『日本―姿の心』(新日鉄編)という本が、日本の国花を紹介してこう書いている。「日本では古来、桜が国を代表する花と考えてきた」「一方、日本の皇室のご紋章は菊である。だから菊も日本を代表する花となっている」。言ってみれば、日本の「国花」は桜と菊の二つあるということである。桜はもともと日本にあったが、菊は中国からの(魯迅流に言えば)「持ち込み」である。日本の春は、野も山も桜が一面に咲き誇り、秋はどこの庭...
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『日本―姿の心』(新日鉄編)という本が、日本の国花を紹介してこう書いている。「日本では古来、桜が国を代表する花と考えてきた」「一方、日本の皇室のご紋章は菊である。だから菊も日本を代表する花となっている」。言ってみれば、日本の「国花」は桜と菊の二つあるということである。桜はもともと日本にあったが、菊は中国からの(魯迅流に言えば)「持ち込み」である。日本の春は、野も山も桜が一面に咲き誇り、秋はどこの庭...