昨年の夏、山東半島の農村を訪ねたとき、村では、新中国成立当時からかぞえて第四世代とでもいうべき良質の住宅の建設が進められていた。烟台市に近い牟平(ムーピン)県西関村には、新中国成立後の第一代住宅はもう見ることができなくなっていた。第一代住宅は、かやぶき屋根に泥壁、四隅の柱だけがレンガを積んだもので、泥壁に小さな窓を開け手のひらほどのガラスをはめたものだった。瓦ぶきは少なかった。この第一代住宅の歴史...
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昨年の夏、山東半島の農村を訪ねたとき、村では、新中国成立当時からかぞえて第四世代とでもいうべき良質の住宅の建設が進められていた。烟台市に近い牟平(ムーピン)県西関村には、新中国成立後の第一代住宅はもう見ることができなくなっていた。第一代住宅は、かやぶき屋根に泥壁、四隅の柱だけがレンガを積んだもので、泥壁に小さな窓を開け手のひらほどのガラスをはめたものだった。瓦ぶきは少なかった。この第一代住宅の歴史...