Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:鋒明] Total 2 Search Results,Processed in 0.082 second(s)
-
1. 清·鄭板橋の六分半書
揚州は、古くからの商業都市であり、文人がよく集まって来る町であった。とくに清の乾隆年間には、長江両岸の著名な書·画家で、ここを生活のために書画をひさぐ場とする者が多かったが、それらの中には、鄭板橋をはじめとする「揚州八怪」のような優れた人物群も含まれていた。「揚州八怪」とは、鄭板橋、金農、黄慎、高翔、羅聘、李鱓、汪士慎、李方膺の八人をいう。「揚州八怪」が「怪」、とされたのは、絵画の面においてひたす
Author: 鋒明 Year 1982 Issue 5 PDF HTML
-
2. 唐·張旭の「狂草」
張旭はあざなを伯高といい、江南の水郷、蘇州の呉県の生まれである。生年、卒年については詳らかにせぬが、詩人李白と同時代の人であることには、間違いない。仕官して金吾長史(宮廷護衛隊の副長官)にまで進んだため、後世は“張長史”の名で呼ぶことが多い。書にたくみで、就中、草書をよくした。常日頃酒をたしなみ、往々大酔しては、狂おしくわめき走りつつも、筆を握って書を物した。興乗れば自らの頭髪に墨をふくめて大書す
Author: 厳鋒明 Year 1981 Issue 4 PDF HTML