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え·楊永青] Total 138 Search Results,Processed in 0.106 second(s)
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1. 太公望の釣魚台
陝西省宝鶏市の郊外に渭河の支流で磻渓という川がある。岸辺に巨大な石が一つあり、石の上にちょうど二つの膝小僧を押しあてたような穴が二ついまも残っている。伝説によると、ここは西周(前11世紀~前771)の開国の功臣姜子牙が魚を釣ったところとされ、俗に「姜太公の釣魚台」と呼ばれている。そのあたりの山水の眺めはすばらしくて、ほかにも周の文王廟、姜太公廟、周の武王の「望相台」などの古跡があり、遠く唐代(61
Author: 整理·陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 7 PDF HTML
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2. 莫愁女
南京は古くは金陵、建業、建康とよばれ、またの名を石城、石頭城ともよぶ。莫愁湖はこの南京の名勝の一つで、「金陵四十八勝の首(はじめ)」とか「南京第一の名湖」といった評判をとっている。その名のとおり、この湖は莫愁という娘の名にちなんでつけられたものである。湖畔に、左手にスカートをつまみ、右手に桑の葉をもつ仕女の石像が立っているが、これが莫愁女である。この話は南北朝(四二〇~五八九)の時代に生まれた。梅
Author: 整理·陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 8 PDF HTML
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3. 雲郎と彩姑(雲南省·胡蝶泉)
雲南省大理の蒼山のふもとに胡蝶泉というのがある。水は清く、風景は幽美で、夏になると、無数の蝶が集まり、ひらひら飛びまわったり、一列になったり、輪になったりして、美しい色どりをそえるので有名だ。ここには蝶と泉の古い伝説があります。泉は、ときどきプクプクと泡を吹き上げ、それは真珠をつないだように見えます。周囲には木々がしげり、年じゅう鮮やかな花が咲いて、しみとおるような香りをただよわせます。色とりどり
Author: 整理 陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 10 PDF HTML
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4. 仙女綉花石(安徽省·黄山)
黄山にのぼって眺めると、はてしなく広がる雲海の中に、うつむいて刺しゅうでもしている少女のような形の石が浮かんでいるのが目にとまります。これが有名な「刺しゅう仙女」の石です。よく見ると石の仙女の手が動いているようで、ひとひらまたひとひら薄絹のような雲が指先に漂っては流れてゆきます。また、ずっとむこうには、これと向かい合って、臥牛峰が雲海の中に浮かんでいます。むかし、黄山のふもとに老人と孫娘が住んでい
Author: 整理·陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 6 PDF HTML
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5. 巣湖と銀魚(安徽省·巣県)
もともと巣湖は湖ではなく、鳥の巣の形に似た大きな盆地でした、それで巣州とよばれていました。大昔から巣州は宝の盆地で、豊作の年には、食べ切れないほどいろいろの農産物と果物でうずまります。ただ困ったことには一日じゅう大雨でもふると、すぐ水が三尺もたまり、畑の物や果物がすっかりだめになるので、毎年立秋になると、長い秋雨のくる前に、皆は香をたき、ろうそくをともし、お供え物を捧げて天の神に、平安無事を祈るの
Author: 整理·呉建群 陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 11 PDF HTML
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6. 霧を吐く白鹿
厦門は福建省に属し、島の上につくられた町であったが、五〇年代初期に集美海堤、杏林海堤が築造されてからは、大陸とつながるようになった。温暖な風土で、風光明媚な町である。厦門玉屛山の北麓にある「宛在洞」の洞内には、粘泥でつくった白鹿がうずくまっており、その鹿は口を石の裂け目に向けている。不思議なことに暑い夏ともなると、その石の裂け目から白い蒸気が吹き出し、それはあたかも、白鹿の口から吐き出されるように
Author: 整理·劉演揚 陳耕 え·楊永青 Year 1981 Issue 12 PDF HTML
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7. つばめの国からのおくりもの
これは、私が小さい時、おじいさんから聞いたお話しです。むかし、むかし、ホンブとノロブという兄弟がいました。弟のホンブはよく働く正直な百姓でしたが、とても貧乏で、自分の土地も持っていませんでした。それに、子供が大勢いましたから、おかみさんは働けません。ホンブひとりの手で、一家を養うのは、それこそ大変でした。兄のノロブは、隣りの村に住んでいました。とても金持ちで、倉の中には、お米がぎっしり、くさるほど
Author: 整理·尹京玉 え·楊永青 Year 1979 Issue 7 PDF HTML
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8. 文成公主の嫁入り
唐の時代、長安の都から文成公主がチベット王のもとへ嫁入りしました。チベットにはこれにまつわる多くの民話·伝説が語り伝えられています。唐代のことです。ときの皇帝に文成公主[注释1]という、とてもかわいがっている姫がおりました。ひじょうにかしこく、しかも美しく育ったので、姫が成人になったとき、各地の王侯たちは、それぞれ都に使者を出して、結婚の申し込みをしました。チベット王のソンツェンも、なんとかして姫
Author: 整理·蕭崇素 え·楊永青 Year 1979 Issue 11 PDF HTML
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9. 孟姜女の涙(万里の長城)
長城は東は渤海沿岸の山海関から、西は甘粛省の嘉峪関まで、全長一万三四〇〇華里(一華里は五〇〇メートル)あり、それで「万里の長城」と呼ばれる。これは世界でも最も壮大な古代建築の一つであり、宇宙船の乗組員が月からも見えたという。
Author: 整理·清泉 え·楊永青 Year 1980 Issue 3 PDF HTML
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10. 岳陽楼と「刨花魚」(湖南省·洞庭湖)
岳陽楼は湖南省岳陽市の西門にあたる三層の城楼で、唐代に建てられ、宋代に改修されている。洞庭湖にのぞみ、范仲淹の「岳陽楼記」で知られ、解放後は、全面的に手をくわえて、新しく公園となっている。岳陽楼はその長い歴史と、雄壮な建物と美しい風景で知られています。古来その楼に登って、洞庭の風光を賞(め)で、絵や詩を作った文人墨客は数知れません。昔、岳陽市は岳州府と呼ばれました。城内に住んでいる高官や金持ちは洞
Author: 整理·譚習芝 え 楊永青 Year 1980 Issue 6 PDF HTML