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Your search : [ author:懋丹] Total 6 Search Results,Processed in 0.157 second(s)
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1. 知識化の道を駆ける
「王保京(ワンパオチン)さんがうちの大学にはいる!」昨年の二月はじめ、西北(シーペイ)農学院ではこの重大ニュースがぱつと教授や学生のあいだにひろまつた。二月七日の午後には、王保京さんとその仲間たちがこの農業科学の最高学府にやつて来て、盛大な歓迎をうけた。いつたい王保京さんの入学はどうしてこれほど注目を集めるのだろうか?王保京というのは並外れた人物なのだろうか?とんでもない、彼はごくありふれた中国の
Author: 懋丹 Year 1961 Issue 3 PDF HTML
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2. 曹操の評価をめぐって
悪名高い人物曹操(ツアオツアオ)ほど名声のある人物は中国史上にまれであるが、彼ほど悪名高い人物もまたまれである。都市でも農村でも、老人であろうと若者であろうと、知識人であろうと勤労者であろうと、みな曹操といえばぴんとくるのは、奸悪で残忍な、「寧負天下人、不讓天下人負我」(我をして天下の人にそむかしむるとも、天下の人をして我にそむかしむるなかれ)を処世訓とする白塗り(中国の芝居では悪人をあらわすくま
Author: 懋丹 Year 1961 Issue 11 PDF HTML
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3. ある大学の移り変わり
北京(ペイチン)西郊のかつての皇族の別荘清華園(チンホワユワン)に有名な学府―清華大学が創設されたのはいまを去る五十年前、一九一一年のことである。このほど、同大学の教師と学生一万余名は感激と幸福感につつまれて創立五十周年を迎えた。彼らはまる半世紀にわたる同大学の大きな変化をふりかえつて感慨無量だつた!清華大学は、人びとの心に恥辱の印象をとどめると同時に、革命闘争の思い出をもとどめている。それは、帝
Author: 何林 懋丹 Year 1961 Issue 8 PDF HTML
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4. 京劇観賞手ほどき
―ちかく北京から京劇団がやってくるそうだが、京劇をみたことはあるのかね。ないんだ。こんどは是非見にゆきたいと思つているのだが、みてもよくわからないんじやないかというような気もする。―そんな心配はいらないよ。京劇はこの前梅蘭芳(メイランフアン)が日本に来たときもそうだったが、世界のいろんな国で公演して、どこでも受けている。中国と日本は昔から文化のつながりがふかいから、京劇なども、ほかの国のものより日
Author: 懋丹(マオタン) Year 1963 Issue 12 PDF HTML
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5. 孫悟空天宮をさわがす
花果山の美猴王(孫悟空)に竜宮を荒らされて腹を立てた竜王は、そのことを天の玉帝に訴える。玉帝は美猴王を騙して天庭によび、御馬廐の馬番を命ずる。一杯食ったと知った美猴王は天庭をとびだし、花果山にまいもどって齊天大聖を名のる。玉帝は部下を討伐にくりだすがかなわず、またもや美猴王を騙して天庭によび、正式に“齊天大聖”の名を与えるが、それは名ばかりで、職は桃園の番人。三月三日のおまつりに王母はおおぜいの仙
Author: 懋丹(マオタン) Year 1964 Issue 1 PDF HTML