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Your search : [ author:文 写真·劉東平 徐毅仁] Total 4060 Search Results,Processed in 0.350 second(s)
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1. 賀蘭山―乾きの大地に生命はぐくむ
自然が生んだ防波堤飛行機が寧夏回族自治区の上空に入ると、眼下に広々とした銀川平野が見えてくる。その外れに雄大な姿を見せているのが、中国西北部の名山賀蘭山だ。賀蘭山は起伏を繰り返しながら西北から東南に伸びる山脈である。寧夏回族自治区の区都銀川市から、車を飛ばして賀蘭山に向かう。行く手に見えるその雄々しい姿は、疾走する馬のよう。賀蘭(ホーラン)はモンゴル語で「駿馬」を意味するという。二十億年前、賀蘭山
Author: 文 写真·劉東平 徐毅仁 Year 2000 Issue 2 PDF HTML
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2. 大同に古代の歴史を訪ねる
山西省大同は北京の西方約三八〇キロ、内蒙古に近い台地にある。夜の十一時に北京駅をたち、ひと眠りして目が覚めたら、大同駅だった。雲崗石窟に眠る仏像五万体大同の雲崗石窟は中国が誇る三大石窟の一つである。一九七二年、周恩来総理と一緒にここを訪問したフランスのポンビドー大統領が、雲崗は世界最高の芸術の一つだと絶賛した。石窟は大同の西一六キロ、武周山の北面に蜂の巣のように並んでおり、現存する主な洞窟は五十三
Author: 文·写真 劉東平 Year 1997 Issue 2 PDF HTML
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3. 丸ごと「地質博物館」雲南·騰沖県
雲南省西部に位置する騰沖県はその独特の地形と周囲の火山がもたらす豊かな資源で知られ、「自然の地質博物館」とも呼ばれる。火の山に登る私たちを乗せたバスは、騰沖県の町から北へ二十キロほど走ったところで停車した。夕暮れ時の空の下、赤土の大地が広がり、その向こうに三つの山が見える。一見、何の変哲もない山だが、実は比較的最近生まれた火山だとのこと。それぞれ大空山、小空山、黒空山という名前がついている。騰沖県
Author: 文·写真 劉東平 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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4. 五福茶芸館
北京市地安門にある五福茶芸館は、細やかな配慮の行き届いた店のつくりと優雅な雰囲気で客の気分を和ませてくれる。店内はそれほど広くはないものの、かつて宮廷などで用いられたという宮灯がいくつも並び、趣はたっぷりだ。茶室は竹の簾によって隔てられ、八人掛けの大きなテーブルを置いたもの、畳を敷いたものなどがある。チャイナドレスを身にまとった従業員の接客にも温かみがあり、店内に流れる中国の伝統的管弦楽器の音色が
Author: 文·写真 劉東平 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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5. 北京の敦煌 雲居寺
北京市街地から南西へ約七十五キロ、房山区白帯山の麓にある。洞窟の中に仏教経典を刻んだ珍しい石板が一万点以上あることで知られ、「北京の敦煌」とも呼ばれる。雲居寺が建てられたのは今から約千三百年以上の昔、隋末から唐初にかけてのこと。隋の大業年間(西暦六〇五~六一七年)に、静琬という高僧がその師慧思の志を受け継ぎ、石板に教典を刻む作業を始めたとされる。これは仏教経典を災難から守り、後代に伝えるためだった
Author: 文·写真 劉東平 Year 2000 Issue 6 PDF HTML
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6. 氷の洞窟と懸棺と
大自然の宝庫·蘆芽山(二七三六メートル)は、山西省西北の寧武県にそびえる山々の一つ。その名はあまり知られていないが、だからこそ神秘のベールに包まれたけがれのない美しさがある。華北落葉松の故郷その日は朝早く、蘆芽山のふもとを出発した。車はひたすら山道を走る。登れば登るほど林は密になり、緑も濃くなっていった。一帯は、寧武県の五十キロにも及ぶ密林の中心区域、ここの生育に適した華北落葉松(カラマツの一種)
Author: 文 写真·劉東平 Year 2001 Issue 7 PDF HTML
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7. 原生林に珍獣クロテナガザルの声
哀牢山(アイロウシャン)系は雲南省の中央を元江(ユエンチアン)に沿って縦断し、主峰哀牢山(標高三一六六メートル)は北部に位置する。哀牢山自然保護区は面積五〇三·六平方キロ、森林の占める割合は七一·五%。雲南特有の常緑広葉樹が大半を占める。この常緑広葉樹林は中国の亜熱帯地域では最大のものである。また、雲南省における亜熱帯北部と亜熱帯南部の中間にあるため、多様な生態系が形成され、一四八六種の植物、八〇
Author: 文·劉東平 写真·劉東平 胡亜華 楊椿材 Year 1998 Issue 3 PDF HTML
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8. 石宝山に南詔文化の至宝を貝る
最初の重要文化財麗江から昆明に戻る途中、剣川の石宝山に立ち寄ることにした。石宝山には南詔文化の至宝が残っている。石宝山の石鐘寺、獅子関などに掘削された石窟は、計七、八キロの長さにも達し、彫像が百以上もある。六〇年代に国務院から最初の重要文化財に指定され、一九八二年には最初の風景名勝区の一つに指定された。町から車を一時間も走らせると、緑の濃い石宝山に入る。私達は石鐘寺の全景を撮るため途中で車を下り、
Author: 文·劉東平 写真·劉東平 楊傑 Year 1999 Issue 5 PDF HTML
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9. 江南の歴史とともに―江蘇省常州
江南の名所はと問われれば、いくらでも名を挙げることができる。鎮江(チェンチアン)、無錫(ウーシー)、宜興(イーシン)、常熟(チャンシュー)、蘇州(スーチョウ)……たちまち五本の指がいっぱいになる。今回訪れた大運河沿いの町常州(チャンチョウ)は南京(ナンチン)と無錫の中間にあり、清(しん)(一六四四~一九一一年)の乾隆(けんりゅう)皇帝は、六回に及んだ南巡(江南視察)の際、常州に立ち寄っている。謎の
Author: 文·劉東平(リウトンビン) 写真·劉東平 陳馨(チエンシン) Year 1998 Issue 9 PDF HTML
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10. 北京五輪マスコット参上
五つのラッキーチルドレン二〇〇八北京オリンピックの千日前、二〇〇五年十一月十一日、五つのかわいい「福娃」(ラッキーチルドレン)がお目見えした。魚をイメージした貝貝(ベイベイ)、森林から来たパンダ晶晶(ジンジン)、オリンピック聖火の歓歓(ホァンホァン)、中国西部からのチベットカモシカ迎迎(インイン)と北京の燕·妮妮(ニーニー)。それぞれのマスコットには、繁栄、愉快、激情、健康と幸運という願いが込めら
Author: 于文=文 Year 2006 Issue 2 PDF HTML