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1. 梁紅玉
その生い立ち梁紅玉(リヤンホンユイ)は北宋(九六〇~一一二六年)の末期に、江蘇(チヤンスウ)省淮安(ホワイアン)に生まれた。父は北の辺境を守備する武将で、かの女は幼いときから父について武芸をまなんだ。のちに不幸にも父が戦死したため、幼い梁紅玉は母に連れられて江蘇、浙江(チエチヤン)一帯をさすらい、貧困にせまられて妓女となった(死せる母を埋葬するために身を売って妓女になったといわれる)。北宋の末期と
Author: 史密 Year 1963 Issue 3 PDF HTML
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2. 遼の侵入とたたかった北宋の愛国宰相 寇冠準
寇準(コウチユン)(九六一~一〇二三年)は北宋時代の政治家で、遼の侵略を撃退するための中原の人民の愛国戦争のなかで、大きな役割をはたした。寇準は清廉な役人として正義をつらぬき、容赦なく権臣をも罰したので、しばしばその身に打撃をくわえられ、ついには僻遠の地に流されて世を去るにいたった。だが、寇準の愛国の精神と剛直な姿は、むかしから人びとの語り草になっている。年少にしてよく忠と義をまもる西暦九六〇年、
Author: 史密(シーミー) Year 1963 Issue 10 PDF HTML