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Your search : [ author:楊国光] Total 3 Search Results,Processed in 0.245 second(s)
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1. 川越敏孝さん
今年の一月二十四日、川越敏孝(かわごいはるたか)さんは八十歳になられた。中国では八十歳を「八十大寿」と呼んで、親族、友人、同僚が一堂に会してその長寿を祝うのがならわしだ。彼は壮年期以降の約六十年を、中国で過ごされた。新中国が成立してからは、外文出版社(現·中国外文出版発行事業局)などで日本人文教専家として、長らくその任にあたった。中国ではこうした人々が「外国人老専家」と呼ばれて親しまれているが、中
Author: 楊国光 Year 2001 Issue 2 PDF HTML
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2. 過去に眼をつむらない
黒竜江省黒河市は、歴史的ないわれのある中国最北東の街だ。日本とも「縁」が深く、わけても同市孫呉(県)は、かつて旧日本関東軍の「軍都」とまで称された要衝の地である。 近年ここで、旧日本軍の遺棄した毒ガス弾が発見されたのにつづき、「黒竜江に取り残された朝鮮人慰安婦」文明金さん(八三)の存在が確認され、故郷の韓国でも大きな話題になった。 そんな孫呉をこのほど、はじめて訪れた。 首都の北京からは黒河行きの
Author: 文 写真·楊国光 Year 2001 Issue 8 PDF HTML
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3. 植民地と戦争と私
楊国光氏は、中国台湾省の中壢の出身だ。一九四五年、日本敗戦の日を、家族とともに日本で迎えた。この日、彼らは祖国中国の勝利と台湾の日本統治からの解放を祝うとともに、戦争の被害者ともなった日本国民の悲惨な姿を目のあたりにした。中日国交正常化三十周年の今年、詳細かつ生き生きとした当時の記録を、楊氏に寄稿してもらった。決して忘れてはならない両国の歴史と平和の貴さを、本稿に改めて思い起こすことができるだろう
Author: 文·写真 楊国光 Year 2002 Issue 9 PDF HTML