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Your search : [ author:原 絢子=文·写真] Total 509 Search Results,Processed in 0.101 second(s)
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11. 三たび玄中寺に詣でて
私には三人の孫があります。一人は長女九歳、玄子(みちこ)、二番目は忠子(ただこ)七歳、三番目は長男五歳侍(すすむ)と申します。三人で玄中寺になります。初孫が生れましたとき、せがれから名をつけてくれと頼まれましたので玄子とつけました。続いて忠子、侍とつけました。侍という字は《すすむ》と読ましております。この三人の孫は玄中寺を子々孫々までも記念し続けてくれましょう。玄中寺は、たしか何年か前の『人民中国
Author: 菅原恵慶 Year 1964 Issue 9 PDF HTML
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12. 日本詩と日本文の発生
日本と中国は、一衣帯水の間柄であり、両国には、古くからはなはだ親善なる関係があったことについて、すでに、あまりにもしばしば語られた。また、その親善に大きな役目を果した阿倍仲麻呂、鑑真、空海などについても、両国の人民はよく知っている。両国の文化的親善関係は今後も、われわれが維持し、発展しなければならないことであり、また、そういう関係の先駆者として、阿倍仲麻呂や鑑真などは、高く評価さるべきであろう。し
Author: 梅原猛 Year 1979 Issue 3 PDF HTML
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13. 山東の農村住宅がモダン化
昨年の夏、山東半島の農村を訪ねたとき、村では、新中国成立当時からかぞえて第四世代とでもいうべき良質の住宅の建設が進められていた。烟台市に近い牟平(ムーピン)県西関村には、新中国成立後の第一代住宅はもう見ることができなくなっていた。第一代住宅は、かやぶき屋根に泥壁、四隅の柱だけがレンガを積んだもので、泥壁に小さな窓を開け手のひらほどのガラスをはめたものだった。瓦ぶきは少なかった。この第一代住宅の歴史
Author: 穆青 周原 Year 1985 Issue 2 PDF HTML
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14. 中国の友人一家に教わったこと
九三年春、家族の転勤で全く思ってもみなかった北京に暮らすようになって、もう四年以上になる。当初ゼロから始めた中国語が、一年もして相手の話が聞き取れるようになると、交流が広がり始めた。東京で出版社や映画会社にいた関係で、時には日本人の友人に頼まれて取材をアレンジしたり、文章を書かせてもらう機会なども出てきて、自然に芸術関係の知り合いが増えていった。そのなかでも私の中国での生活を最も豊かに、実りの多い
Author: 原口純子 Year 1997 Issue 11 PDF HTML
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15. 四億人を熱狂させた視聴者参加番組
去年の年末に終了した『超級女声』のオーディション番組は、二〇〇五年、中国国内で最も人気を博し、注目を集めた娯楽番組であった。この番組の影響力は大きく、熱狂的な論議を巻き起こした。主催者自身も予想外だったに違いないが、一体どこに魅力があったのだろうか。『超級女声』のオーディションは二〇〇四年に始まり、第二回を迎えた二〇〇五年のオーディションは、最初に広州、成都、長沙、鄭州、杭州の五カ所に分かれて行わ
Author: 高原=文 Year 2006 Issue 1 PDF HTML
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16. 有名人ブログが大人気 私生活の公開に傾斜
大手ポータルサイト·新浪ネット(www.sina.com)は二〇〇五年十月から、文化人や芸能人のブログ(中国語では「博客(ポーク)」という。ブロガーも同じ)を相次いで開設した。いつでも有名人たちの生活日記をのぞけ、それにコメントしたりトラックバック(相手のページから自分のページへのリンクを作ること)を送ったりと彼らとコミュニケーションをとれるため、広く注目を集めている。そしてこの「有名人効果」によ
Author: 高原=文 Year 2006 Issue 2 PDF HTML
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17. 若者も見る崑曲へ継承と変革の両立を模索
最近、日本の歌舞伎は、現代演劇の蜷川幸雄が演出を行ったり、脚本家の三谷幸喜が脚本、演出を担ったりするなど、伝統の中に新しい風を取り入れ、伝統演劇に挑戦している。 中国の伝統演劇も、変化し続ける時代の中で、いかに今の時代に受け入れられるかを模索している。そんな中で、一躍若者の注目を浴びているのが、若い役者を出演させて描いた青春ラブストーリー「青春版」崑曲だ。青春ラブストーリー五年前、ユネスコの「世界
Author: 高原=文 Year 2006 Issue 6 PDF HTML
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18. 人とのつながりを求める今どきのゲーム事情
バーチャルな世界を一人で楽しむゲームから、直接多くの人たちとコミュニケーションをしながら楽しむゲームが、中国で広がっている。 毎日、パソコン相手に仕事をする若者たち。閉塞された環境の中で、ゲームを通して人とコミュニケーションを図る方法は、ゲーム世代の、新しい人とのつきあい方のようでもある。ゲームを通してコミュニケーション今の若者の娯楽で一番関心を集めているのは、間違いなくネットゲームだろう。そして
Author: 高原=文 Year 2006 Issue 7 PDF HTML
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19. 神話や伝説から生み出されるファンタジー小説
ここ数年、『指輪物語』や『ハリーポッター』などが中国に紹介されて以来、多くの人がファンタジー小説に夢中になっている。しかし長い間、国内で販売されてきたファンタジー小説のほとんどが海外作品で、中国人が書いた、中国テイストの作品はとても少なかった。 しかし二〇〇五年から、こうした状況も変わりつつある。面白くてオリジナルなファンタジー小説がネットで現れ、人気を集めている。そしてそれらの小説が出版されると
Author: 高原=文 Year 2006 Issue 8 PDF HTML
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20. 男性アイドルを生む今年のオーディション番組
去年、中国を賑わせたテレビ番組『超級女声』では、ボーイッシュな女性アイドルが誕生した。今年はそれとうって変わって、「いい男性」が、各テレビ局のオーディション番組で選ばれている。その誕生は、多くの女性たちの支持によるもので、今やテレビ番組を始めとする時代の流行は、女性の好みによって左右されているようだ。男性参加のオーディション番組二〇〇五年に放送された『超級女声』は、中国にいまだかつてないオーディシ
Author: 高原=文 Year 2006 Issue 9 PDF HTML