Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:構成 楊士俊 え 岳峰] Total 963 Search Results,Processed in 0.108 second(s)
-
11. 大足
さて今回は、敦煌·竜門·雲崗と並び称される、すばらしい石仏遺跡“大足摩崖石刻”にご案内いたしましょう。重慶まで来て、大足に足を伸ばさない手はありません。三峡下りだけでは、モッタイナイ·モッタイナイ。「四川省大足県」イラストをご覧下さい。重慶の西方約一六〇キロ、かの詩仙·李白が、「蜀道の難きは、青天に上るよりも難し」と詠った、その蜀道よりも、さらに奥深い、群山錯列の“秘境”に位置しております。この、
Author: 構成 李雪琴 え·郭立煌 Year 1989 Issue 4 PDF HTML
-
12. 3三峡
いよいよ三峡下りの始まりです。乗船は重慶·朝天門埠頭。三峡の起点·白帝城までは四五一キロメートル。長寿、涪陵、豊都、石宝寨、雲陽と、船は長江沿岸の町々を左右に見ながら、船足も軽く白帝城へ。天険·三峡へ入るまでの長江は、両岸から、しだいに山が迫るとはいうものの、まだまだ“一路順風”。ゆっくりと四川の景観が楽しめます。長寿(ちようじゆ)は、その名のとおり、長寿老人の多いことで知られた町。昔むかし、民情
Author: 構成 李雪琴 え 郭立煌 Year 1989 Issue 5 PDF HTML
-
13. 宜昌
三峡下りの旅も、ここ宜昌でストップ。長江をせきとめた「葛洲(かつしゆう)ダム」が目前に迫っては、どうしても下船しなければなりません。どうしても下船したくないというお客さまの集団があれば、閘門(こうもん)を開閉し、船ごと下流へ抜け出ることになります。豪快な三峡下りのあとは、やはり、下船して、ゆいしょある古戦場にして新工業都市の宜昌でひと休みなさって下さい。ちょっと足を伸ばせば、三遊洞·白馬洞·下牢溪
Author: 構成 李雪琴 え 郭立煌 Year 1989 Issue 6 PDF HTML
-
14. シーサンパンナ
国境を越えれば、そこは、ビルマかラオス。シーサンパンナは、熱帯に位置する神秘にして麗しい、旅行者のあなたにとっては、“地上の楽園”なのです。訪れた日本人のお客さんは、「ああ、わたしが画家だったら」「ああ、わたしが詩人だったら」と、口をそろえてお嘆きになる!? 中国人にしても気持ちは同じです。美術学校の学生が、一度は行ってみたいところ、それがシーサンパンナなのです。「シーサンパンナ」は、ダイ語。ダイ
Author: 構成 車慕奇 え·翁乃強 Year 1989 Issue 8 PDF HTML
-
15. 大理
「世界の屋根」·チベット高原から東南に伸びる横断山脈。万年雪をいただく尾根から、金沙(きんさ)江、瀾滄(らんそう)江、怒(ど)江の谷を刻む険しい急勾配の山腹は、世界でもまれな「垂直分布」で知られます。珍しい動·植物が、標高のちがいによって、層を成すように分布しているのです。横断山脈の一支脈が蒼山(そうざん)。点蒼山とも呼ばれます。一支脈と言っても、海抜は四千メートル。十九の峰がつらなり、延々四十二
Author: 構成 車慕奇 え 翁乃強 Year 1989 Issue 9 PDF HTML
-
16. 雍和宮 孔廟 国子監
旧北京城内に古都のおもかげを色こく残す一角があります。半日のフリータイムをあてて、ぜひ訪れてほしいところ。雍和宮(ようわ)―孔廟(こうびよう)―国子監(こくしかん)。地下鉄(環状線)の「雍和宮駅」が、ちょうど雍和宮の地下。地上に出て、雍和宮大街を下ると、きらびやかな牌楼(パイロウ)が立つ“正面入口”へ。奥の深いこの北京最大のラマ寺は、「文化大革命」期の破壊からも免れ、往時のままに、その偉容を誇って
Author: 構成 李雪琴 え 余陳 Year 1989 Issue 12 PDF HTML
-
17. 夏のリゾート 承徳
夏の訪れとともに、北京市民の間で話題になるのが、山間の承徳、海辺の北戴河の二大避暑地です。さしずめ、軽井沢、湘南海岸といったところでしょうか。承徳は、北京から東北方角に約二五〇キロ。列車、遊覧バス、ともに五時間ほど。内蒙古高原と華北平原の境にひろがる山地の中にひらけた風光明媚なリゾート地帯で、広大な離宮の造営がはじまったのは、清の康熙(こうき)四十年(一七〇一)から。清朝は、辺境守備のために大規模
Author: 構成 邱南英 え 余陳 Year 1990 Issue 8 PDF HTML
-
18. 最新北京ホテル情報
さながら雨後のタケノコのように建ち並びはじめた高層ホテル群。アジア大会選手村のある「安立路」を南下して「安貞橋」(安貞立体交差)から第三環状道路に入り、進路を東にとると、北京発展大廈、東方芸術大廈、崑崙飯店、長城飯店、兆竜飯店、京広新世界飯店、国際貿易センター(中国大飯店)、……環状道路のグリーンベルト越しに、右にも左にも、まあたらしい“のっぽビル”が建ち並んでいるのです。北京のホテル地図は、この
Author: 構成 金田直次郎 え 余陳 Year 1990 Issue 9 PDF HTML
-
19. 中国東北部②遼寧省の旅
遼寧省は南は黄海と渤海に面し、省内を遼河が流れ、遼河の水よ永遠に安寧なれの意が省の名になっている。漢、満州、蒙古、回、朝鮮等三十余の民族が住む。ここは満州族発祥の地で、また清王朝発祥の地でもあり、清朝前期の宮殿や陵墓などがよく保存され、民族的待色をただよわせている。遼西回廊とよばれる遼東湾岸は古来軍事交通の要路で、遼、金、明、清各時代の古跡が多く、それを訪ねるのもよい。鞍山の千山、大連の老虎灘など
Author: 文·張紅 構成·え 霍友峰 Year 1991 Issue 11 PDF HTML
-
20. 中国 東北部ツアー ③吉林省
吉林省は面積百八十万平方キロ、人口二千二百万人、東北三省の中央部を占めている。温帯に属し、火山地帯の長白山、松花江の大水系、松遼大平原など、変化に富む自然が雄大だ。省都の長春は、北国の春城といわれる。自動車産業の都市、映画産業の都市として有名だ。かつての偽満州時代の皇宮とか国務院とか、各種の建築物も残っている。鴨緑江ぞいの集安には高句麗の古跡がある。通化といえばブドウ酒だが、ここはまた人参ロードで
Author: 構成·え·文 雷友峰 張紅 Year 1991 Issue 12 PDF HTML