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Your search : [ author:本誌 李暁一] Total 988 Search Results,Processed in 0.115 second(s)
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11. 下痢
排便の回数が増え、便が薄くなり、さらに排せつ物が水のようになる場合、その症状を下痢という。下痢はとくに夏や秋によくおこる症状の一つだ。発病メカニズム下痢の原因はいろいろある。夏や秋に湿熱の邪や寒冷の気を患うと、よく下痢になる。生ものや冷たいもの、油っこいものなどを食べ過ぎたり、不潔な食物を食べたり、あるいは暴飲暴食したりすると、脾や胃を傷つけ、運化不能のため水やかすが混じってしまい、下痢を起こす。
Author: 本誌·李暁一 Year 1990 Issue 6 PDF HTML
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12. 骨折·ねんざ
ころんだり打ったりして、筋肉や骨、気血、内臓が損傷を受けた場合、漢方医学では骨傷科に属する。症状は外傷が出血、内傷が気血の停滞、うっ血、ねんざ、骨折など。この方面では完ぺきな理論体系が確立されており、多くの独特な治療法がある。漢方薬による治療法は内用、外用の二種類。骨折に効く漢方薬服用する薬は、大別して三段階で異なる。まず骨折初期。血腫ができる段階で、ケガして一週間前後。外傷による骨折後、うっ血の
Author: 本誌·李暁一 Year 1990 Issue 9 PDF HTML
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13. 扁桃腺炎
扁桃腺炎はよく見られるノドの病気。漢方医学では「乳蛾」と呼んでいる。これにかかると扁桃が大きく腫れ、カイゴガに見えるのでこの名がある。子供や青·壮年がかかりやすい。春、秋の発病率が最も高い。ノドの激痛、発熱、片側あるいは両側の扁桃が肥大するなどが主要症状。発病メカニズム扁桃腺炎には急性、慢性がある。漢方医学では、急性のものを「風熱乳蛾」、慢性のものを「虚火乳蛾」と言う。急性扁桃腺炎は、風熱あるいは
Author: 本誌·李暁一 Year 1990 Issue 10 PDF HTML
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14. 難病の少女に「愛の長城」
二月の初め、北京の全市民が中国の伝統的な祝日である春節(旧正月)の休みを楽しんでいたとき、ある十三歳の少女が病気にかかったというニュースが伝えられた。少女は楊暁霞といい、いま北京軍区総病院に入院し治療を受けている。彼女がかかったのは病名不明の悪魔のような病気だった。その両手は潰爛(かいらん)し、右の前腕がすでに切断されているが、傷口は癒(ゆ)合(ごう)するどころかただれ続け、左手もすでに半分が潰爛
Author: 本誌·李暁一 Year 1995 Issue 6 PDF HTML
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15. 水仙
水仙(スイセン)ば昔から中国人民に愛されている花である。スイセンは、その姿が美しいだけでなく、色も上品で、かおりもよい。それにもましてこの花のよさは、他の花々が散ってしまった冬の終りから早春にかけて花を咲かせ、大地のよみがえる春のおとずれをつげることにあるのである。そうしたことから、中国人民は、旧正月になると、スイセンを買ってきて部屋に飾り、祝日のふん囲気を盛りあげる。スイセンにまつわる伝説中国に
Author: 李暁一 Year 1975 Issue 3 PDF HTML
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16. 雲南の「三七」
「人参」(本誌一九七三年十二月号参照)ははやくからその名をよく知られている。だが、この「人参」とおなじような貴重薬種が中国にはたくさんある。雲南省特産の名薬―「三七」がそのひとつである。各種の用途「三七」はウコギ科人参属の多年生草本。その栽培は容易でなく、播種してから三年ないし七年後にやっと収穫できる。そのため、産地の人びとは「三七」とよぶ。また、その葉が人参のそれとよく似ているところから「参三七
Author: 李暁一 Year 1975 Issue 5 PDF HTML
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17. 竹
竹は中国人民の生活と深いつながりをもっている。その姿はいたるところでみかけるし、画家によってえがかれ、園林にもそれが配されているのはいうまでもない。しかし、竹の「世界」といえば、その産地である江南地方をあげなければならない。そこには大きな竹林があり、庭には竹がみどりを添えている。言うなれば山も、川も、庭も、竹によって風情を増しているのである。竹が愛されるのは、年中みどりの葉をのばして人の目を楽しま
Author: 李暁一 Year 1975 Issue 6 PDF HTML
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18. 蓮
中国では昔から、蓮(はす)は観賞用として、また、食川·薬用として愛され、珍重されてきた。五千年前の蓮の実プロレタリア文化大革命のさなかに、河南省鄭州大河村にある仰韶文化の建物の遺跡で、礎石の下から二個の蓮の実が発掘された。科学的測定によって、それはいまから五千年以上もまえのものであることが確かめられている。蓮の栽培については早くも二千六百年まえに著(しる)された『管子』という書物の中に「五沃之土生
Author: 李暁一 Year 1975 Issue 8 PDF HTML
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19. 桐(きり)
木製の家具は日常生活にかかせないもののひとつだが、その種類はとても多い。ところで、使用する木材が違えば、家具の出来上りも違ってくる。そうしたことから、人びとは家具をえらぶときには、見た目の美しさだけでなく、使われでいる木材の良否にもよく注意する。中国土畜産輸出入公司があつかっている桐の板と桐製の家具は、外国の人びとからたいへんよろこばれている。すぐれた材質かつて中国では「材質として一番よいのは柏、
Author: 李暁一 Year 1976 Issue 2 PDF HTML
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20. 友誼の旋律
「さくらの国」日本から訪れた名古屋電気工業高等学校吹奏楽団の若い芸術の使者はすでに帰国したが、かれらが演奏した美しい曲はいまも耳にのこっている。中国人民と中国の青年にたいする深い友情にあふれるかれらの笑顔は美しいさくらの花のようにいまも目にうかぶ。すばらしい演奏広い民族文化宮は日本から訪れた若い芸術の使者の演奏に耳を傾ける熱心な聴衆で埋まっていた。うねりさかまく 荒波こえて 日本と中国 友好の旗
Author: 李暁一 Year 1976 Issue 6 PDF HTML