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Your search : [ author:本誌·池倩] Total 24 Search Results,Processed in 0.120 second(s)
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11. 「文化広場」
以前、わたしは毎朝六時十分に息子を起こしてアパートの前の空き地に行き、縄飛びやバドミントンをやった。空き地はサッカーの練習などには狭すぎた。運動場のような所があったらいいのに、と息子はいつも不満顔だった。最近、北京では住民のために各地域に「文化広場」が建設され、息子の願いがかなえられるようになった。市民の遊びの場にわたしのうちは北京南部の紅蓮小区に住んでいる。元は倉庫が密集していたが、それを取り壊
Author: 本誌·池倩 Year 1999 Issue 4 PDF HTML
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12. 上海のナイトライフ
夕方、友人の徐園さんと上海の町を歩いていた。ネオンと街灯がまぶしく、商店の中もよく見える。二十四時間営業のスーパー、銀行、薬局、ファーストフードや、バー、ナイトクラブ、ボウリング場などが華々しい大都会の夜を彩り、首都北京から来た私さえ驚かされた。徐園さんは専業主婦で、めったに夜は出かけない。私の取材を手伝うため久しぶりに夜を満喫して、「夜の上海ってこんなにきれいで、人出がこんなに多かったの」と目を
Author: 本誌·池倩 Year 1999 Issue 6 PDF HTML
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13. 心をくすぐる「陶芸ハウス」
上海に住む八歳の雲飛ちゃんは、週末になるといつもお母さんに、「陶芸ハウス」に連れて行って欲しいとねだる。そこで作り上げた三つの壺は、いずれも雲飛ちゃん自慢の品。家にお客さんが来るたびに披露して、いつも褒めてもらっている。お客さんのうちの何人かは、興味をそそられて「陶芸ハウス」に行き、たちまちそこの常連客になってしまった。最近、上海のホワイトカラーの中で「陶芸作りに行かない?」と誘い合う人たちが現れ
Author: 本誌·池倩 Year 1999 Issue 7 PDF HTML
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14. 上海はいま書店が熱い
上海に出張した時のこと、読書好きの私は書店を見て回りたくなって「面白い本屋を紹介してもらえないかしら」と、友人に尋ねてみた。すると友人は「店構えが立派で規模の大きな本屋と、自宅の居間で気軽に読書する感じの本屋、どっちを見たい?いろんな店を紹介できるわよ」と、笑って答えた。金融、貿易の中心として知られる経済の街上海だが、近年は林立する商業ビルの間に続々と新しい書店がオープンし、文化の香りが色濃く漂う
Author: 本誌·池倩 Year 1999 Issue 11 PDF HTML
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15. 武術家たちも中日交流―中国の意拳と日本の太気拳
一九九九年五月十九日、日本太気拳研究会の久保勇人会長が北京を訪問、兄弟子である北京意拳研究会の姚承光会長と会い、共同出版の打ち合わせを行った。意拳と太気拳の起源や技術などを紹介するこの著作は、近く日本で発売される予定だ。 中国の意拳と日本の太気拳とは、いったいどんな関係にあるのか。記者は、二人の武術家から感動的な話を聞いた。王薌斎が20年代に創始意拳は、有名な武術家·王薌斎が今世紀の二〇年代に編み
Author: 本誌·池倩 Year 1999 Issue 12 PDF HTML
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16. 人材育成は企業の仕事吉利教育センター訪問記
北京郊外にこのほど新設された北京吉利大学は、九月から第一期の学生を受け入れる予定だ。これは浙江省台州市に拠点を置く民間企業グループ、「吉利集団」が設立した二校目の大学。同集団はこのほかに三つの中等専門学校を運営し、グループが必要とする人材を育成している。人材の育成も自らの任務と考えるこの大型民営企業を取材した。人材に投資吉利集団は一九八四年の創業当時、冷蔵庫の部品を生産する一メーカーに過ぎなかった
Author: 本誌·池倩 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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17. 越劇の静かなブーム
昨年十二月、日本の宝塚歌劇団が上海国際芸術祭に参加したとき、「中国の宝塚」と日本のマスコミがたとえた越劇の女優たちが、その公演を見学した。そして同月下旬、越劇の代表的スターの一人、銭恵麗が兵庫県宝塚市の宝塚歌劇団を親善訪問し、中日芸術交流に新しいエピソードを書き加えた。●特集1
Author: 本誌·池倩 Year 2000 Issue 7 PDF HTML
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18. 桜の国で出会った人々
『人民中国』訪日団は、ちょうど桜の季節を迎えた日本で、東京、埼玉県飯能市、そして能登半島をめぐる十一日間の友好訪問を行った。訪日団の一員として、日記の形式を借りて、その模様を読者の皆さんにご報告したい。四月十日(月)曇り成田空港を一歩出ただけで、日本の空気の清らかさと潤いが感じられる。私たち訪日団は、日本に発つまでの七日間、連日黄砂の「洗礼」を受けた。特に昨日の黄砂はひどく、飛行機は結局日本に向か
Author: 本誌·池倩 Year 2000 Issue 8 PDF HTML
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19. ミシン製造で世界へはばたく 台州市·飛躍グループ
浙江省台州市の民間企業、飛躍ミシングループは、創業から十五年と歴史は浅いが、中国のミシン産業に重要な位置を占めている。取材の現場では、この企業の若々しい活気を肌で感じることができた。「飛躍先生」の奮闘訪れたその日、飛躍グループは「全国有名ブランド」に選定された知らせを受けたばかりだった。邱継宝·総経理は、満面に笑みを浮かべている。小柄でいかにも敏腕家らしい邱総経理は、家庭用、工業用の各種ミシンにつ
Author: 本誌·池倩 Year 2000 Issue 10 PDF HTML
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20. 習いごとにはしる今時の親子
十二月初めのある週末、北京、西城区官園にある中国少年児童活動センターでは、課外レッスンの申し込み受付が始まった。これは同センター、半年に一度の恒例行事で、受付の九時前には、学費を準備してやって来た大人たちが長蛇の列を作った。課外レッスンは、美術、ダンス、音楽、スポーツと様々なジャンルがあり、それぞれの案内コーナーはたいへんなにぎわいだ。若いお母さん、劉向輝さんは九歳の息子のために三つのコースを選び
Author: 本誌·池倩 Year 2000 Issue 12 PDF HTML