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1. 大洪氷にうちかった武漢市
揚子江流域の大工業都市-武漢市は、今年の六月から九月にかけ、百年らいの大洪水とたたかつてこれにうちかつた。武漢市は、永文記録をとるようになつた一八六八年から解放された一九四九年までの八十一年間に、七回洪水にみまわれた。そのなかでほ、一九三一年の洪水が最大のもので、武漢市の揚子江水位は最高二八·二八メートルにたつした。ただし水位が二六·九四メτトルに達したときには、市丙はも5水びたしになつていた。そ
Author: 鄒全 Year 1954 Issue 11 PDF HTML
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2. 中國人民は洪水にうちかつた
一九五四年、中國人民は、百年らいの大洪水と四カ月間たたかつてついにこれにうちかち、自然とのたたかいの歷史に輝かしい一頁を書きくわえた。昨年は、気象の特殊な変化によつて、中國でも揚子江や淮河の流域では、夏ぢゆう大雨のたえ間がなく、降雨量は例年よりもはるかに多かつた。七月になると、揚子江と淮河の水位は本流と支流をとわずいずれも百年らいの最高記錄を突破するにいたつた。揚子江流域の武漢市では、一九三一年の
Author: 本誌記者 鄒全 Year 1955 Issue 1 PDF HTML
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3. 曠野の開拓
中國の北のはての黑龍江(こくりゆうこう)(へイロンチヤン)省ではいま大がかりな開こんがはじまつていて、未墾地がながい眠りからよびさまされている。百年まえの黑龍江省一帶は、見わたすかぎり人煙もまれな大草原であつた。わずかな遊牧民の姿をみかけるほか、畑で働く人の姿は全然みえなかつた。淸朝の皇帝は、税收をふやし、國境の守りをかためるため、前世紀の六〇年代になつてやつとこの草原地帶を開放し、農民の移住を許
Author: 鄒全(ツオウチユアン) Year 1956 Issue 7 PDF HTML