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Your search : [ author:南英] Total 57 Search Results,Processed in 0.096 second(s)
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1. 科学の高峰にいどむ
新中国の科学者はけだかい献身的精神に生きている。かれらは骨身を惜しまぬ労働で科学·技術の発展につくしている。「四人組」がのさばりかえっていた頃も、すくなからぬ科学者はきびしい条件のもとで研鑚をおこたらず、各領域に注目すべき業績をあげて、祖国と人民の負託にこたえてきた。ここには、そうしたエピソードのいくつかを紹介してみよう。「攻関」城を攻むるに 堅きを怕(おそ)れず 書を攻(まな)ぶに
Author: 南英 Year 1978 Issue 10 PDF HTML
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2. 友好の日本列島一周
今年の五月、六月にかけて日本を訪れた「中日友好の船訪日団」は、二千年らいの中日友好交流の歴史のなかでも空前ともいうべき大代表団の大訪問旅行になった。代表は中国の大半の土地から集まった六〇〇人あまり、日本で一〇の港に上陸し、分散して三三の都道府県、一六二の市、九〇〇余カ所を訪問した。訪問先の内わけは、工場、鉱山などの諸企業が二九五、農業、酪農関係が一五八、商業、水産関係が一〇九、都市建設関係が七五、
Author: 南英 Year 1979 Issue 9 PDF HTML
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3. 友好の日本列島一周―「中日友好の船」搭乗記②
琵琶湖めぐり(五月十四日~五月十五日)奈良、京都の名所めぐりを終えた「中日友好の船訪日団」一行は、日本旅行の調子にも馴れ、ますます元気になってきた。十四日の朝、またつぎの見学スケジュールがはじまる。朝早くから、明華号の停泊している埠頭には三十数台もの大型観光バスが勢ぞろいしていた。これから一行を兵庫県、滋賀県、和歌山県、奈良県に送ってくれるのだ。私の属する八班と十八班は滋賀県を訪れることになってい
Author: 南英 Year 1979 Issue 10 PDF HTML
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5. デザインは日本製作は中国
今年の夏のこと、上海で服装輸出小型交易会が開かれた。会場には民族色に富んだニューデザインの刺しゅう衣装、メリヤス下着、礼服、作業服、児童服など中国衣服の新製品がところせましと展示された。日本からは六二の商社がかけつけ、多くの契約を結び、成約総額は三七〇〇万ドルにたっした。交易会の責任者の話によれば、展示された衣装のほとんどが、中国の関係服飾企業が受託加工、補償貿易、企業合弁などの方式で日本の同業者
Author: 南英 Year 1979 Issue 12 PDF HTML
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6. 山陰·九州
ぜいたくな悩み鳥取·島根(5月30日)富山新港を出航した明華号の食堂前で、団の事務局がいつものように、つぎの停泊港の紹介と各班のスケジュールを発表した。出発と帰船時間、それに陸上でのスケジュール、すべてが一目瞭然となる。孫平化秘書長は、みんなを笑わせながら「スケジュール表を軽く見ないでほしい。これには日本の友人のまごころがこもっているのですよ」という。ほんとうにそのとおりだと思った。私たちの団は二
Author: 南英 Year 1979 Issue 12 PDF HTML
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7. 「野生人」の謎を追って
ネス湖の怪物の謎とともに、まだとけない世界の謎のひとつが野人(イエレン)(野生人)である。アメリカ大陸では、大足の怪物―サスカチを目撃し、十七秒間のフィルムに収めたことが発表され、アジアでは、ヒマラヤの雪男イエティの話がある。コーカサス、モンゴルにも、別種の野人―アルマス人やカーシジェク人がいるといわれる。目下、アメリカやソ連など各国科学者の間で、野人の調査研究が進められ、一種の国際競争の形となっ
Author: 南英 Year 1980 Issue 9 PDF HTML
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8. 定年退職以後…
故郷への取材行こんどの取材地は運よく自分の故郷である遼東半島の旅大市で、しかも「老後の生活」というテーマだ。つまり、取材がすなわち、わが老母と郷里の長老を訪ねることであり、いわば「公私ともにかえりみることができる」というわけだ。北京から旅大市までは、急行列車で十八時間である。汽車が動き出すと、私の想いは、おのずから郷里のことへ、そして、それに老人問題が重なりあってくるのだった。ここ数年、中国の各地
Author: 南英 Year 1980 Issue 12 PDF HTML
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9. 「野生人」の謎その後
本誌一九八〇年九月号の野人(イエレン)についての紹介―「“野生人”の謎を追って」―は多くの読者の好奇心をかきたてたらしい。その後、編集部あてに、野人の調査はあれ以後どう進んでいるのか?野人はみつかったのか?ほんとうに、そんな“人間の形をした動物”がいるのか?といった質問があとをたたない。―残念ながら、今号―野人についての第二報には、これら読者の質問を完全に満足させるような新しい情報はない。だが、だ
Author: 南英 Year 1982 Issue 1 PDF HTML
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10. ひとりで気楽に…
一九三〇年代に、上海でつくられた映画で、独身者の生活の苦しみを描いたのがある。主人公の名は「王老五(ワンラオウー)」といって、五〇代以上の人なら、ただ生きんがために悪戦苦闘する主人公の哀れな姿を思い浮かべ、その主題歌を口ずさむことができるだろう。王老五、ああ王老五 なんと不運な男 三十五にもなるというのに つくろう人もいないとはこの映画が上映されてから、「王老五」はひとり者のニックネームになり、現
Author: 南英 Year 1982 Issue 4 PDF HTML