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Your search : [ author:周学声] Total 13 Search Results,Processed in 0.132 second(s)
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1. 新製品の続出する機械工業
昨年の十月、北京で開催中の全国工業交通展覧会を参観したわたしは、大ホールの一角におかれた四角な工作機械にすつかりこころをうばわれてしまつた。さきをいそぐ連れの催促に空返事をしながら、わたしは数年まえに聞いたエピソードを思い出していた。「菊型ギア」の話それは一九五一年の秋のことである。北京(ペイチン)自動車局の技師が学校を出たばかりの若い技術員をあつめて、手にした歯車をしめしながら、「どうだ、菊の花
Author: 周学声 Year 1959 Issue 6 PDF HTML
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2. 労働者の趣味生活
天津(テンチン)の町中を歩いていると、労働者·職員の技術夜学生徒募集のビラがあちらこちらに張り出されていて、多くの人びとがそれに見入っている姿が目につく。ある業余夜学が生徒募集をしたところ、入学申し込み者が長蛇の列をつくったそうだ。天津で働いている労働者と職員は一〇〇万をこえるが、十八歳から四十五歳までの労働者·職員の二割五分がいろんな夜学にかよっている。労働者と職員の学習熱がいかに高いかがそうし
Author: 周学声 Year 1962 Issue 12 PDF HTML
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3. 民族色ゆたかな曲芸
初春をむかえて、箱根の寒梅がほのかにかおるころ、人民中国の曲技団がはじめて日本を訪れる。この曲技団は桜の花が富士の裾野を一面にいろどるころまで日本の各地をまわり、この民族色ゆたかな技芸をつうじて中国人民のこころからの友情をつたえることになっている。中国の曲芸が唐代の文化とともに日本へ渡ったのは、平安朝のころであった。当時、曲芸は「散楽」とよばれていた。いま中国では、日本の「曲芸」にあたる皿まわしや
Author: 周学声 Year 1963 Issue 1 PDF HTML
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4. 労働者は場の主人公
人民の国―中国では、労働者は工場の主人公である。ところで、国営企業で働く労働者と工場長、労働組合と工場側の関係はどうなっているだろうか。企業の責任者は政府が任命するのか。これらの責任者はその企業の労働組合に加入しているのか。労働組合は企業の経営に参加したり、経営方針の審議、作成にくわわることができるのだろうか。 記者は、このほど天津の国営綿紡績第二工場をたずねた。太平洋の潮風におくられて、日本の読
Author: 周学声 Year 1963 Issue 6 PDF HTML
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5. 友情と共同の事業のために
カメラマンの黄相(ヤワンシヤン)さんとわたしは『人民中国』創刊十周年の祝賀レセプションにみえた最後の客を送りだすと、しずまりかえった夜の道を家路についた。フラッシュを手にした黄さんは肩にいくつもカメラをさげ、ポケットには宴会のもようをおさめたフィルムをいく本も入れていた。見ると、すっかり汗だくになり、足どりもおぼつかないようである。「すこし持とう」―わたしはそう言ったのだが、かれはしきりに手をふっ
Author: 周学声 Year 1963 Issue 8 PDF HTML
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6. 大別山紀行(二)
丁埠から自動車で金剛台地区へ向かう。金剛台は大別山脈の最高峰、海抜千五百メートル。一九三四年に労農赤軍が当時の革命根拠地から撤退すると、この金剛台は一時大別山脈における遊撃戦の中心地となった。山奥にある南渓、湯滙、瓦屋基などの村々は、二十年代の末から三十年代のはじめにかけて、第二次国内革命戦争の時期に農民蜂起がおこなわれたところであり、四十年代末の人民解放戦争のときには、劉伯承と鄧小平のひきいる人
Author: 周学声 Year 1973 Issue 11 PDF HTML
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7. 天険を走る成都―昆明鉄道
北京から汽車で南下する。黄河を渡って西へ転じ、古い都―西安を経、宝鶏からさらに南へゆくと四川省の主都―成都につく。ここで成都―昆明鉄道(全長一〇八五キロ。一九七〇年七月一日開通)にのりかえて南へ走ると、雲南省の主都―昆明につく。北京から昆明までの直線距離は、函館から沖縄へのそれに相当する。この鉄道は開通いらい三年あまりになるが、出来栄えがよく、輸送は順調である。この鉄道の完成は、西南地区に住む各民
Author: 周学声 Year 1974 Issue 8 PDF HTML
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8. 南京の住宅事情
南京は長江の下流にある中国の大都市の一つ、解放前は蔣介石国民党反動政府の所在地だったが、解放後は江蘇省の省都である。 社会主義の都市では、生産を発展させる一方、人びとの住宅条件をどのように改善しているのか。貧民窟の一掃、家賃の値下げ、住宅区建設の計画、都市環境の改善などはどのようにおこなわれているのか。
Author: 周学声 Year 1974 Issue 12 PDF HTML
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9. 大勢の人の献身的な活動
毎朝、わたしは小さい子が「児童車」[注释1]に乗りこんで託児所に出かけ、大きい子がお友だちといっしょに行列をつくって登校するのを見送ってから出勤する。仕事がひけて家に帰るころには、子供たちはもう庭で遊んでいる。ときたま、車道で遊んだりしてはいけないとか、赤、青の信号を守るようになどと注意することもあるが、子供たちの安全についてさほど気にしたこともない。こうした「安全感」はしらずしらずのうちにしみこ
Author: 本誌記者 周学声 Year 1962 Issue 10 PDF HTML
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10. 大連製鋼所に見る社会主義企業のあり方
中国の東北地方の遼東半島に位する旅大市は「渤海の真珠」といわれる美しい都市である。その旅大市に、鋼管、工具鋼、ステンレス鋼などさまざまな合金鋼をつくる大連製鋼所がある。この中型工場は、毎年六百余の品種、七千余の規格の製品をおくり出すが、それには船舶用や電子計算機用のものもふくまれている。 新中国の社会主義企業として、この製鋼所はどのような特徴をもっているのだろうか。
Author: 本誌記者 周学声 Year 1973 Issue 7 PDF HTML