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Your search : [ author:李世清] Total 23 Search Results,Processed in 0.109 second(s)
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11. 「独生子女(ひとりっこ)」100人のアンケートから
一九七〇年代の後半から中国では「一組の夫婦に子供は一人」が奨励されているが、現在それを実行しているのは、若い夫婦の総数の二一·二%に、ひとりっ子の数は三千五百万人余りになっている。 この子らは中国の歴史にこれまでなかった全く新しい世代だ。したがって、ひとりっ子世代に対する評判はさまざまで、中国の「小皇帝」、家庭の「小太陽」などと呼ばれたりする。また、この世代の成長に対しても、心配論と楽観論があり、
Author: 李世清 Year 1987 Issue 5 PDF HTML
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12. 丹東 東北のもう一つの海の玄関
丹東市は、中国の一万八〇〇〇キロに及ぶ海岸線の最北端に位置する。遼東半島の東側の付け根にあり、鴨緑江と黄海に臨んでいる。沿海経済開放都市に指定されたのは、おそい方だが、豊かな資源に恵まれた地の利を生かしながら、柔軟な対外開放政策を掲げて世界を招いている。資源に惠まれた地丹東はかつて「安東(アントン)」と呼ばれていた。日本人には今もなお「安東」という呼び方をする人が少なくない。日本人はこの土地になじ
Author: 李世清 Year 1988 Issue 12 PDF HTML
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13. 山西省·平定県の「砂貨」
「平遥の牛肉に太谷の餅、平定の砂貨はきらきらと光る……」これは山西省に広く伝わっている、その地の特産をほめたたえる民謡だ。平遥県、太谷県、平定県はいずれも同省申·東部にある。この歌にさそわれるようにして、私とカメラマンの凋くんは「砂貨」の里、山西省の平定県を訪ねた。道の両側に並ぶ露店平定県は太行山脈の西麓、山西省の東部にあって、東は河北省の井脛県と隣り合っている。北京からは約四百キロ。陽泉駅に降り
Author: 李世清 Year 1992 Issue 1 PDF HTML
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15. 亀齢集
千年このかた、人類は、若さを保ち、老いを防ぎ、長生きが出来て健康が維持できるすばらしい調合薬を、たくさんつくり出してきた。中国で名にし負う「亀齢集」もその一つだ。宮廷の御用聖薬亀齢集は明代宮廷の「秘方」、つまり秘密の処方。皇帝のみが服用した強壮剤の“至宝”というわけで、人びとから「御用聖薬」と呼ばれた。一定の処方に従って他の薬と調合する、というのが複方だが、亀齢集は複方剤の中で最も古いもので、中国
Author: 本誌·李世清 Year 1989 Issue 2 PDF HTML
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16. 人体に第三の経路は存在するか?!
中国初の青年生物医学学術会議が八六年十一月に開かれた。この席で張春彦さんが発表した学術論文「HBE針術の特異現象と電気生理」が大きな反響を呼んだ。彼が考え出したこの針術は、古典的な経絡学説にもとづいたツボに針を刺すのではなく、患者のいわば敏感なところを刺すというもの。一針あるいは数針だけで、麻痺した手足はある程度運動機能を取り戻すことができる。これは漢方医学の古い文献や、現代医学の文献にも先例は見
Author: 本誌·李世清 Year 1989 Issue 3 PDF HTML
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17. 杜仲茶 老衰防止の保健飲料
一九八〇年代以来、杜仲茶は美容によく、肥満をなくし、老衰を防ぐなどの効能によって、中日両国の保健飲料市場で人気商品の一つとなっている。杜仲は、トチュウ科の落葉高木で、その樹皮を乾燥して煎じ、強壮剤として古来珍重されてきた。杜仲茶は杜仲の葉を加工してつくった飲料だ。親孝行のきこりの話民間にはこんな伝説が伝えられている。大昔、杜仲という貧しいきこりがいた。彼には腰痛で苦しむ老母がいたが、長年、風雨にさ
Author: 本誌·李世清 Year 1995 Issue 6 PDF HTML
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18. 『人民中国』訪日団レポート
一九九五年の十二月十日から同二十一日まで、『人民中国』雑誌社訪日団六人と本誌東京支局長于明新の一行は、東京、横浜、加(か)須(ぞ)(埼玉)、大阪、奈良、京都の六都市を歴訪した。以下は、訪日団メンバーの個人的な感想記である。東京の地下鉄に乗って東京に着くとすぐに、地下鉄の構内でサリン事件で全国に指名手配されている八名の逃亡犯の写真が目についた。サリン事件のことは北京のテレビや新聞報道で知ってはいたが
Author: 本誌·李世清 Year 1996 Issue 4 PDF HTML
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19. 長野五輪ヘ中国から大参観団
“信濃の国は十州に、境連ぬる国にして、聳ゆる山はいや高く、流る川はいや遠し。松本伊那佐久善光寺、四つの平は肥沃の地、海こそ無けれ物さわに、萬足わぬ事ぞ那起。…”長野県日中友好協会主催の「長野冬季オリンピック大会中国友人参観団歓迎パーティー」は今やクライマックスを迎え、斑尾高原の夜空に『北信流』謡曲の一節が高らかに響きわたった。この地方色豊かな謡曲は最も大切な賓客を歓迎する時にうたわれるものだという
Author: 本誌·李世清 Year 1998 Issue 6 PDF HTML
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20. 「大治の年」にみる安徽省の新気風
長江下流の安徽省(面積十三万平方キロ余、人口四千万余)ということになれば、すぐ頭に浮かぶのは「文房四宝」といわれる紙、墨、筆、硯のことであろう。湖州(浙江省)の筆を唯一の例外として、宣城の紙、徽州の墨、歙(シイ)県の硯の三つがすべて安徽省の産である。まだある―歴史で有名な曹操(三国志の英雄)と、華佗(中国古代の名医)はここの出身。安徽省にはまた有名な景勝の地、黄山がある……。しかし今日、人びとがも
Author: 沈興大 李世清 Year 1978 Issue 12 PDF HTML