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Your search : [ author:本誌記者 秦泥] Total 392 Search Results,Processed in 0.116 second(s)
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1. よみがえる山々
中国の経済·資源地図を開くと、東北部が緑に大きく塗られている。そこは中国の主な林区だ。黒竜江省の林地は全国の林地の三十パーセントをしめ、毎年国家におさめる木材の量は、中国における木材総生産量の四十パーセント以上にたっする。
Author: 本誌記者 秦泥 Year 1973 Issue 9 PDF HTML
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2. 山水の旅·友情の旅―日本人旅行団随行記
早春二月、私は京都府の南部五市から来られた二十四人の友人に随行して、二週間、行程二千キロ余りに及ぶ愉快な旅行をする機会にめぐまれた。広州の初対面二月十六日、私は中国民航の旅客機で十二時二十分、広州の白雲飛行場に降りたった。その足で中国国際旅行社の広州分社に車を走らせた。分社の事務室の掲示板でみると、この時期に広州を訪れる、あるいは広州を通過する外国の旅行団や華僑の旅行団は二十八組もあった。そのなか
Author: 本誌記者 秦泥 Year 1978 Issue 8 PDF HTML
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3. 寒山寺の鐘声
幼いころから古詩に接してはいたが、おうむ返しに暗誦するだけで、意味のほどはよく理解できなかったし、また理解しようともしなかったものだ。そんな私が、生かじりに覚えた最初の詩が、唐の詩人張継(ちようけい)の「楓橋夜泊」であった。月落烏暗霜満天,江楓漁火対愁眠, 姑蘇城外寒山寺,夜半鐘声到客船。月落(つきお)ち烏啼(からすな)いて霜天(しもてん)に満(み)つ
Author: 本誌記者 秦泥 Year 1981 Issue 4 PDF HTML
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4. 中国は食糧問題をどう解決したか
世界の多くの国が「食糧危機」に直面しているいま、約八億の人口を擁する中国は食糧の自給を実現した。このことに人びとは関心と興味をしめしている。食糧問題の解決にさいして、中国人民はどのような努力をはらってきたか。どのようなゆき方をとってきたか。今年の夏、本誌記者は、そうした疑問をとくために、河北省の農村を取材した。首都北京をとりかこんでいる河北省は、日本の本州北部とほぼ同じ緯度に位する。その面積は十九
Author: 本誌記者 秦泥 鍾煒 Year 1975 Issue 10 PDF HTML
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5. 偉大な時代の眞實を反映するために
中國文学芸術工作者第二回大会は、一九五三年九月二十三日から十月六日まで北京でひらかれた。五六〇名の正式代表と一八九名の列席者が、國家の高級機關や団体の会議場となつている懷仁堂で一堂に会した。代表たちは、全國の各地、各民族のあいだからやつてきた。ほかに朝鮮からきたものもいるが、大部分は中國人民志願軍の活動に参加している人たちだ。代表のなかには、ながい経歷をもつた老作家もおれば文芸活動のうえに頭角をあ
Author: 本誌記者 Year 1953 Issue 7 PDF HTML
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6. 民族形式の體育
中國の人民は、長い歷史のなかで、体育のうえにもいろんな民族的形式を生みだしてきた。これらの体育は、どんな苦しみにも耐えぬく力、機敏で勇敢な気質をそだてあげるとともに、外國の侵略者に反対し國內の反動派と外國の帝國主義者に反対する鬪爭のなかで、人民の愛國心と鬪志をきたえあげてきた。だが、かつての反動的な支配のもとでは、民族体育をひろく発展させる手だてはなかつた。ふるい中國で民族形式の体育運動がひろく発
Author: 本誌記者 Year 1954 Issue 1 PDF HTML
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7. 偉大な一日
一九五三年十二月二十六日、中國黒色冶金工業の中心地鞍山で盛大な式典がおこなわれた。それは新しく竣工した鞍山鋼鉄公司の三大工場たる中國最初の自動式継目なし鋼管工場、同じく中國最初の自動式大型鋼圧延工場、自動式第七号熔鉱炉の生產開始を祝う式典であつた。これは社会主義的工業化をめざす建設途上における中國人民の新たな、偉大な勝利であつた。近代的重工業のこの三つの巨人、いずれも高い生產能率をそなえた最新式の
Author: 本誌記者 Year 1954 Issue 2 PDF HTML
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8. 長辛店鉄道工場のたずねて
霧のふかい一月のある朝、私は長辛店鉄道工場をおとずれた。長辛店は北京の南方二十キロの地点にある京漢線上の小さな駅である。だが長辛店というこの名前は、中國労働者階級の革命鬪爭史上のある大きな事件と結びついている。つまりこの長辛店鉄道工場の労働者は中國共產党の指導のもとに、まつ先に待遇改善を要求するストライキで勝利をおさめ、一九二三年二月の歷史的な京漢鉄道労働者の大ストライキ、言いかえれば中國共產党の
Author: 本誌記者 Year 1954 Issue 2 PDF HTML
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9. 北京西單匠の選擧
『今日はわたしたちのすばらしい祭日であります……今日はわたしたちの代表をえらび出す日でありまず!……』一九五三年十二月六日の朝はやくから、街頭の拡声器は全西單区の市民に楽しいニユースをつたえている。西單区は二十四万の人口をもつ北京最大の区である。中國共產党と人民政府の中央機關はこの区內にある。一九五三年十二月六日、西軍区は他の区にさきがけ首都最初の区人民代表大会の選挙をおこなつた。選挙当日のこの日
Author: 本誌記者 Year 1954 Issue 2 PDF HTML
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10. 鹿圏村の文化ステーシヨン
とつぶり日が暮れた。暗い夜空に新月がかかり、鹿圏村の人家やまわりの畑をぼんやり照らしだしている。今夜村の小学校校の運動場でやることになつている芝居の用意は、もうすつかりできていた。小高くなつたところが舞台にあてられ、そこには簡單な背景がとりつけてある。村の文化ステーシヨンの人たちは、今晩芝居があるから見にくろようにといつて、もれなく村ぢゆうに知らせてまわつた。舞台まえの廣場は、もう人でいつばいにな
Author: 本誌記者 Year 1954 Issue 5 PDF HTML