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Your search : [ author:北京大学中文学部教授 商金林] Total 2 Search Results,Processed in 0.068 second(s)
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1. 私の教えた東大生たち
一九九七年三月から二年間、私は東京大学教養学部で学生たちを教え、東大生に対しいささか理解を深めることができた。東大生について私が受けた印象には、次の三つの特徴がある。その一、誇り高いこと、その二、自由、その三、時局の政治に関心が高いことである。日本では、東大に入学するのはたいへん難しい。一九九八年春の期末試験のとき、一年生のある学生は答案用紙にこう書いた。「先生、私たちが東大に入るのはたやすいこと
Author: 北京大学中文学部教授 商金林 Year 2002 Issue 11 PDF HTML
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2. 菊にみる中国と日本の心
『日本―姿の心』(新日鉄編)という本が、日本の国花を紹介してこう書いている。「日本では古来、桜が国を代表する花と考えてきた」「一方、日本の皇室のご紋章は菊である。だから菊も日本を代表する花となっている」。言ってみれば、日本の「国花」は桜と菊の二つあるということである。桜はもともと日本にあったが、菊は中国からの(魯迅流に言えば)「持ち込み」である。日本の春は、野も山も桜が一面に咲き誇り、秋はどこの庭
Author: 北京大学中文教授 商金林 Year 2001 Issue 12 PDF HTML