221. 原体験としての日本語

ラジオの深夜放送は卒業するメディアだ、と言ったのは、長年ラジオのパーソナリティーを務めたアーティストの福山雅治さんである。「あるときから聞かなくなるが、原体験として残るメディアだ」（『朝日新聞』二〇〇五年三月二十八日付け）同感である。遠い昔の学生時代、ラジオの深夜放送は私の生活の一部だった。番組のオープニングメロディーはもちろん、深夜の孤独を癒（いや）すパーソナリティーの温かい語りかけは、遙かな時

Author: ノンフィクション作家·キャスター　青樹明子    Year 2007 Issue 6 PDF HTML

222. 永遠に毛主席の教えをまもり片ときも大衆から離れない

プロレタリア文化大革命のなかで輩出した革命的「小人物」は、その地位の変化につれて、いま大きな問題に直面している。それは、永遠に毛主席のあとにしたがい、永遠に大衆のなかに身を置き、まじめな人民の勤務員、普通の勤労者になるか、それとも大衆のうえにあぐらをかき、役人風を吹かすか、ということだ。山西（シヤンシー）省忻（シン）県奇（チー）村の民兵大隊副教導員王銀娥（ワンインオー）同志は、「『役人』にもなれば

Author: ―毛主席著作学習積極分子王銀娥さん　解新（シエシン）    Year 1968 Issue 5 PDF HTML

223. 鷹よはばたけ

空は澄みわたっていた。環水にいる高鷹（カオイン）に新しい針療法をならいにゆこうと、わたしは漁船に乗った。船頭の老人は六十の坂を越していた。赤銅色の顔にふかくシワがきざみこまれている。ズボンのすそをまくりあげ、長い竿をあやつりながら急な流れをさかのぼるのだが、平地を歩くように軽やかだ。船には漢方薬の益母草（せくもそう）が一束つんであった。好奇心にかられて老人に目をやると、老人もわたしがもっている赤十

Author: 吉林省敦化県労働者·農民·兵士創作グループ え·紅化    Year 1971 Issue 10 PDF HTML

224. 老スポーツマンの四十年

わたしは、解放前の一九三四年に北京師範大学体育学部に入学してからいままで、四十年にわたって体育活動にたずさわってきた。この四十年間に、まったく異なった二つの社会制度と二つの体育界をわたしは体験した。社会主義の新中国における体育事業が力づよい発展をとげ、老スポーツマンが革命的青春をとりもどし、若いスポーツマンがたくましく成長しているのを目にして、自分が歩んだ道をふりかえるとき、わたしは感慨無量である

Author: 中華全国体育総会委員 中国バスケットボール協会副主席　牟作雲    Year 1974 Issue 9 PDF HTML

225. 勇敢な紅小兵

Author: 著　張登魁 編　北京人民出版社 え　北京市東城区業余美術創作組    Year 1974 Issue 12 PDF HTML

226. 孔子を痛烈に論駁した柳下跖

孔子は、中国古代の腐敗·沒落した奴隷主貴族の代表者である。歴代の反動派はいずれも孔子を「聖人」としてもちあげたが、勤労者はいつの時代にも孔子を軽べつし、かれの反動的な論説に批判をくわえてきた。二千余年前、『荘子·盗跖』篇にみえる、奴隷蜂起の指導者·柳下跖（リユウシヤヅー）が孔子をはげしく論駁したことは、勤労者による孔子反対史上における輝かしい事績である。この物語は上述の史料にもとづくものである。二

Author: 四川省重慶市中区文化館労働者·職員業余創作組    Year 1975 Issue 5 PDF HTML

227. 「上海語は近い将来に消滅しない」

Author: ——袁雯　上海市語言·文字工作委員会、同市教育委員会副主任    Year 2012 Issue 5 PDF HTML

228. 秘密連絡所

Author: 峻青（チユンチン）作 華三川（ホワサンワン）え 北京人民美術出版社出版    Year 1966 Issue 5 PDF HTML

229. 毛主席にしたがって一生革命をすすめる

革命に参加して二十余年になるわたしは、毛沢東（マオツオトン）思想にはぐくみ育てられてきたことにとりわけ仕合わせとかぎりない誇りを感じている。毛主席は、「ふるい元手にたよらずに、新しい功績を立てよ」と教えている。毛主席のあとにしっかりとしたがって生涯革命に挺身するのがわたしの最大の念願である。毛主席の著書を生涯読みつづけ、階級的な苦しみを生涯こころにきざみつけ、革命への忠誠心を生涯もちつづけること、

Author: 中国人民解放軍北京部隊毛主席 著作学習積極分子某部大隊長 劉天革（リユウテンコー）    Year 1968 Issue 2 PDF HTML

230. 修正主義の発生をふせぐために

一九六六年のことです。わたしらのところに大学卒業生がひとり、農業技術員としてまわされてきました。その青年は生産大隊にくると、えらく高慢で、貧業·下層中業を見下しこちらから話しかけても、てんでとりあおうともしません。なにごとをするにもひとりよがりで、貧農や下層中業とはあまり相談もしません。綿の密植試験をすることになったので、生産大隊の党支部では、老農民をあつめて座談会を開き、貧業·下層中業の意見をき

Author: 河南省郏県「広闊天地大有作為」人民公社革命委員会　楊周（ヤンチヨウ）    Year 1968 Issue 12 PDF HTML