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Your search : [ author:文·劉東平(リウトンピン) 写真·胡婭華(フーヤーホワ) 劉東平] Total 82 Search Results,Processed in 0.082 second(s)
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71. 神秘の熱帯樹を見る―シーサンパンナ
西盟(シーモン)の阿佤(アワ)山から瀾滄(ランツアン)県を抜けてシーサンパンナに入ってからは道が徐々になだらかになり、鬱蒼(うっそう)としたパラゴムノキの森を背景に青々とした水田が広がった。道を行く色鮮やかなスカートをまとった少女たち、自転車に乗った赤い帽子の少年たちが、この肥沃な土地にいっそうあでやかさを添えている。景真の八角亭勐海(モンハイ)県まであと十数キロという時、山の上に美しい多角形の建
Author: 文·劉東平(リウトンビン) 写真·胡婭華(フーヤーホア) 劉東平 Year 1998 Issue 6 PDF HTML
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72. 三蔵法師玄奘(げんじょう)の古里へ
唐代(六一八~九〇七年)の名僧玄奘(げんじょう)(六〇二~六六四年)はわたしのかねて尊敬する歴史的人物である。わたしは以前、彼がインドから持ち帰った経典を収めた西安の大雁塔(だいがんとう)を見上げたことがある。新疆ウイグル自治区のシルクロード沿いにその足跡を尋ねたこともある。しかし、彼をはぐくんだ古里に足を向けるのは今回が初めてだった。玄奘の一生北京から列車で一晩過ごすと、河南省洛陽(ルオヤン)に
Author: 文·劉東平(リウトンヒン) 写真·霍建瀛(フオチエンイン) 劉東平 Year 1998 Issue 7 PDF HTML
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73. 江南の歴史とともに―江蘇省常州
江南の名所はと問われれば、いくらでも名を挙げることができる。鎮江(チェンチアン)、無錫(ウーシー)、宜興(イーシン)、常熟(チャンシュー)、蘇州(スーチョウ)……たちまち五本の指がいっぱいになる。今回訪れた大運河沿いの町常州(チャンチョウ)は南京(ナンチン)と無錫の中間にあり、清(しん)(一六四四~一九一一年)の乾隆(けんりゅう)皇帝は、六回に及んだ南巡(江南視察)の際、常州に立ち寄っている。謎の
Author: 文·劉東平(リウトンビン) 写真·劉東平 陳馨(チエンシン) Year 1998 Issue 9 PDF HTML
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74. ナーシー文化ただよう麗江
深さ三千六百メートルの峡谷雲南(ユンナン)省の西北部、迪慶(ティーチン)チべット族自治州政府のある中甸(チヨンティエン)からバスで麗江(リーチアン)に向かった。その途中に虎跳峡(フーティアオシア)がある。長江(チャンチアン)の流れが最初に大きくカーブする所だ。虎跳峡鎮を過ぎて哈巴(ハーハー)雪山のふもとを長江に沿って行くと、切り立つ山々は一層険しさを増す。青黒い巨岩の間からわき出した泉が岩壁を伝っ
Author: 文·劉東平(リウトンヒン) 写真·胡婭華(フーヤーホア) 劉東平 Year 1999 Issue 1 PDF HTML
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75. 水郷の美は周荘にあり
水郷の美-蘇州の周荘近年、旅行者が驚異の目を見張っていることがある。古代元曲(音曲つき芝居)の大家馬致遠(1250~1324)の描く「小橋、流水、人家」の風景が古い周荘の町に昔のままに残っているという事である。周荘は環境も優雅で建物も古く素朴である。町中の住まいの半分以上が、明清時代の物で、いまだに多くの古い邸宅と、彫刻を施したレンガ造りの門楼をみることができる。また周囲が河と湖に囲まれ、水路が縦
Author: 文·劉東平 絵·魯忠民 提供 胡才明 Year 1996 Issue 2 PDF HTML
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76. 福建首東必島―海浜レジャーのメッカ
東山島は福建省の最南端、漳州地区にある。羽を広げた蝶に似た形から「蝶島」ともいう。蝶島の周囲には三十余の小島があり、これも蝶が群舞しているようだ。東山島は北回帰線のわずか北に位置し、気候がよい。一月の平均気温は摂氏一三·一度、七月で二七·三度である。島の東南には七カ所の水の綺麗な海水浴場がある。ドライブ、乗馬、船あそび、釣り、もぐりにもよい。東山島には名所旧跡が多い。明清時代の古城や海軍基地があり
Author: 写真·翟東風 文·劉東平 絵·魯忠民 Year 1996 Issue 7 PDF HTML
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77. 古代シルクロードの賑わいを残すカシュガル
「カシュガルを見ずして、新疆を語るなかれ」という言葉がある。カシュガルは新疆ウイグル自治区南部の最大の都市であるばかりか、この方面の主要な民族であるウイグル族が人口の九〇%以上を占める民族色豊かな町である。また古代シルクロード沿いに発達した同市は、当時「疏勒国」とよばれ、商業と手工業が盛んで西域諸国との交易も多く、なかなかに繁盛した大都会であった。自治区の首府ウルムチで飛行機に乗ると、わずか一時間
Author: 文·劉東平 写真·李揚 趙永琦 Year 1997 Issue 8 PDF HTML
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78. ウルムチの紅山から天池に遊ぶ
私たちの乗った飛行機は、真っ直ぐに新疆ウイグル自治区の首府ウルムチに向かって飛んだ。飛行機の窓から外を見下ろすと、ウルムチの東側には海抜五四〇〇メートルを越えるボゴダ峰がそびえ、南には天山山脈がラクダの背のように連なり、北から西にかけては黄砂に覆われたジュンガル盆地が見える。空から見るウルムチ市の緑は、まるで天山山脈の足元に嵌め込まれた翡翠(ひすい)のようだった。景色にみとれているうちに、早くも飛
Author: 写真·李揚 趙永琦 文·劉東平 Year 1997 Issue 9 PDF HTML
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79. 川底下村に残る古建築の粋と謎
以前、こんな噂を耳にしたことがある。「ヨーロッパの豪商が、門頭溝区斎堂鎮の川底下村に視察に来た。彼は村内の小さな民家が気に入り、その場で数万元を払って買い上げようとしたらしい」。映画·テレビ業界が随分この村に惚れ込んで時代劇などを次々と撮影しているとか、古建築学者や民俗学者、画家が続々と足を運んでいるという話も聞く。川底下村は、人口が百人にも満たない山村だ。南向きの斜面に建物が寄り添うように並び、
Author: 写真·李長山 劉東平 文·寒菊 Year 1999 Issue 8 PDF HTML
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80. 太湖を見るなら無錫
蠡園蠡園は蠡湖(太湖の一部、春秋時代、越の范蠡が西施と舟を浮かべた)の名をとった。広さは6ヘクタール、北部分は石を雲の姿に積み、東は長廊下が湖に臨み、背後の壁には蘇軾等の墨跡が刻まれている。鼋頭渚公園鼋頭渚は太湖に突き出た半島であり、びょうぼうたる湖と、遥に七十二峰を望む絶好の場所である。広さは130ヘクタール、自然の中に人工を配し、鼋頭、澄瀾堂、光明頂、三山などに分かれている。恵山泥人形昔から恵
Author: 資料提供 裘明仁 陸炳栄 編集 劉東平 え·魯忠民 Year 1996 Issue 3 PDF HTML