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Your search : [ author:張鉄英] Total 2 Search Results,Processed in 0.082 second(s)
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1. 宋·陸游の書
陸游(一一二五~一二一〇)、字(あざな)は務観、放翁と号した。越州·山陰(浙江省紹興県)の人。かれは南宋時代の愛国詩人、出色の書家である。信書や詩巻にその作品の多くが伝えられている。代表作としてここにご紹介したのが「成都を懐(おも)う詩帖」である。紙本のこの詩帖は、高さ三四·六センチ、長さ八二·四センチ、書体は行草書体、故宮博物院の所蔵。七十九歳で致仕してから書いたもので、詩中でかれは四川での壮年
Author: 張鉄英 Year 1983 Issue 7 PDF HTML
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2. 明·李宓の「万松山房蘭亭帖」
東晋の永和九年(三五三)三月三日、大書道家の王義之は友人、門下生と山陰(今の浙江省の紹興)の蘭亭で修禊(しゅうけい)(みそぎ)の宴を催した。みんなは宴席で詩をつくり、このときに成った詩集に王義之が序文を書いた。この序文の書はなかなか精美なもので、空前絶後の芸術的水準に達し、後世、天下一の行書とほめたたえられた。世にいう『蘭亭帖』である。しかし、惜しいことにその真跡は唐の太宗李世民の副葬品として地下
Author: 張鉄英 Year 1984 Issue 9 PDF HTML