Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:グラフ参照 本誌記者] Total 323 Search Results,Processed in 0.103 second(s)
-
231. 山水の旅·友情の旅―日本人旅行団随行記
早春二月、私は京都府の南部五市から来られた二十四人の友人に随行して、二週間、行程二千キロ余りに及ぶ愉快な旅行をする機会にめぐまれた。広州の初対面二月十六日、私は中国民航の旅客機で十二時二十分、広州の白雲飛行場に降りたった。その足で中国国際旅行社の広州分社に車を走らせた。分社の事務室の掲示板でみると、この時期に広州を訪れる、あるいは広州を通過する外国の旅行団や華僑の旅行団は二十八組もあった。そのなか
Author: 本誌記者 秦泥 Year 1978 Issue 8 PDF HTML
-
233. 郭沫若老と「人民中国」
中国では、郭沫若氏のことをだれもが郭老(グオラオ)とよんでいる。それは氏に対する尊敬と親しみのあらわれなのだ。郭沫若の名はわれわれ現代中国人の心中に、感激、豪放、そして火のような熱情を想起させる。郭老に会っていると、その話がのどかな座談だろうと、あるいは深遠な議論であろうと、どんな場合でも、それはわれわれを啓発し、われわれの心をわきたたせてくれるのである。郭老に会ったことのある本誌編集部の面々は、
Author: 本誌記者 韓瀚 Year 1978 Issue 10 PDF HTML
-
234. 長江下流の船旅 江西省から安徽省まで
本文参照長江水系の航行可能な距離は七万キロにおよび、厳冬期でも氷結しないため、四季をとわず航行できる。長江の船旅は安全でのどか、しかも費用は少なくてすむ。
Author: 撮影 本誌記者 Year 1978 Issue 10 PDF HTML
-
235. 曲芸の「名優」バンタ君
人気のある出し物夏のさかりに、取材のために上海市を訪れた。バスに乗ったところ、ふとこんな会話が耳に入った。「あのパンダのウェイウェイ(偉々)の芸当見たかい」「うん見だよ。うまいもんだな。パンダがあんなに器用で利口だなんて思いもよらなかったな。ありゃ一人前の役者だよ」聞き間違えたのではないかと思い、急いで聞いてみた。「あの、パンダが芸当をして見せるんですか」「そうなんです。もちろん本物のパンダですよ
Author: 本誌記者 狄華 Year 1978 Issue 11 PDF HTML
-
236. 新生の古都―南京、鎮江、揚州
(本文参照)故人(こじん) 西のかた黄鶴楼(こうかくろう)を辞(じ)し 煙花(えんか) 三月(さんがつ) 揚州(ようしゅう)に下(くた)る 孤帆(こはん) 遠影(えんえい) 碧空(へきくう)に尽(つ)き 唯(た)だ見(み)る長江(ちょうこう)の天際(てんさい)に流(なか)るるを唐の詩人李白は長江下流の景色をこううたった。記者は、安徽省の馬鞍山から船で長江を下り、歴史的な古都であり、いま新しい役割を
Author: 撮影 本誌記者 Year 1978 Issue 11 PDF HTML
-
238. 出立を前にして
わたしの机の前に「飛燕をしのぐ馬」と題する長さ一·五メートル、幅一メートルのカラー写真がかかっている。深夜、読書に疲れた時などに西域を奔放に駆けめぐり、今にも空を飛びそうなこの駿馬の勇ましい姿に目をやると、あのシルクロードへの様ざまな想いが浮かび上がって来る。西域の駿馬「飛燕をしのぐ馬」というのは、一九七二年、甘粛省武威県の東漢の古墳から出土した銅の馬である。三本の脚が空をけり一本の脚が燕の上に乗
Author: 本誌記者 車慕奇 Year 1979 Issue 1 PDF HTML
-
239. 生きた歴史博物館
古文明のシンボル西安のあるデパートの絹製品売り場では、華やいだ笑い声のなかで、ヨーロッパの女性グループがあれこれ品定めをしていた。きらびやかな錦織りを肩に掛けてみて、夫の意見を求めているものもおれば、柔らかな手ざわりのよい絹製品をさすりながら、しきりとほめている人もいた。この五、六人の女性たちはかなりの絹織物を買い求めていった。なかでも二〇メートルも買った婦人は「フランスに帰ってから友だちに上げれ
Author: 本誌記者 車慕奇 Year 1979 Issue 2 PDF HTML
-
240. 古代の国際都市―長安
一九五〇年代の始め、私は旅行の途中、西安に立ち寄ったことがある。ちょっとかいま見た程度のものだが、その時の印象はあまりよくなく、うらぶれた小さな都会といった感じであった。南の城門から歩いても二時間位で北の城門に着き、城門を一歩抜けると農村で、街の通りも狭く、緑樹はほとんど見かけなかった。あれから五年たった今、ふたたび西安を訪れたが、前回とは異なり、離れがたい思いにかられて、西域へ出発する日程を二、
Author: 本誌記者 車慕奇 Year 1979 Issue 3 PDF HTML