Current Location: Home » Full Text Search
Your search : [ author:語り手 康朗英(カンラノイン)
え 李玉紅(リーコイホン)] Total 914 Search Results,Processed in 0.122 second(s)
-
1. ひょうたんのまくら
むかしむかし、バララシというところがありました。もともとゆたかなところでしたが、お金持ちと貧乏人の差がひどくて、みんながみんな楽しくくらしているわけではありません。ドレイ主や大臣たちは勝手気ままなことをし、ぜいたくなくらしをしていましたが、おおぜいの貧しい人たちは竹の小屋さえたてられず、モチ米のご飯をたべることもできませんでした。その頃イェンハンポンという一人のみなしごがいました。イェンハンポンは
Author: 語り手 康朗英(カンラノイン) え 李玉紅(リーコイホン) Year 1963 Issue 12 PDF HTML
-
2. ノーシとユタン
むかしむかし、リー族の住む山の村に、ノーシという若者とユタンという娘がいました。ノーシはいさましいかりうどで、弓矢としゅり剣がとてもじょうずでした。とぶ鳥の目玉をねらえば、矢はけっして羽根のほうにそれるようなことはありません。走る鹿のくびすじをねらえば、刀はけつして足のほうにそれるようなことはありません。ユタンは、りこうな、働きものの娘であるうえに、はたおりがとてもじょうずでした。花のもようをおる
Author: 語り手 王新芹 え 李玉紅 Year 1962 Issue 6 PDF HTML
-
3. 霊芝草の話
村の地主の趙一千(チヤオイーチエン)は、金の威光をかさに、人泣かせの悪いことばかりしていた。ある年の冬、みぞれが二十日(はつか)あまりも降りつづいたので、どこの家も食うものに困った。地主のやしきの米ぐらにだけは米がうなるほどあったが、人に一合半勺貸しあたえるではなし、ものもらいが来るといつも大きな声で悪態をついた。「かえれ、かえれ、わしなんかはまだヘソの緒(お)きってこのかた、腹のへったためしがな
Author: 語り手 劉鳳祥 え 李玉紅 Year 1963 Issue 5 PDF HTML
-
4. 神筆の馬良
むかしむかし、馬良(ばりよう)(マー·リヤン)という子供がいました。お父さんやお母さんにはやくから死にわかれ、ひとりで薪とりや草かりをしてくらしていました。馬良は生れつきかしこく、それに絵がなによりもすきで、絵をかきたいと思わぬ日はありませんでしたが、貧乏のため、筆一本買えませんでした。ある日のこと、塾の前をとおりかかつた馬良は、塾の先生が絵を描いているのを見て、矢も楯もたまらず、そのままつかつか
Author: え·張光宇 Year 1958 Issue 1 PDF HTML
-
5. 錦のゆくえ
これは中国の少数民族、チワン(僮)族の間につたわるお話です。むかし、ある大きな山のふもとに一軒のあばら家がありました。そのあばら家には夫に先立たれた一人のおばあさんと三人の息子が住んでいました。おばあさんは錦織りがたいへん上手でした。おばあさんの織つた錦の模樣は、花でも小鳥でもみんなほんものそつくりです。おばあさんの家では、その錦を賣つてくらしを立てていました。その日もおばあさんは手織りの錦を賣り
Author: え·顔梅華 Year 1958 Issue 4 PDF HTML
-
6. 中国の印象
私の中国訪問は、一九五四年十月、国慶節のお招きを受けて、約一カ月、中国各地を訪問したのが最初で、今回は二回目です。五年半ぶりにみる中国は、北京はじめ、各地とも、大建築が完成し、面ぼうを一変していてその躍進ぶりには、眼をみはらざるを得ないわけですが、二回の訪問を通じて、私の受けた印象を、一言でいえば、中国は、婦人にとつての、正に天国だということです。人間の表情が柔和で、しかも非常に明るい。子供は、人
Author: 齊藤きえ Year 1960 Issue 8 PDF HTML
-
7. 銀のかんざし
むかし、あるところにおばあさんが二人のむすこと住んでいました。二人のむすこは、毎日山へ柴刈りにゆき、それを売って、おっかさんを養っていました。山へゆく途中で、息子たちは毎日のように一人の娘をみかけました。娘は井戸ばたで洗濯をしているか、さもなければ、田のあぜで牛にやる草を刈っていました。むすこたちは、二人ともこの娘がたいへん好きになり、お嫁にもらいたいものとひそかに考えていました。けれどお互いに口
Author: え·李玉紅 Year 1964 Issue 9 PDF HTML
-
8. ラジオ体操
Author: え·国良 Year 1972 Issue 2 PDF HTML
-
9. 競走
Author: え·国良 Year 1972 Issue 4 PDF HTML
-
10. 雨にもまけず
Author: え·王小平 Year 1972 Issue 5 PDF HTML