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Your search : [ author:ジェトロ北京センター所長 江原規由] Total 193 Search Results,Processed in 0.095 second(s)
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1. 東北経済の振興は何を意味するか
1950年生まれ。1975年、東京外国語大学卒業、日本貿易振興会(ジェトロ)に入る。香港大学研修、日中経済協会、ジェトロ·バンコクセンター駐在などを経て、1993年、ジェトロ大連事務所を設立、初代所長に就任。1998年、大連市旅順名誉市民を授与される。ジェトロ海外調査部中国·北アジアチームリーダー。2001年11月から、ジェトロ北京センター所長。いま、実質世界一の高度成長を遂げている中国で、東北地
Author: ジェトロ北京センター所長 江原 規由 Year 2004 Issue 1 PDF HTML
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2. M&Aは外資導入の切り札となるか
1950年生まれ。1975年、東京外国語大学卒業、日本貿易振興会(ジェトロ)に入る。香港大学研修、日中経済協会、ジェトロ·バンコクセンター駐在などを経て、1993年、ジェトロ大連事務所を設立、初代所長に就任。1998年、大連市旅順名誉市民を授与される。ジェトロ海外調査部中国·北アジアチームリーダー。2001年11月から、ジェトロ北京センター所長。二〇〇二年、中国は米国を追い抜き、世界最大の投資導入
Author: ジェトロ北京センター所長 江原規由 Year 2004 Issue 3 PDF HTML
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3. WTO加盟後は「狼とダンス」を
二〇〇一年十二月十一日、中国は足掛け十五年に及ぶ念願であったWTO加盟を果たしました。改革開放路線で急成長した中国にとって、WTO加盟は、中国の最優先課題である持続的かつ高度経済成長を遂げていくためにどうしても必要でした。しかし当時、産業界にはWTO加盟に賛否両論がありました。そのころマスコミによく登場したのが、「狼来了」(狼がやってくる)という言葉です。この言葉は、WTO加盟によって関税が引下げ
Author: ジェトロ北京センター所長 江原 規由 Year 2004 Issue 4 PDF HTML
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4. 成長至上主義から人間重視へ
中国は、成長本位の時代から人民本位の時代を迎えたといえます。三月に開催された全国人民代表大会(全人代)の文献や決議の中のキーワードは、「以人為本」(人間を本とする)でした。中国は、一九七八年以来の改革·開放政策で高度成長路線を突き進み、昨年も九·一%成長と、実質的に世界で最も高い成長を遂げましたが、その過程で、都市と農村の所得格差が拡大するなどのいろいろな社会的矛盾が先鋭化しました。「以人為本」と
Author: ジェトロ北京センター所長 江原 規由 Year 2004 Issue 5 PDF HTML
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5. 中国崛起論は世界の懸念への回答だ
世界における中国のプレゼンスが、今日ほど向上したことはこれまでなかったと思います。言い換えれば、地球上のいたるところで中国が意識されない日はない、といっても過言ではないでしょう。これは中国経済の著しい成長の賜物、すなわち改革·開放四半世紀の成果といえるでしょう[注释1]。こうした中国の成長の恩恵は、例えば日本との関係で言うと、「中国の経済成長によって日本の対中輸出が伸び、日本経済の回復につながる」
Author: ジェトロ北京センター所長 江原 規由 Year 2004 Issue 6 PDF HTML
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6. 中国がますます狭くなる?
「中国が狭くなる」と言ったら、驚かれるでしょう。そんなはずのないことが、いま起こりつつあります。近年、中国では交通網が飛躍的に拡大し、便利に なってきました。とくに、高速道路網の発展には目を見張るものがあります。いまや、総延長距離で米国に継いで世界第二位の高速道路網が発展しております。かつてと比較にならない時間で中国のどこにでも行けるようになったと言えるでしょう。マイカーブームの昨今、北京にいて中
Author: ジェトロ北京センター所長江原規由 Year 2004 Issue 7 PDF HTML
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7. 軟着陸を目指す中国経済
中国経済の過熱論が、今日ほど内外の関心を集めたことはないといえます。このことは、中国経済の持続的成長と国際化の進展に大いに関係があるといってよいかと思います。昨年、中国は九·一%の成長を遂げ、今年に入っても、第一四半期(一月~三月)には九·八%と実質世界一高い経済成長を達成しております。このまま行くと、今年も、九%を超える高成長が見込まれます。高成長路線は中国の既定路線ですが、現下の問題は、まさに
Author: ジェトロ北京センター所長 江原 規由 Year 2004 Issue 8 PDF HTML
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8. 目指すは「市場経済国」
二〇〇一年のWTO加盟により、一九七八年来の中国の改革開放政策は、世界の承認を得たといえます。加盟まで十五年かかりましたが、以後、経済の国際化が大きく進展し、中国は世界第四位の貿易大国に成長しました。いま、その中国が、「第二のWTO加盟」と位置づけて、世界に承認を求めているのが「市場経済国」の地位です。中国は、今もって「非市場経済国」であり、国際通商上、大きなハンディキャップを課されています。どん
Author: ジェトロ北京センター所長江原規由 Year 2004 Issue 9 PDF HTML
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9. 中国の持続的成長は可能か
今回は、中国が目指している二〇二〇年までにGDPを二〇〇〇年の水準の四倍にすることは可能か[注释1]について考察してみたいと思います。中国は二〇〇〇年までに一九八〇年の水準のGDP四倍増を達成していますが、この二つの四倍増を別の視点でみると、「温飽」(衣食住が基本的に満たされた状況)から「小康」(いくらかゆとりのある)社会を実現するということになります。二〇二〇年までの四倍増(年率平均で七·二%以
Author: ジェトロ北京センター所長 江原規由 Year 2004 Issue 10 PDF HTML
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10. FTAは経済国際化の環境作り
一九七八年から始まった改革·開放路線は、四半世紀以上、中国に年率二桁近い高い成長をもたらしました。今や中国は、実質的に世界一高い経済成長を遂げているといって過言ではないでしょう。その過程で、経済の国際化が大いに進み、中国は世界第四位の貿易大国となりました。この高成長と国際化の延長線上にあるのが、今回のテーマであるFTA(自由貿易協定)です。中国は世界各国·各地区とのFAT締結に最も熱心な国といって
Author: ジェトロ北京センター所長 江原規由 Year 2004 Issue 11 PDF HTML