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Your search : [ author:写真·呉哮声 楊正坤 劉東平 陳東明 文·東平] Total 86 Search Results,Processed in 0.087 second(s)
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21. 五大絶景を歩く
唐の李白は「どんなに遠かろうと五岳(ごがく)(五つの名山)に神仙を求めて尋ね歩こう。生涯を名山に分け入って過ごしたいものだ」と歌ったし、宋の欧陽修は「酔翁(すいおう)(酔いどれ翁(おきな))と称してはいるが、ほんとに欲しいのは酒ではなくて山水の美だ」と歌った。緑の山は仙境、青く澄んだ水は酒。中国大地の山河の美はむかしから詩人や画家を酔わせ、かれらの霊感の源泉となってきた。数千年にわたって、山水詩が
Author: 本誌·劉東平 楊真 Year 1993 Issue 6 PDF HTML
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22. 大同に古代の歴史を訪ねる
山西省大同は北京の西方約三八〇キロ、内蒙古に近い台地にある。夜の十一時に北京駅をたち、ひと眠りして目が覚めたら、大同駅だった。雲崗石窟に眠る仏像五万体大同の雲崗石窟は中国が誇る三大石窟の一つである。一九七二年、周恩来総理と一緒にここを訪問したフランスのポンビドー大統領が、雲崗は世界最高の芸術の一つだと絶賛した。石窟は大同の西一六キロ、武周山の北面に蜂の巣のように並んでおり、現存する主な洞窟は五十三
Author: 文·写真 劉東平 Year 1997 Issue 2 PDF HTML
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23. 天下に冠たる桂林の風景
桂林の山水は天下一で、有名な漓江下りは南画の世界を満喫できる。国内のみならず、海外の観光客もみんな桂林を一目見たいと思っている。しかし、十年前に私がリュックサックを背負って歩いた時に比べると、桂林の風景も遊び方もずいぶん新感覚のものに変わってきたようだ。畳彩山·芦笛岩桂林市にはたくさんの観光スポットがあるが、最もよく知られているのが「三つの山·二つの洞窟·一条の川」である。つまり独秀峰·象鼻山·畳
Author: 写真·文 劉東平 Year 1997 Issue 4 PDF HTML
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24. 新興の観光旅遊地―北海市
広西チワン族自治区の南寧で車に乗り、南東に三時間ほど走ると同自治区の南端に着く。そこが南中国海の北東岸に突き出た北海市である。この町は交通が便利で、北京、天津、広州、成都等の各都市から空の直行便があるし、鉄道や自動車道路も四方八方に通じている。三方を海に囲まれ、一方が大陸につながっている同市は北側が海に面しているところから北海の名が付いた。ここは、昔は小さな漁村に過ぎなかったが、明の時代に港が作ら
Author: 写真·文 劉東平 Year 1997 Issue 10 PDF HTML
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25. 歴史彩る偉人のふるさと―浙江省紹興
紹興は豊かな自然にも恵まれ、数多くの著名人ゆかりの地として知られている。政治家、思想家、文学者、芸術家、科学者など、中国史を彩る優れた人物たちがここから生まれた。紹興と関わりのある偉人の数は数百に上り、彼らの存在がこの街に独特の重みと風格を与えている。街に残る彼らの生家や屋敷、庭園や祖廟など、数々の関連史跡は多くの旅人の心を引きつけて離さない。書道の聖地 蘭亭中国の歴史上最も有名な書道家である王羲
Author: 写真 文·劉東平 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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26. 梵浄山の黔金絲ザル
黔金絲(けんきんし)ザルは愛くるしい。背中はシルバーグレーの毛で覆われ、左右の肩口を結ぶ白い帯状の模様が特徴的。額と手足の内側に輝く金色の柔毛は、サテンのようになめらかだ。逆三角形の顔は青みがかった灰色をしており、そこに埋め込まれた大きな二つの瞳がキラキラと輝く。鼻が上を向いているため、「仰鼻ザル」との別名もある。また、細長くて美しい尾を持つことから、地元の人には「牛尾ザル」とも呼ばれている。世界
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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27. 万里の長城
①八達嶺の高速道路と夜景八達嶺と北京市街地をつなぐ高速道路が開通したことで、半日あれば観光を十分楽しめるようになった。昼間の開放時間は、午前五時半から午後六時半まで。夜は午後九時から午後十時半まで開放され、夜景を見ることができる。電話(〇一〇)六九一九二六七八②長城の新名所―慕田峪慕田峪は北京市の北東、市街地から約七十キロの位置にある。この辺りの長城はほとんどが明の時代に造られたもの。歩道とゴンド
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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28. 白竜潭
白竜潭は北京市密雲県の北東約二十五キロ、北京の市街地からは約九十五キロの距離にある。景観区の広さは約四平方キロで、澄んだ水をたたえた淵の連なりと滝が見物だ。北宋の時代に建てられた五竜祠や元代の竜泉寺、清の歴代皇帝が避暑に用いた離宮、万福寺などの古跡も多い。また対聯や名言、書や詩文が随所に見られるのも特徴。書道や古詩に興味のある人には、ぜひメモ帳やカメラを持参していただきたい。景観区内には有名な文人
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 1 PDF HTML
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29. 雲南の山の民 その文化と信仰と
雲南省怒江リースー族自治州貢山県の丙中洛郷。私たちがたどり着く頃にはすでに日も落ち、かなたの夕空に碧羅雪山の頂がぼんやりと浮かんでいる。山の裾には怒江がゆったりとうねり、だいだい色の陽の光が丙中洛の平野をすっぽりと包み込む。心が癒されるような、なんとも温かみのある眺めだ。ラマ教寺院とカトリック教会丙中洛の郷を特徴づけているのは、その美しい景色だけではない。ここにはヌー(怒)族、チベット(蔵)族、リ
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 4 PDF HTML
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30. 中国の民俗文化をめぐる旅
①中国画を学んでみる徐悲鴻記念館では、中国画の大家である徐氏の作品を堪能できるのはもちろん、専門家による中国画の手ほどきを受けられる。馬の輪郭の下書き入りの画紙や表装用の生地も用意されており、自分の作品を持ち帰ることができる。住所 西城区新街口北大街五十三号 徐悲鴻記念館電話(010)62252024開 午前9時~午前11時 午後1時~午後4時(土日は休館)入場料
Author: 写真 文·劉東平 Year 2000 Issue 4 PDF HTML