Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:虞曉宇 魯忠民=文 魯忠民=写真] Total 149 Search Results,Processed in 0.090 second(s)
-
11. 経済成長が呼んだ油絵ブーム
この数年来、中国では油絵のブームが起こっている。昨年開かれた第三回中国油絵展には、二千点を超す空前の応募作品が集まった。画家や美術学校の学生は増え、雨後の筍のように画廊がオープンしている。油絵を買って部屋に飾る人も多く、油絵はいまや中国の庶民の暮らしに入ってきた。
Author: 張春侠=文 魯忠民=写真 Year 2004 Issue 4 PDF HTML
-
12. 「撃鼓説唱俑」
殉死者の代わりに埋葬された、人や動物をかたどった俑は、漢代の彫塑の中で非常に重要な地位を占めている。その題材は広範囲にわたり、内容は豊富で、車馬に乗って遠出する様子から、家を守る侍や奴婢、台所や宴会、歌舞やさまざまな芸能まで、ほぼ何でも題材にしている。これは漢代の多彩な社会や生活を反映しており、写実主義の色彩が濃く、高い芸術的価値をもっている。中でも四川地区の漢代の俑は独特である。多くの俑が出土し
Author: 文=魯忠民 写真=王露 Year 2004 Issue 4 PDF HTML
-
13. 湖南省博物館 帛画(はくが)人物竜鳳図
帛画 戦国(紀元前475~前221)長さ28センチ 幅20センチ一九四九年、中国湖南省長沙市の東南郊外にある楚墓から、白い絹の布(帛)に描かれた絵が発見され、後に『人物竜鳳図』帛画(はくが)と名づけられた。これは、これまでに知られている限りでは、中国で一番古い絵画作品である。この二千四百余年前の絵は、葬儀の際に旗指し物として使われたもので、絵はすでにかすれて、ぼけてしまっているが、絵の中に描かれた
Author: 文=魯忠民 写真=王露 Year 2004 Issue 5 PDF HTML
-
14. 天津市芸術博物館 闘彩農耕図扁壺
この「闘彩農耕図扁壺」は、清の乾隆年間(一七三六~一七九五年)に、景徳鎮の官窯で焼かれた逸品である。闘彩磁とは、白地に藍色で描いた下絵つけと、彩色を施した上絵つけとが結合した貴重な磁器で、その原型は、金代の磁州窯系統の、黒で下絵つけし、赤緑黄で上絵つけしたものが結合した製品にまで遡ることができる。闘彩の彩色技術は比較的複雑である。まず純白の生地の上に、藍色で絵の輪郭線を描き、透明な釉薬をかけて千三
Author: 文=魯忠民 写真=王露 Year 2004 Issue 6 PDF HTML
-
15. 黒竜江省博物館 座式銅竜
黒竜江省博物館黒竜江省博物館は、総合的な博物館で、黒竜江省の省都、ハルビン市の中心にある。1922年に創設され、50年、ハルビン工業大学の科学研究所となり、54年に「黒竜江省博物館」と命名された。博物館はメーンビルとオフィスビル、倉庫ビルの3棟からなり、建築面積は1万6000平方メートルを超えている。博物館の主な建物は1904年に建てられた古典的なロシア式建築で、陳列面積は3000平方メートル、倉
Author: 文=魯忠民 写真=王露 Year 2004 Issue 7 PDF HTML
-
16. 新旧が交わる北京の什刹海
中国の北方に位置し、乾燥した気候で水不足―。北京に対して、多くの人たちはそんな印象を抱いているに違いない。ところが、意外なことに北京城は水に沿って建てられていた。明·清時代、北京城内には北海、中海、南海、前海、後海、西海という六つの池があり、人々は前海、後海、西海の三つを合わせて「什刹海(シーチャーハイ)」と呼びならわした。北海と中海、南海は皇帝の専有であり、宮廷ならではの威風を備えている。什刹海
Author: 王浩=文 魯忠民=写真 Year 2004 Issue 9 PDF HTML
-
17. 幸せ願って年を越す―春節
春節はもともと、四千年前の夏王朝の時代に始まった夏暦の正月元旦のことである。辛亥革命後の一九一二年、中国は太陽暦を採用し、一月一日を元日として新年の始まりとすると同時に、陰暦の一月元日を春節と定めた。春節は、中国では一年中でもっとも盛大で、にぎやかな祝日である。休みの期間は、法定休暇の三日間に前後の土、日曜を振り替えて加え、合計七日間の連休とする。農村では、春節前後の一カ月ほど賑やか日々が続く。春
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 1 PDF HTML
-
18. 灯籠が輝く夜
団子を食べて一家団らん「元宵節」(ユァンシャオジエ)(げんしょうせつ)は、旧暦の一月十五日(今年は西暦二月二十三日)である。この日の朝は、どの家でも「元宵」という団子を食べる習慣がある。元宵はまた「湯円」(タンユァン)とも呼ばれ、作り方も簡単だ。ピーナッツやクルミ、ゴマなどを煎り、砂糖を加えて餡を作り、小さくて丸い玉にする。それをもち米の粉に入れて、水を加えながら左右に揺らし、ピンポン大の団子にな
Author: 丘桓興=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 2 PDF HTML
-
19. 西部大開発を引っぱる人口世界一の巨大都市·重慶
中国の内陸部、長江に面した重慶は、人口三千二百万人。 世界で人口がもっとも多い巨大都市である。 八年前に中国第四の直轄市になってから、経済の発展は目覚しい。 二〇〇〇年に中国政府が「西部大開発」の発展戦略を打ち出して以来、その牽引車の役割を果たしている。 外資が次々にやってきて国際化が進み、今年十月には第四回アジア·太平洋市長サミットが重慶で開催される。 しかし、巨大な人口圧力、経済基盤の弱さ、交
Author: 王浩=文 魯忠民=写真 Year 2005 Issue 3 PDF HTML
-
20. 土地神と竜を祭る―春竜節
「春竜節(チュンロンジエ)」は、旧暦の二月二日(今年は西暦三月十一日)に行われる。土地神を祭り、竜を迎え、気候が順調で、豊作であることを祈る祭りだ。古代の盛大な祭り「祭社」(土地神を祭る)の「社」とは、つまり土地のことだ。民間では、土地は万物をはぐくみ、五穀を育て、生き物を養うと考えられている。それによって、土地崇拝と土地神の信仰が生まれ、「祭社神」(土地神)を祭る「社日節」が行われるようになった
Author: 丘桓興=文 魯忠民·写真 Year 2005 Issue 3 PDF HTML