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Your search : [ author:曙華] Total 3 Search Results,Processed in 0.058 second(s)
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1. 快速計算法とその考案者史豊収
いま中国で、従来の算式とまったくちがう方式を用いた「快速計算法」がそれこそ急速に普及しつつあり、その解説書は発行部数二千万部にも達した。これをあみだしたのは、まだ二十代なかばの大学生、史豊収君だ。かれの生いたちと、その計算法が世に出るまでのいきさつは―。電卓対暗算その日、中国科学技術大学のその教室は、学生、教師、来賓で立錐の余地もなかった。教室に入れないものは窓ごしに眺めている。みな、このめずらし
Author: 曙華 Year 1982 Issue 2 PDF HTML
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2. 若妻汪俊義さんの自殺事件
一昨年の八月一日、北京南郊の大興県楡垈(ユイフア)村では、村医の張禄喜の妻が自殺した事件で大さわぎになった。事件のあらましはこうである。この日の午前のこと、張禄喜の妻の汪俊義は兄嫁といっしょに近く嫁にゆく妹のために綿入れのズボンをつくっていた。ふたりが、片方ずつ分担して、ズボンに綿をつめていると、そこへ姑があらわれ、厚さが不ぞろいだといけないからと言って、綿を秤にかけ、半分に等分しなおした。ところ
Author: 曙華 Year 1982 Issue 5 PDF HTML
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3. ブダペスト音楽祭で一位 胡暁平さん
昨年九月のある日、ハンガリーの音楽の都、ブダペストのエルケル劇場は拍手と歓声で沸き返った。ソプラノ歌手胡暁平の歌に二〇〇〇名の観衆が聴きほれた。イタリアの有名なオペラ「ラ·ボエーム」の女主人公―ミミを演ずる歌手が中国人だとはどうにも信じられない様子であった。胡暁平は五回もカーテンコールにこたえた。これは高水準の国際音楽コンクールの声楽部門の決勝場面である。一九三三年の「フランツ·リスト国際ピアノコ
Author: 曙華 Year 1983 Issue 7 PDF HTML