとは驚いたり、うらやんだりするなかで
Author: 張玉泉(チヤンユイチワン) Year 1965 Issue 9 PDF HTML