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Your search : [ author:俞長安] Total 13 Search Results,Processed in 0.091 second(s)
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11. マカオは遥か波の上(え)に
フランシスコ·ザビエルは、マカオの土を踏んでいません。が、マカオの教会(ミツシヨン)や信者にとってのザビエルは、キリストやマリア様のすぐ下に並ぶ、最も身近かな聖人なのです。一五五二年八月に、日本伝道の長旅から帰りついた先は、マカオから西南へ九十キロたらずの上川島。すぐとなりの下川島とともに昔は聖ヨハネス島ともよばれ、広東省の台山の山々を望みながら、静かに横たわっています。ザビエルは大きな湾の奥、白
Author: 俞長安 Year 2000 Issue 11 PDF HTML
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12. 澳門復帰 植民主義アジアでピリオド
香港の祖国復帰から二年、こんどは澳門(マカオ)の復帰が目前に迫ってきた。一九九九年十二月二十日。その日までの日数をカウントダウンしている天安門広場の電光掲示板には、いつも人々の熱い視線が向けられている。現地澳門でも、だれもが一日千秋の思いでその日を待ち、さまざまの祝賀行事の準備に余念がない。
Author: 写真·劉世昭 文·緑楊 俞長安 Year 1999 Issue 12 PDF HTML
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13. 華僑の歴史ドラマ語る望楼たち
広州市から国道を南西に二百キロ、華僑の故郷として知られる開平市に入る。到着と同時に、訪れた人は田園風景のなかに現れる奇妙な建築群にたちまち魅きつけられるだろう。壮麗な欧米式の建物は異様に目立ち、何か歴史的ドラマの存在を感じさせる……。こうした建物の歴史は、清朝初期までに遡る。当時の開平は低地のため繰り返し洪水の被害に遭い、村人達は次第に家を三、四階建てにするようになった。それらの大部分は土、ごく一
Author: 企画·俞長安 写真 文·郭実 協力·黄奕強 Year 2001 Issue 2 PDF HTML