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Your search : [ author:文·李信 写真·于志新] Total 4 Search Results,Processed in 0.080 second(s)
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1. 酒で出迎え、酒で遊ぶ
毎年、旧暦九月二十七日から二、三日にわたって開かれる蘆笙節(ろしょう)(蘆笙会)は、貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州のミャオ族のお祭りだ。蘆笙とは、ミャオ族やトン族が使う木製の管楽器で、日本の笙のようなもの。このお祭りを見るため、私たちは、車で同自治州の州都·都匀市から約六十キロの基場郷麻拱にあるミャオ族の村を訪ねた。ここは細長い村で、木造の建物はどれも、山麓の傾斜地に建てられている。車を村の近くの
Author: 文·李信 写真·于志新 Year 2002 Issue 6 PDF HTML
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2. ロープにすがって激流を渡る
怒江(スーチアン)の両岸は直角にきり立つ険しいがけが続く。その間を流れるのは激しく波立つ大きな急流である。しかし往来のためには、この怒江を避けて通ることはできない。船では渡れない怒江を渡る方法を考え出したのは、リースー(傈僳)族、ヌー(怒)族の人々だ。彼らは両岸にロープを架け、これを滑って対岸へ渡るのである。その起源については、古くからこんな伝説がある。怒江の東岸に一人の若者が住んでいた。彼は向こ
Author: 写真·于志新(ユーチーシン)文·李信 Year 1998 Issue 7 PDF HTML
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3. リースー族の聖なる沐浴
怒江(ヌーチアン)は青海·チベット高原のタングラ山脈南麓(なんろく)に源を発する。上流はチベット語でナッチュ河と呼ばれ、東に流れて雲南省に入ると怒江と名を変える。怒江は中国国内千五百四十キロをほぼ垂直に南下し、雲南省の徳宏(トーホン)ダイ族·チンプオ族自治州を通り抜けてミャンマーに入る。そこでまた名称が変わってサルウィン川となり、マルタバン湾に注ぐ。怒江は高黎貢(カオリーコン)山脈と碧羅(ヒールオ
Author: 写真·于志新(ユーチーシン) 李信(リーシン) 文·李信 Year 1998 Issue 6 PDF HTML
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4. 怒江とともに生きる―スー族とトーロン族
貢山(コンシャン)県丙中洛(ビンチョンルオ)郷の双拉(シュアンラー)村はヌー(怒)族の村で怒江(ヌーチアン)、沿岸の山すそにある。ヌー族の人口は2万余り、怒江両岸に古くから住むチベット系の民族だ。今なお原始的なトーテム崇拝が残っており、独特な習俗を現代に伝えている。家を建てる時とか婚礼、葬儀、農繁期、天災などは進んで助け合い、狩ってきた獲物は大人だけではなく赤ん坊に至るまで平等に分ける。また親孝行
Author: 写真·于志新(ユーチーシン) 文·李信(リーシン) Year 1998 Issue 8 PDF HTML