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Your search : [ author:文·楊士俊 写真·翁乃強] Total 14 Search Results,Processed in 0.075 second(s)
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11. 解明すすむ 明の祖陵 石彫群
江蘇省にある中国五大淡水湖の一つ洪沢湖、その西岸にこの明の祖陵がある。「明代天下第一陵」といわれる大規模なもので、明の初代皇帝朱元璋(しよう)が、祖父朱初一のために、洪武元年(一三六八)かその少しあとに造営を始めた陵墓だ。清の康煕十九年(一六八〇)の大洪水で洪沢湖の水底に埋没し、三百年らい、中国のポンペイとして、なぞに包まれたままになっていた。再び湖底の陵墓が姿を現わしはじめたのは一九六六年になっ
Author: 写真 翁乃強 文 龔学孺 Year 1991 Issue 11 PDF HTML
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12. 開放後七年広州はいま
開放後七年、中国の“南の玄関”·広州市を訪れた記者は、その大きな変化に目をみはったものだ。実は記者の母は広東人で、幼いころから広東語に親しんできたこともあって、広州は、ことのほか近しい存在だったのである。何よりも人びとの表情が明るくなったこと。街は活気に満ちあふれ、道ゆく人々の服装も持ち物も、ぐっと現代化されている。食堂、レストラン、高級ホテルの宴会場、そして街中の屋台店、……「食は広州にあり」と
Author: 写真 翁乃強 黄福平 黄熾和 Year 1987 Issue 7 PDF HTML
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13. 腹掛け
黄土高原の陝西省の農村では、腹掛けを使う習慣がある。胸や腹を冷やさない用心に、もともと木綿の布で作る実用品だが刺しゅうの名手である陝西の女たちの美意識は、これを独特の民間芸術品に仕上げている。凝った刺しゅうの腹掛けは、若者も愛用する。白の上衣はわざとボタンをかけず、女たちの丹精こもる赤い腹掛けをのぞかせ、頭を白いタオルで包み、黒いズボンをはく伝統のいでたちはイキなものだ。夏じゅうまるはだかでいるワ
Author: 文 楊士俊 写真 劉世昭 Year 1989 Issue 11 PDF HTML
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14. 荷包
「荷包(ホーパオ)」というのは、身のまわりの小物を入れる小さな袋をいう。香包(におい袋)、煙荷包(たばこ入れ)、銭袋(財布)、扇袋、鏡袋など、用途はさまざまで、装飾品の一つとされている。ふくべ、如意、桃、ざくろ、花瓶などをかたどり、花、草、虫、鳥獣、人物、山水などをししゅうする。女たちは、知恵をしぼって身近な暮らしの中から図案を考える。「白菜をかじるきりぎりす」とか「桃の花に燕」とか、あるいは吉祥
Author: 文·楊士俊 写真·劉世昭 Year 1989 Issue 12 PDF HTML