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Your search : [ author:李順然=文 馮進=写真] Total 244 Search Results,Processed in 0.127 second(s)
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111. 動物とともに生きる波乱の人生
張呂萍さんは、捨てネコや捨てイヌなどの収容、救助を行う「人と動物環境保護教育センター」の創始者であり責任者だ。私は、彼女に親しみを覚え、北京市昌平区小湯山鎮にある同センターまで、彼女と二百匹以上のイヌ、六十数匹のネコを訪ねた。☆ ☆
Author: 文·馮進 写真·楊振生 Year 2002 Issue 8 PDF HTML
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112. マイカー時代がやって来た
自動車のある新生活合弁企業で働く王国慶さんは、二〇〇〇年に初めて自家用車を手に入れた。買ったのは中古車だったが、王さんの家族が車を大切にする気持ちには、何の影響も与えなかった。中でも王さんは特別で、いつでもピカピカに磨いておかなくては気が済まない。奥様は、「部屋の掃除では、あんなに熱心な夫は見たことがないわ」と笑う。車は赤いシトロエンで、新車よりも約四万元安い十二万五千元、一回払いで手に入れた。奥
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 1 PDF HTML
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113. 梵浄山―神秘の原始林をいだいて
鳥居龍蔵博士(一八七〇~一九五三年)は、日本の著名な人類学者であり、考古学者である。徳島県に生まれ、一九〇二年七月には、調査のために新妻を日本に残して、中国の西南地方に赴いた。過酷な旅をものともせずに、貴州省少数民族の村にわけ入り、貴重な写真を数多く撮影。『苗(ミャオ)族調査報告』などの著書を世に出した。博士の視察から百年―。我々は彼の足取りをたどりながら、貴州のいまを取材した。平原のない省百年前
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 1 PDF HTML
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114. うれし、かなしい内装ライフ
個性的な内装を楽しむ中年に差し掛かった于さんは、七カ月をかけて、ようやく新しい部屋の内装を終えた。彼は、北京市亜運村(アジア村)にある高級マンションを手に入れるために、百万元以上をつぎ込み、さらに五十万元をはたいて内装を行った。(※中国では、殺風景な内装をほどこすだけで部屋を販売するケースがあり、購入者が好みに合った内装を行うことも多い)新しい部屋を自分好みのヨーロッパ古典風に仕上げ、応接間の中央
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 2 PDF HTML
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115. 母なる河にはぐくまれ
鎮遠県は、貴州省の東部·黔東地区の要衝である。紀元前二百二年、漢の高祖(劉邦)が「無陽県」を置いたところだ。時代は下って一九八六年、鎮遠県は中国の「歴史文化県」に指定された。県下にある百九カ所の文物遺跡の中で、最も雄大かつ秀麗と目されているのが、国家級の文物保護単位「青竜洞」だ。古建築の博物館·青竜洞青竜洞は、鎮遠県城(県の中心地·?陽鎮)南部の中河山に位置する。敷地面積は二万平方メートル。ここに
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 2 PDF HTML
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116. 街で、クラブで、フィットネス
潤いをもたらした新しい風曹静霞さんは、大学卒業後の数年間、翻訳者として働き、いまは駐中スペイン大使館に勤務している。三十四歳で、結婚もしている彼女は、昼間は仕事、夜は家事という忙しい生活を送っていて、空いた時間のほとんどは、三歳の息子の世話に追われている。そんな変わり映えのない日々に、ふと疲れを感じることもあった。半年前、彼女の家の近くに、フィットネス(健身)クラブがオープンし、生活にちょっとした
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 4 PDF HTML
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117. 太陽射止めた弓矢とともに
貴州省東部の施秉(しへい)県から西南へ五十キロほど行くと、黄平県である。同県の重興郷には、グージャー(?家)と呼ばれる人々が居住している。その美しい服飾や珍しい弓矢の崇拝、恋愛と結婚の習俗は、訪れた人々に忘れられない印象を与えてくれる。緑に覆われた木楼重興郷望壩村は、一面に棚田の広がる山の斜面に位置している。農作業の合い間には、男たちは竹細工を、女たちは刺繍やろうけつ染めなどの手工芸品を、それぞれ
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 4 PDF HTML
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118. 花卉農家の喜びと憂い
花卉栽培者と花の郷里四十歳の劉徳君さんは、北京市豊台区花郷の農民であり、栽培基地のマネージャーだ。祖父の花卉(かき)栽培を見て育ったからだろう。花を育てることが生まれつき好きだった。心を込めて育てた花が咲いた時には、すがすがしい気持ちになり、達成感を味わう。高校卒業後に肉体労働や洋服販売のビジネスをしたにも関わらず、最後は先祖代々続いてきた本職、花卉栽培の仕事に戻ってきた。花郷地区は、北京市の南西
Author: 侯若虹=文馮進=写真 Year 2003 Issue 5 PDF HTML
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119. ミャオ族の銀の飾りがきらめいて
貴州省東部の台江県施洞は、清水江のほとりに位置するミャオ(苗)族の町だ。この地方一帯の渡し場であり、貨物の集散地でもある。人々はエンジンの付いた木造船に乗り、自動車は鋼鉄製のはしけ船に載せて河を渡る。今では、ここに鉄筋コンクリート製の大橋を建設するための資金集めをしているそうだ。河原に広がる市場町には河沿いに石畳の古道があり、さまざまな店が立ち並んでいる。この日は市(いち)の日ではなかったため、客
Author: 丘桓興=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 5 PDF HTML
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120. 共働き家庭支えるお手伝いさん
住み込みの「新家族」中国語では通常、お手伝いさん(家政婦)のことを保姆(バオムー)と呼ぶ。中学卒業後に北京に出て来た沈麗敏さん(二十歳)は、李弘哲さんの家で保姆を務めて三年になる。都市での生活が長くなり、安徽省の農村で生まれ育った彼女も、今では北京の若い女性となんら変わらない。李さんは、息子家族と同居のお年寄りで、五人家族である。沈さんは、中学生の李さんの孫娘と同部屋で寝起きしていて、今では二人は
Author: 侯若虹=文 馮進=写真 Year 2003 Issue 6 PDF HTML