Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:蕭一] Total 4 Search Results,Processed in 0.089 second(s)
-
1. サクサン糸
夏の訪れとともに人びとは衣更えをする。いぜんの私は木綿かポリエステルのワイシャツを着ていた。木綿とポリエステルはそれぞれ長所もあれば欠点もある。木綿のワイシャツは着心地がよいのだが、よごれやすく、しわがよりやすいうえに、洗ってもよごれが落ちにくい。ところがポリエステルのワイシャツはしわがよりにくく、洗濯も簡単で、かわきがはやいし、それに長持ちする。ところが、通気性が悪く、むし暑い感じがする。で、木
Author: 蕭一 Year 1977 Issue 8 PDF HTML
-
2. 旱ばつとたたかう人びと
近年、世界的な天候異変、旱ばつ、水害、酷暑、厳寒が相ついで諸大陸を襲い、多くの国や地域の人民の生活と安全をおびやかしている。中国も大面積にわたり日照り、冠水、風害、冷害などの自然災害にみまわれているが、それによる重大な被害について聞くことは少ない。それはなぜだろう? その解答を引きだすため、わたしたちは今年ひどい旱ばつにみまわれた広西チワン族自治区へ実地調査におもむいた。広西チワン族自治区は、中国
Author: 于浅 蕭一 Year 1977 Issue 11 PDF HTML
-
3. 猕猴桃(ミーホウタオ)
編集部の仲間がいく人か集まって、酒の話をしているところへ、「飲兵衛(のんべえ)」のW君が「獼猴桃酒」を一本買って帰ってきた。さいきん中国の名酒に仲間入りしたばかりの、まだあまり人に知られていない酒である。居あわせたもののなかでは、K君だけしか飲んだことがない。彼の話によれば、この酒はよく澄んでいて、口あたりがやわらかく、香りもよいという。血行を盛んにし、胃腸にもよく、体の節ぶしや筋肉のこりをほぐす
Author: 蕭一辺 Year 1978 Issue 9 PDF HTML
-
4. 寧夏灘羊(タンヤン)
灘皮で作った外套の威力厳しい冬の訪れとともに、編集部の何人かの年輩者が、それぞれ毛皮裏の外套をひっぱりだし着用に及んできた。シーズンとあって、これを話題にするのも一興であろう。古いのもあれば新しいのもある。さすがに新調の毛皮を裏につけた外套は、よくできている。だが、わたしたち門外漢にはその良し悪しはつけようがなく、これがいい、あれがいいとうるさいこと。ただし、俗にいう「手前みそ」で、だれもが自分の
Author: 蕭一辺 Year 1978 Issue 12 PDF HTML